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未経験から目指すコンサルタント「志望動機」の伝え方と書き方【例文付き】

面接の質疑応答で必ず問われる「志望動機」。経験・スキルが同程度の応募者が複数いた場合、志望動機で選ばれるケースは少なくありません。説得力ある志望動機を語れるようにしておきましょう。

ここでは、主に未経験からコンサルタントを目指す人に向け、志望動機の伝え方のポイントをお知らせします。

コンサルタントを目指す人が「志望動機」を伝えるための4STEP

【STEP-1】仕事で大切にしたいこと、こだわりを明確にする

未経験からコンサルタントを目指す場合は、「自分が大切にしたいことがコンサルタントという仕事で実現できる」というストーリーを明確にしておきましょう。例えば「経営者のパートナーとして企業の未来を描きたい」「戦略策定のスキルを磨きたい」「企業が困っている課題を解決したい」「生き生きと働ける人が増えるように、組織改善を支援したい」といったことです。

【STEP-2】STEP-1で挙げたキーワードを念頭に、企業研究をする

コンサルティングファームは大別すると「戦略系」「会計系」「業務系・総合系・IT系」などがあります。いずれも、コンサルタントの経験がなくても、前職で身に付けた専門知識、課題分析力、提案力やそれらの素養が認められれば受け入れられる可能性があります。

それぞれのコンサルティングファームの特徴をつかんだ上で、自分の志向に合っているか、自分の経験・スキルが活かせるか、照らし合わせてみましょう。各社の特徴をつかむには、以下の「5W1H」に注目してみてください。

Where(どこで)──対象とする業界・企業属性など
When(いつ)──支援のタイミング、プロジェクトのスパンなど
Who(誰に)──関わる相手。経営者や部門責任者など
What(何を)──支援する課題・テーマ
Why(なぜ)──目的・ビジョン
How(どのように)──支援の手法や手順など

これらの観点で企業研究を行うと、その会社の強み、こだわりなどが見えてくるはずです。

なお、大手コンサルティングファームでは、「クライアントの業種や領域(会計・生産管理など)ごとに部門が分かれている」「一部門が多様なクライアントの案件に携わる」など、組織体制に特徴が表れています。

企業研究に際しては、企業サイトを読み込むのはもちろん、「社名 経営者名」「社名 コンサルタント」などのキーワードでWeb検索してみることをお勧めします。

コンサルタントは発信力が高い人が多く、SNSやブログで意見を述べていたり、あるいはビジネス系メディアなどにコメントを寄せていたりすることもあります。その内容から、理念や考え方に共感できるか、自分が思うようなコンサルティング活動ができそうかどうかを見極めましょう。

例えば、クライアント属性やサービス内容が似ていても、企業によって「最新のビジネストレンドに関する情報収集力」「数値分析力」「社長の想いに寄り添ったコミュニケーション力、並走力」など、重視するポイントが異なるものです。中小規模になると、その特徴がより色濃く表れます。

【STEP-3】「企業のこだわり=自分のこだわり」であることを証明する

企業研究でつかんだ、相手企業の「大切にしていること」「こだわり」を挙げて、それが自分と共通していることを伝えられるように準備します。

「御社では**を大切にしているとのことですが、私も**を大切にして働きたいと思っています」の一言で終わるのではなく、「**を大切にしたい」と考えるようになった出来事、経験のエピソードを具体的に語れるようにしておきましょう。

つまり、その会社の理念や考え方に共感していることを、リアルなエピソードによって説得力が増します。

【STEP-4】今後の目標・ビジョンと、その達成プランを語れるようにする

ビジネスパーソンには「ストック型」と「フロー型」のタイプがあります。ストック型は、これまでの経験をベースに、それらを活かしてできることを考えるタイプ、フロー型は、まず目標を決め、その達成のためにどうすればいいかを考えるタイプです。

コンサルタントに求められるのは「フロー型」の思考、姿勢です。ですから、自身のキャリアにおいても、先の目標やビジョンを見据え、そこに向けてどんな行動を起こしていくかというプランを持っているとプラス評価につながります。それを考えておき、「御社であれば目標に近づくための経験を積める」という志望動機に落とし込むといいでしょう。

「コンサルタント」志望動機の伝え方のポイント

未経験からコンサルタントを目指す場合は、まず「なぜコンサルタントなのか」に注目されます。これまでの経験から、コンサルタントに通じるような具体的なエピソードを挙げて伝えましょう。その上で、相手企業の特性と自分が目指すことの共通性を伝えます。

<例文>「コンサルタント」志望動機の伝え方・書き方

「私はこれまで、○○業務システムの営業として働いてきました。あるとき、クライアント先の社長にヒアリングを行う中で、○○業務の改善の前に組織体制の整備が必要なのではないかと考え、自分なりに勉強して情報提供を行ったところ、とても喜んでいただけました。そうして信頼を得たことで、より深い経営課題をお話しいただけるようになり、自社サービスに関しても適切な提案ができ、受注に至ったのです。この経験を機に、経営者のパートナーとして『経営課題の本質をとらえて提案を行う』という仕事を極めていきたいと考えるようになりました。

コンサルタントとして○○業務およびITの知見を活かしつつ、経営課題の分析力・解決力を磨きたいと思っております。御社(貴社)におかれましては、単なる業務改善にとどまらず、組織変革の支援に力を入れていらっしゃるとお見受けしました。私も『変革』というテーマにチャレンジし、中小ベンチャーの成長に伴走していきたいと考えております」
※面接で伝える場合は「御社」、履歴書に記載する場合は「貴社」

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リクルートエージェント宮永 正哉
リクルートキャリアの転職エージェントサービス「リクルートエージェント」のリクルーティングアドバイザーとして、コンサルファーム全般を担当。

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