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英語求人が急増。英語力ある人材に好機到来

新たなマーケットを海外に求める動きが加速し、社内の公用語を英語にする企業も登場するなど、「グローバル化」は今や多くの企業にとって最大の関心事。この状況下で、転職市場では何が起こっているのか。求人の最新動向とビジネスパーソンの意識調査をもとにレポートします。

調査方法:
外部機関によるWEBアンケート調査
実施期間:
2010/8/18(水)~8/20(金)
調査対象:
20~40代の正社員  1,156名
※ 求人件数は自社保有データ(2010年11月時点)

2010年12月2日掲載

英語力を求める求人の件数が1年前の2.7倍に

図1:英語求人数の推移 

グローバル化を推し進める企業が増えるに伴い、転職市場において英語力を求める求人が増加しています。リクルートエージェントが扱う求人で見ると、ビジネス初級レベル以上の英語力を応募条件に挙げる案件は、2010年11月時点で5397件。前年同月・2009年11月の1969件と比較すると、実に約2.7倍に急増しています(図1)。

全求人に占める「英語力を求める求人」のシェアは約20%。言いかえれば、募集案件の5件に1件は何らかの英語力を求めているということになります。

年収800万円以上の方の約5割が英語力の必要性を実感

では、ビジネスパーソンは、日々の業務の中で英語力をどの程度必要だと感じているのでしょうか。 アンケートの結果から、全体の30.7%が、英語力の必要性を「とても感じる」または「やや感じる」と回答しました。年収別では、年収が上がるにつれて必要性を感じる人の割合が増加し、年収500万円未満の人は25.0%、500~800万円は37.2%、800万円以上は47.3%が英語力の必要性を実感しています(図2)。

同じデータを職種別に見ると、英語力の必要性を「とても感じる」と答えた人は、製造系エンジニアの13.8%が最多。長引く円高の影響などにより工場の海外移転が進む製造業において、英語力のニーズが高まっているようです。 「とても感じる」「やや感じる」の合計では、IT系エンジニアが44.2%と最も多いという結果になりました(図3)。システム開発を海外に委託する“オフショア開発”が拡大しているIT業界においても、英語力のニーズが高まっているといえそうです。

図2:業務での英語力の必要性(年収別)

英語力がある人材は、希少価値が高い

図4:現在の英語力と

ビジネスレベル以上の英語力があると答えた人は全体ではわずか9.1%。 職種別では IT系エンジニアは15.8%、製造系エンジニアは9.7%、営業は10.4%、企画・事務系職は9.4%、その他の職種は5.4%という結果に(図4)。日常会話レベルの英語力はあるという人を含めても、どの職種も30%に満たず、英語ができる人材は希少価値が高いことが浮き彫りになりました。

キャリアアドバイザーの解説

今後の事業展開に海外進出は不可避と考える企業は増えており、海外での成否のカギは人材にあるということが各社の共通認識。現在のところ、英語力のある人材の価値は高く、英語力が転職市場で武器になりますが、外国人採用を進める企業も増えてきており、近い将来、英語力が必須になっていくことも考えられます。

英語力を生かしてキャリアアップ、とお考えの方は、希少価値の高いいまのうちに活動しておくこが望ましいでしょう。

ただし、1つ注意したいのは、転職市場では実務経験や技術力、専門知識といった要素が基本であるということ。語学力というツールだけをアピールしても、良い結果にはつながらないことが多いです。しかkりと、自分自身の強みといえる経験、キャリアをアピールしましょう。

転職事例紹介

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高橋さん(29歳) 電子部品商社の営業 → 大手外資系メーカーの営業

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