第二新卒の転職 >25歳101人の転職>中小企業にいた私は、大手にはいけない?

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中小企業にいた私は、大手にはいけない?
中小企業と大企業では組織体系や働き方が違うこともあって、20代後半になると、規模の大きい会社へは転職しにくくなる傾向があります。では、第二新卒者は?
業績不振企業で3年を過ごしたY・Oさんの事例
私立大文学部卒業。就職では希望のマスコミで惜しくも内定をのがす。
自信喪失し、しばらく就活を休止。
就職浪人も考えたが、4年の冬に中堅商社に応募、内定をもらう。
Y・Oさんにとって3年前の就職活動は苦い思い出でした。高校時代からマスコミ志望で、ゼミでもメディア論を専攻したにもかかわらず、最後の最後で内定を取り逃がしてしまったからです。周囲が次々と就職を決めていくなか、Y・Oさんは何もする気持ちになれず、無気力な日々を送っていました。そのままフリーターという道も考えたY・Oさんですが、両親や友人からの勇気づけで再び就職に動き、卒業直前に機械商社から内定をもらいました。配属先は営業部門。

しかし、就職した商社は決して恵まれた環境ではありませんでした。
会社全体の業績が振るわず、毎日深夜まで残業が続き、同期は入社半年未満に次々と辞めていきました。Y・Oさんも何度かくじけそうになりましたが、「就職から逃げたから、こうなってしまった。ここでまた仕事から逃げたら、自分はもっとダメになってしまう」と考え、歯を食いしばって仕事を続けたのです。

転職をせざるを得なくなったのは、事業部の身売りが決まったため。上司から「お前はまだ可能性があるのだから、転職を考えるべき」と言われ、いよいよ覚悟を決めたのでした。
「自分としては、これ以上出来ないというくらい頑張ってきたつもりです。しかし、いつも個人で動いていたので、プロジェクト型の仕事をどうすすめたらいいのかは分かりません」
そう3年を振り返ったY・Oさん。自分がやってきたことには誇りをもっているものの、それが他社でどう評価されるか不安な様子でした。

しかし心配は無用。会社の規模は関係ありません。どんな場合でも、厳しい仕事を逃げずやってきた人には大きなチャンスがあります。Y・Oさんの場合、自分ができること、出来ないことがしっかり把握できています。また、同僚が辞めていくなかで、大きな数字の責任を負って仕事をしてきたことも、多くの企業で評価されるのです。

Y・Oさんの転職は、いずれも上場している企業で大手出版社と機械メーカーのふたつの方向ですすみ、そのどちらからも声がかかるものとなりました。面接の評価は高く、特に仕事に対する姿勢は、どちらの企業からも高い評価を得ました。
私たちは、マスコミに近い出版社が本命ではないかと思っていたのですが、予想に反して彼は機械メーカーを選びました。
「自分にとって一番誇れるのは、大学時代に勉強したことではなく、社会人になってからの経験なので」
夢や憧れよりも、逃げずに頑張った3年間の方が大切…。転職活動を通じて、Y・Oさんはそのことを改めて実感したのかもしれません。

中小企業で守備範囲ひろく仕事をしてきたS・Gさんの事例
就職活動では大手企業を中心にまわるも、入社は中小メーカー。
仕事の守備範囲は広く、自分自身も楽しくやってきた。
将来の不安から転職に。
S・Gさんが就職したのは玩具・レジャー用品企画・制作A社。従業員数100名そこそこの中小企業ですが、マニアのあいだでは有名な会社で、S・GさんもA社製品の愛好者でした。
就職活動中、A社が新卒採用をおこなっていることを知り、すぐに説明会に参加。そこでA社のスタッフはほぼ全員、A社製品の愛好者であることを知ります。面接にすすむと、同じ趣味を持つ者同士すぐに話が合い、A社の気取らないカジュアルな社風に好感をもったS・Gさんは、まだ結果の出ていない大手企業の選考を取りやめて、入社を決意したのでした。

入社以来3年、管理部門に配属されたS・Gさんは気の合う同僚・先輩に囲まれ、忙しいながらも、それなりに楽しく仕事をしてきました。しかし、会社の業績は決して芳しくなく、賞与はいつもスズメの涙。趣味を仕事にできて楽しい面もあるものの、心のどこかで「もっと規模の大きな仕事がしたい」という気持ちも捨て切れませんでした。

ただ、自分が大企業でやっていけるのか、となるとS・Gさんも全く自信は持てませんでした。それまでA社でやってきた仕事は、労務管理・広報(専門誌の取材対応、HP管理)・販促企画・経理手伝い・総務と雑多。これといった専門性がなく、とても大手の仕事についていけるとは思えなかったのです。

ところが、S・Gさんの予想に反し、転職活動に動いた彼には大手企業からすぐに内定の話があったのです。
S・Gさんに内定を出した教育サービス大手A社はこんなことを言いました。
「ウチは仕事の区分けがはっきりしているので、自分の周りのことは分かっていても、全体が見えていない人が多い。彼(S・Gさん)は、これまでの会社で販促の仕事をしながら、これが広報としてOKかどうか、総務の仕事をしながらそれが経理からするとどう見えるのか、といったことを自然に考えられるようになっている。うちの20代の社員にはない感覚を持っていますよ」

キャリアアドバイザーからのひとこと
前職の企業規模は、たいしたモンダイではない!
中小企業出身だからといって、大手は無理と諦める必要はまったくありません。大手に限らず、どの企業も選考のポイントは、前職の企業規模などではなく、明確な応募意志/これまで何をやってきて/仕事を通して何を学んだか/そして潜在力があるかどうか。前の会社が大きくても小さくても、その舞台で懸命に仕事をしてきたかの方が重視されます。
ただし、その前にあなたに伝えたい重要なことがひとつあります。それは、会社の規模にこだわりすぎるのではなく、あくまで会社選びの基本は、自分を生かせる、自分がやりたい仕事がそこにあるか否かが、大事だということ。<大企業だから、大きな仕事ができる>とは限らないのですから。
 
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