今期も仕事内容が変わらずスキルアップを図れそうにない
上記とは逆に、仕事内容が変わらないことに焦りを感じる方も少なくありません。
「違う分野を経験したい」「新しい技術を身に付けたい」など、新しいキャリアの展開を希望する方も大勢いらっしゃいます。
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転職マーケットトピックス IT・通信系技術職編(2010年5月:5月の悩み、3つの解決策)編2010年5月13日更新
新年度が始まったばかりの4月は、異動や組織体制の一新といった環境変化があり、緊張感が高く慌ただしく過ぎていくもの。
しかし、GWで一息ついてみると、さまざまな不満や不安を意識するようになりがちです。この時期、リクルートエージェントによく寄せられる悩みと、それを解決するヒントをお伝えします。
3月末でプロジェクトが終わり、新たな案件にアサインされたり、年度が変わって組織体制が一新されたりする時期。システム部門が分社化される、グループ会社に出向・転籍になる、といった変化も起こります。
そこから、「これまでのスキルを生かせない」「描いていたキャリアプランから外れてしまった」といった悩みが生じてきます。
一方、「受注案件がなくなり、待機状態になってしまった」「ネットワーク構築を手がけてきたが、保守・運用くらいしかする仕事がない」など、スキルダウンを不安視する声もよく聞かれます。
上記とは逆に、仕事内容が変わらないことに焦りを感じる方も少なくありません。
「違う分野を経験したい」「新しい技術を身に付けたい」など、新しいキャリアの展開を希望する方も大勢いらっしゃいます。
「今の状況から逃げ出したい」というだけで転職に踏み切るのはおすすめできません。
早まって会社を飛び出してしまうと、キャリアダウンや年収ダウンとなるリスクがあります。まずは今後、今の会社で希望の部門やプロジェクトに移れる可能性があるかどうかを探ってみましょう。
自社内にどんなプロジェクトがあるのか、把握していない方は意外に多いものです。
案件がなく待機状態になっている方の場合、ブランクが長引く可能性が高いのであれば、すぐにでも転職を検討した方がいいかもしれません。異動・組織変更・会社の方針転換などによって、自分が希望するキャリアから大きくそれてしまった場合も同様です。
分野や職種にもよりますが、半年~1年以上のブランクが空くと「即戦力」としての評価が下がり、転職してその職務に戻ることが難しくなるためです。
実際に転職するかしないかは、いろいろな会社を見てみた上で判断すればよいこと。
転職すべきかしないべきか判断がつかない、この会社にずっといていいのか不安、などのように「キャリア」で悩む場合は、思いきって転職活動をしてみてください。
「見聞を広げる機会」として転職活動をすることで、2つのことが明確になります。
●今の会社の良い点・悪い点が明確に
1度でも転職を経験されたことのある方なら、前職と比較することができますが、1度も転職されたことのない方であれば、今の会社がいいのか悪いのか判断できる情報が十分でないのでは。
他社と比較することで、はじめて今の会社をちゃんと判断できるものです。良い点であれ悪い点であれ、「今の会社で普通だと思っていたことが実は他社にはない」ということは見えてきます。
また、転職経験者の方でも、採用市場に出てくる企業は日々変化しているので、現在採用市場に出ている企業と比較してみてはいかがでしょうか。
●自分の市場価値が明確に
自身の経験やスキルが採用企業にどう評価されるのか、「市場価値」をつかめます。「やりたいことがある」「もっと評価されてもいいはず」そのように思われていることはぜひ市場価値を測ってみてください。
また、さまざまな求人を見ることで、どんなスキルや経験を積めば市場価値を上げられるのか、知ることもできます。
田丸さん(31歳)の転職事例 「気軽な相談から、素晴らしい転職へ」はこちら
キャリアアドバイザーより
希望しない部署・職務への異動を命じられ、転職を考える方がいらっしゃいます。もちろん、エンジニアとしての市場価値を高めるより、自分がやりたいことを追及していく働き方もあります。
しかし、求人市場動向を日々体感しているキャリアアドバイザーが、客観的に見て「その異動はキャリアアップにつながるチャンスである」と判断し、「今の会社にとどまり、チャレンジしてみた方がいい」とアドバイスすることもあります。
キャリアを考える上で何を優先するか、大切にしたいか。それを実現するためにはどんな選択をするのがベストなのか、一緒に探っていきましょう。
※この記事は、2010年5月13日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。
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4月はITエンジニアにとっても、プロジェクトの完了、新規プロジェクトの発足など、環境が変わりやすい時期です。一度、自身のキャリアを考えてみるのもよいかと思います。
ソーシャルアプリ関連の採用がさらに活発化するでしょう。インフラ分野では、クラウド、仮想化案件の増加に伴い、VMwareなど仮想化製品経験者のニーズがいっそう高まりそうです。