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仕事の「やりがい」とは?仕事のやりがいの見つけ方

仕事 やりがい

「仕事にやる気が出ない」「自分に合う仕事を探したい」など、仕事にやりがいを感じられないという悩みを持つ方もいるのでは。

では、仕事のやりがいとは何でしょうか。どうやって見つけたらいいのでしょうか。そこで、仕事のやりがいの見つけ方や、やりがいのある仕事に携わるヒントをご紹介します。

仕事における「やりがい」とは

仕事における「やりがい」とは、「前向きに仕事に取り組んで成果が出ている状態」を指します。もちろん、成果が出ていなくてもやりがいを感じることもありますが、成果が出ないままでは中長期的にやりがいを感じる状態を維持することは難しいでしょう。そのため、長くやりがいの持てる仕事を続けるには、成果も重要な要素となります。

そして、やりがいは人によって異なります。前向きに取り組む理由が「高い目標をクリアする達成感を得たい」という人もいれば、「スキルを身につけて専門性を高めたい」という人もいるでしょう。仕事への意欲の源泉は、本人の意思や志向と置かれている状況、職務経験、周囲の環境によって変化します。

もちろん、誰もが必ず仕事にやりがいを感じなければならないわけではありません。人生を充実し、豊かにするための構成要素のひとつに「仕事」が挙げられますが、他にも家族やパートナー、健康やレジャー、交友関係など、自身が重視する要素が充足し、バランスが整っているのであれば、仕事にやりがいを感じなくても焦る必要はないでしょう。

仕事における「やりがい」の見つけ方

人生において仕事の優先順位が高く、「仕事を充実させたいけれど、やりがいを感じることができない」「やりがいを感じることができる仕事に就きたい」という場合は、自己分析を通じてやりがいを明らかにするという方法があります。ご紹介する3つの方法から、ご自身に合った自己分析を始めてみましょう。

モチベーショングラフを使う

1つ目はモチベーショングラフを作り、自身が大切にしていることを明らかにする方法です。社会人になってからの自分の歴史で、仕事上のイベントと、その時の気持ちを曲線で表します。どのようなことに前向きに取り組み、モチベーションが上がったのかを可視化することで、仕事へのこだわりや姿勢、やりがいが明らかになるでしょう。なお、社会人経験が浅い場合は、子供時代や学生時代から作成するという方法もあります。

モチベーショングラフの作成イメージ

転職活動に欠かせない「自己分析」の4つのステップとは?

四象限マトリクスを使う

「やる気が上がる・上がらない」「結果が出せる・出せない」で業務を4つに振り分ける方法です。これまで手掛けてきた業務を一つひとつ振り返り、4つのうち当てはまると思われるところにどんどん書き出していくのです。成果が数字で測れない業務など、「横軸をどう振り分けていいかわからない」という場合は、周りに褒められたり、感謝されたりしたことなどを「結果が出せている業務」と判断するといいでしょう。

その結果、右上の枠「やる気が上がる仕事であり、かつ結果が出せている」に分類されたものが、今のあなたにとって「やりがいのある仕事」である可能性が高いと判断できるでしょう。

やりがいのある仕事

キャリアアドバイザーが解説!「やりがいのある仕事」の見つけ方

「他己分析」を参考にする

上司や同僚が仕事への取り組み姿勢やモチベーションを客観的に把握している可能性もあります。「自分に向いていると思う仕事は?」「前向きに取り組んでいるように見えた業務は?」など、仕事でかかわりのある人に聞いてみることで、意外な一面を発見できるかもしれません。

なお、転職エージェントを利用することで、第三者の目線で「やりがいを感じる仕事は何か」を紐解いてもらうのもひとつの方法です。例えば、自分では「アウトプットの質が高くない」と思い込んでいることも、第三者から見れば十分にアウトプットできている…というケースはよくあることです。キャリアアドバイザーから意見をもらうことで、自身の業務を俯瞰することができるでしょう。

やりがいを感じる仕事に携わるには

自己分析の結果、やりがいを感じられる仕事が明らかになったら、今後どのような方法でその仕事に携わることができそうかを考えてみましょう。テレワークや副業など、働き方が多様化し、ライフスタイルに合わせたワークスタイルを選択する人も増えています。いきなり転職しなくても、希望するポジションへの異動願いを出したり、現在の業務を工夫して仕事量を調整し、興味のある仕事に手を挙げてみたりする方法もあるでしょう。

また、営業職(メイン業務)とマーケティング職(サブ業務)の2つの業務を行う社内のダブルワーク制度を推奨したり、大企業からベンチャー企業など、企業間の留学制度を導入している企業も増えているようです。副業が許されている企業であれば、副業としてやりがいを感じる仕事をするという方法や、プロボノとして参加するという方法もあります。大学の講座やスクールなどを活用したリカレント教育によって、専門性を高めるという選択肢もあるかもしれません。まずは、現職でやりがいを感じる仕事に携わることができるかを考えてみましょう。

やりがいを感じる仕事に転職する場合は?

本来は現職の仕事でやりがいを感じられることが望ましいのですが、もし現職でやりがいを得ることができない場合は、転職という選択肢もあります。ご紹介した自己分析で「前向きに取り組み成果が出た仕事」が明らかになれば、それを実績として職務経歴書や面接でアピールすることができます。求人に記載されている「仕事の内容」や「必要な経験・能力等」を確認し、やりがいを感じることができるか、実績を活かすことができそうか考えてみましょう。

ただし、転職活動を成功させるには、転職市場のニーズも考慮する必要があります。例えば、「顧客との深い関係構築にやりがいを感じている。経験のある〇〇分野で顧客の関係構築を重視する仕事をしたい」と考えていても、必ずしも希望条件に適った求人が豊富にあるとは限りません。また、条件に合致した求人があったとしても、経験豊富な他の求職者からも応募があった場合は、選考通過できるとは限らないのです。そのため、「やりがいを感じる仕事探し」を軸にしながらも、転職市場の動向に合わせて条件を調整し、柔軟に転職活動を進めることをお勧めします。転職市場に合わせた条件の調整も、転職エージェントのアドバイスが参考になるでしょう。

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント 粟野友樹氏
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。