転職マーケットトピックス　販売・サービス職編（2010年5月：5月の悩み、3つの解決策）編

新年度が始まったばかりの4月は、異動や組織体制の一新といった環境変化があり、緊張感が高く慌ただしく過ぎていくもの。
しかし、GWで一息ついてみると、さまざまな不満や不安を意識するようになりがちです。この時期、リクルートエージェントによく寄せられる悩みと、それを解決するヒントをお伝えします。

今期も昇進／給与アップがなかった。この先も…

期の変わり目には、希望する店舗や部署への異動、昇進･昇格、給与アップなどへの期待が高まります。
しかし、それらの希望が叶わなかったことに不満を抱き、さらに来期も見込めないということで、転職を決意する方が多数いらっしゃいます。
たとえば、店長経験が長い方からは「SVやエリアマネジャーへのステップアップ」「本部への異動」などを希望しているが、今の会社では叶いそうにない、といった声をよくお聞きします。

1：ポストやキャリアステップが存在する企業に注目

昇進･昇格が叶わず落胆している方は、今後ステップアップしていける可能性のある企業に注目してみてください。
たとえば、出店を拡大している企業であれば、店長をはじめSVやエリアマネジャー、本部スタッフなどのポストが今後も増えていきます。

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2：転職活動をしてみることで、見えてくるものがある

実際に転職するかしないかは、いろいろな会社を見てみた上で判断すればよいこと。
転職すべきかしないべきか判断がつかない、この会社にずっといていいのか不安、などのように「キャリア」で悩む場合は、思い切って転職活動をしてみてください。
転職活動をすることで2つのことが見えてきます。

●自分の「市場価値」が見えてくる

自身の経験やスキルは他社にどう評価されるのかがつかめます。異なる業態、あるいは全くの異業界・異職種でこれまでの経験が生かせることもあり、視野を広げられるでしょう。 また、複数の求人に応募する中で、どんなスキル・経験が自分に足りていないかが見えてきます。

●業界内の好調・成長企業が見えてくる

自社を含め身近にある数社の業績だけを見て、業界全体の将来性に不安を抱いている方も多く見られますが、同じ業界でも好調な企業や成長している企業はあるのです。 普段、仕事をする中では、他社、他業界に触れる機会は得られません。広い業界を見ることで、業界の将来性に対する不安は和らぐかもしれません。

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3：夏の繁忙期に入る前に活動を

小売業界の皆さんは、年末年始からGWにかけて続いた繁忙期がようやく一段落する時期。しかし、じっくり考えていたのでは、決断ができないまま夏の繁忙期のシーズンに突入してしまいます。
まずは行動を起こし、さまざまな企業の面接を受けながら、希望を整理していくのも手です。

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