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転職ケーススタディ

成功・失敗事例を通じて転職活動を上手に進めるコツをご紹介いたします。

[失敗]上場会社にこだわり過ぎて、中途半端な状況に陥っています

池田さん(31歳) の転職ケース

会計事務所会計士 → エンターテイメント系上場会社の経理(派遣社員)
年収 : 380万円 → 380万円

  • キャリアアップ、スキルアップを目指したい
  • 労働時間を減らしたい

とにかく上場会社に転職したい

「上場会社で経理をやりたい」「労働時間を減らしたい」。僕がリクルートエージェントのキャリアアドバイザー(CA)さんに伝えた希望は、この二つでした。
これまでに小さな会社の経理と会計事務所の会計士をやってきていて、そろそろキャリアアップしたいと考えたんです。労働時間を減らしたいという希望は、僕は学生時代から仲間とフットサルチームを組んでいて、平日の夜に練習できる時間が欲しかったから。これについては、、夜7時に帰れることが多いという噂も聞いていたし、上場会社に入りさえすれば自然と叶うことだと思っていました。
しかし、僕の話を聞いたCAさんは、「難しい希望ですね」という言葉を漏らしたのです。条件のいい上場会社には、他の上場会社での経験を持つ人たちが応募に殺到するため、書類選考で通らない可能性が非常に高いというのです。その上でCAさんは、「上場会社だけでなく、上場会社の子会社や非上場の事業会社で労働時間の短いところを探すことも視野に入れて活動したほうがいいですよ」という妥協的なアドバイスをしてきたのです。
それを聞いて、ちょっと憤慨してしまいました。そんなのやってみなくちゃわからないだろう、と思ったんですよね。

ポイント

すべての希望を叶えることに固執してはいけません

転職を考えている方の多くは、一度にすべての希望を叶えたいと考えがち。しかし、現実的には、それはなかなか難しい場合がほとんどです。まずは、自分のなかで希望条件のプライオリティをはっきりさせ、なるべくそれが叶うような転職先を探していきましょう。

派遣で知った、上場会社の実情

だから僕は、上場会社ばかりを受け続けることにしたのです。その数、10数社に上ったでしょうか…。
悔しかったのは、どれも面接で自分をアピールする機会がもらえなかったことですよね。すべて書類選考で落ちてしまった。不本意ですが、CAさんの言葉はある程度は当たっていたみたいです。
でも、僕は自分の可能性を諦めたくはなかった。そんな時、別の人材紹介会社経由で派遣会社の紹介予定派遣という選択肢を紹介され、飛びつきました。これは、6ヵ月間の試用期間を経れば、正社員になれる可能性があるという嬉しい条件がついた派遣でした。それを拠りどころに、あるエンターテイメント系上場会社の経理として働き始めたのです。
最初は意気揚々としていましたが、ほどなくして、どうも僕のイメージとは異なることが多いことに気が付き始めました。まず、仕事の内容が特殊すぎました。これまで経験したことがない業務フローばかりだったんです。しかも、みんな夜の9時過ぎまで働くことは当たり前。繁忙期には、毎日終電間際という有様でした。
僕は、ここで正社員になってもあまりいいことはないと考え、6ヵ月間の満了を待たずして契約を打ち切ることにしたのです。

ポイント

希望転職先に関する正しい情報を掴んでおきましょう

この方は、上場会社に勤めている知人から「経理の人間は7時には帰宅している」と聞かされて、そう思い込んでいたようです。たしかに、そういう会社もあるかも知れません。でも、それはあくまでも一例にすぎないのです。そもそも上場会社の経理は、月末や決算期などは業務が集中するため、残業は当たり前というケースが多く見られます。イメージ先行の転職をしてしまうと、現実とのギャップに悩むことになってしまいます。事前に、希望転職先の正しい情報を掴むよう心がけましょう。

正社員への道は、未だ遠く

僕はリクルートエージェントを訪問し、上場会社の正社員を目指して転職活動を再開させました。その一方で、派遣会社では別の上場会社への派遣の口を探してもらうようにもしたのです。
リクルートエージェントでの活動結果は、以前とまったく同じでしたね。すべて書類が通らなかったんです。CAさんには散々やり方を変えましょうと言われたけど、希望の企業に入社できないなら意味がないとつっぱねました。そんな中でも、派遣会社からはいくつか話があり、結局僕は、その中から最も条件の良い上場会社に派遣される道を選ぶことにしたのです。
そこで働き始めて、2ヵ月が経ちました。上場会社特有の業務フローについては、前に少し経験したので、それほど大きな戸惑いは感じていません。もうしばらく我慢すれば、普通にこなせるようになって、正社員になれる可能性も出てくるんじゃないかと思っています。ただ、やっぱり残業が多いのが悩みの種。最近、ぜんぜんフットサルの練習ができていないんですよね…。

担当キャリアアドバイザーより

私は池田さんに、上場会社の子会社や非上場の事業会社への転職も視野に入れるようお勧めしました。これは、事業会社でキャリアを積み、そこから上場会社へのステップアップを図ろうという提案でもったのですが、その意図はご理解いただけませんでした。
私たちは、お客さまの強みと企業側のニーズをすり合わせ、その上で希望を叶えるための多様なアプローチ方法を提案しています。一見妥協案に感じられても、それは、将来のキャリアプランを考慮したご提案であることを、ぜひご理解いただければと思います。

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