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エンジニアの転職活動の進め方と心がけるべきポイントとは?

エンジニアの中途採用は「売り手市場」。とはいえ、希望通りの転職を実現するためには、計画や事前準備をしっかり行う必要があります。
そこで、エンジニアが転職活動をする場合の大まかな流れ、それぞれのプロセスでやるべきこと、心がけるべきポイントをお伝えします。

エンジニアが転職するまでの流れ

【STEP-1】転職までの計画を立てる

エンジニアが転職計画を立てる場合、まずは退職時期の目安を決め、そこから逆算して活動を開始しましょう。働きながら転職活動をする場合、応募から内定までの平均期間は2~3ヵ月です。しかし、エンジニアの採用を急いでいる企業は多く、中小ベンチャーなどであれば応募から1~2週間で内定に至るケースもあります。

一方、選考時期が大型連休期間と重なったり、面接担当者が長期出張に出てしまったりすると、面接の日程調整が難航し、長引くこともあるため注意が必要です。なお、昨今は平日夜や土日にも面接を組んでくれる企業が増えており、在職中でもスピーディに選考が進むケースもあります。

【STEP-2】目的を整理する

「とにかく今の状況から抜け出したい」「会社の将来性に期待できない」など、現状の不満・不安を解消したくて転職を考えている場合、それだけにとらわれて転職活動を進めると、企業選択を誤ったり、面接をクリアできなかったりする事態に陥ることがあります。

「今後、エンジニアとしてどんなテーマに取り組みたいのか」「どんなキャリアを積みたいのか」「将来、どんなエンジニア像を目指すのか」など、目的を定めましょう。同時に、「最低限必要な収入額」「勤務地」「休日休暇」など、こだわりたい条件も整理しておきます。

【STEP-3】業界動向や求人などの情報収集をする

業界のトレンド情報や求人情報を収集する手段はさまざま。一つの情報源だけでなく、併行して活用することで幅広く情報収集でき、選択肢が広がります。

転職サイト

開発環境や言語、商品やサービス、興味がある分野などのキーワードで検索すれば、該当する求人を閲覧することができます。また、匿名で職務経歴や希望条件を登録しておけば企業からオファーが届く「スカウト機能」も利用するといいでしょう。どんな企業が自分に興味を持ってくれるのか、自分の「市場価値」をつかむことができます。

転職エージェント

業界・職種専任のキャリアアドバイザーから求人の紹介を受けられます。転職サイトには掲載されていない「非公開求人」の情報も入手可能。また、自分では想定していなかった業界に、経験・スキルが活かせるポジションがあることを発見できるケースもあります。

これまでの経験・スキルや志向を踏まえた今後のキャリア構築の相談もできますので、「今の企業にとどまるべきか、転職すべきか」の判断のヒントも得られます。

知人の紹介

同じ業界で働く知人を介すれば、興味ある分野の仕事に携われる企業、社風が合いそうな企業に出会いやすいといえます。ただし、視野が広がりにくく、選択肢が狭まりがちになりますので、知人紹介だけに頼らず、「手段の一つ」として捉えることをお勧めします。

勉強会やSNSなど

エンジニアが集まる勉強会やセミナー、SNSなどで求人情報を入手できることもあります。業界のトレンド情報を収集しつつ、求人情報にもアンテナを張ってみてください。

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【STEP-4】応募書類を作成する

履歴書・職務経歴書を作成します。職務経歴書で必ず記載しておきたい項目は以下のとおり。

* 開発環境、開発言語、使用したツールなど
* 担当した製品・サービス、プロジェクトの概要・規模(メンバー数など)
* 担当した工程
* プロジェクトリーダー、プロジェクトマネジャーの経験

このほか、以下も記しておくと選考通過率アップにつながります。

* 業務の改善・効率化などへの取り組みと成果
* 技術面以外の自己PR…顧客折衝、外部パートナーとの交渉・調整、メンバー育成など

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【STEP-5】面接対策をする

エンジニアの面接で必ず聞かれるのは以下の項目です。

経験・技術スキルの確認

単に関わったプロジェクトの概要を伝えるだけでなく、自身がどの工程に、どの程度関わったかも、相手に正確に伝わるように整理しておきましょう。なお、実務未経験の技術の場合、独自に勉強しているのであれば、それも伝えてください。特に、IT・Web系エンジニアの場合、技術の進化のスピードが激しいため、企業側は「勉強し続ける姿勢」に注目しています。

転職理由

【STEP-2】で触れたとおり、転職に踏み切ったきっかけが「不満」「不安」などであったとしても、それをそのまま伝えるだけで終わるのは望ましくありません。

不満をきっかけに自分のキャリアを見つめ直し、「これから何をしたいのか」「これから何を目指すのか」まで語れるようにしておきましょう。

なお、転職回数が多いことを気にして「どう言い訳しよう」と悩む方も多いようです。しかし、特にIT業界などの場合は、もともと人材流動が活発な業界ですので、企業側はそれほど気にしていません。ただし「忍耐力がない」「飽きっぽい」という印象を抱かれるとマイナス評価につながりますので、転職の際にどうステップアップすることを目指したか、実際にどんなスキルを新たに身に付けたかを伝えられるようにしておいてください。

志望理由

どの会社にでも通用するような志望理由を語っても、相手に響きません。「なぜこの会社なのか」を語れるようにするためには、企業研究が必要です。企業のホームページ、採用ページ、ニュースリリース、社長やトップエンジニアのインタビューなどに目を通し、「自分がこだわりたいこと」「自分が目指すもの」「自分が希望する働き方」などと共通する部分をピックアップしてください。

自分と相手企業が「大切にしているもの」の共通性を語ることで、志望理由に説得力を持たせられます。なぜそれを大切にしたいと思ったのか、きっかけとなったエピソードがあれば、それも具体的に語れるといいでしょう。

なお、「転職理由」と「志望理由」には一貫性を持たせましょう。転職理由を「専門技術を磨きたい」としつつ、志望理由が「御社は幅広い事業展開をしているところに魅力を感じた」では、「結局、何がしたいのか?」と疑問を抱かれてしまいます。

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【STEP-6】内定~退職~入社

内定を得て入社意思を決定したら、在籍企業に退職意思を伝えます。強く引き留められることもありますが、転職活動中から引き継ぎの準備を進めておくことで、退職交渉がスムーズに進みやすくなります。例えば、マニュアルを文書でまとめておく、他メンバーに情報共有や指導をするなどして後任者を育てておく……など、自分が抜けてもなるべく業務に支障をきたさないように準備しておくといいでしょう。

リクルートエージェントでは、応募した企業の面接で質問されることなどの傾向や、どんな候補者が評価されるかなどの情報をお伝えすることができます。面接対策にお悩みの方はぜひ相談に来てみてください。