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転職エージェントが応募や内定承諾を急かす理由と、急かされた場合の対応方法は?

転職エージェント_急かす

求人の紹介、書類の添削、面接対策や条件交渉など、転職活動を全面的にサポートする転職エージェント。

場合によっては、求職者に行動を急かすこともあるようです。転職エージェントが急かす理由をご説明します。

転職エージェントと求職者の連絡の流れ

転職エージェントを利用した転職活動の場合、求職者は面談や面接を除き、応募企業と直接やり取りを行うことは基本的にありません。連絡はすべて転職エージェントを介して行われます。

一般的な流れと回答の日数目安

転職エージェントを利用した場合の、一般的なやり取りの流れと回答の日数の目安をご紹介します。※日数はあくまで目安なので、応募企業の状況などによって異なります

■求職者が求人に応募する

■転職エージェントが応募企業に推薦する

■企業から転職エージェントに書類選考の合否回答が届く(早ければ応募から即日~1週間程度が目安)

↓※企業から回答がない場合は転職エージェントが企業に確認する

■転職エージェントが求職者に書類選考の合否を伝える

■転職エージェントを通じて面接の日程調整が行われる

■面接(企業によって複数回行われます)

■企業から転職エージェントに内定回答が届く(早ければ面接から即日~1週間程度が目安)

↓※企業から回答がない場合は転職エージェントが企業に確認する

■転職エージェントが求職者に内定の合否を伝える

■求職者が内定の回答を転職エージェントに伝える(回答期限は内定から1週間程度が一般的)

選考が進むと、書類選考の合否回答や面接の日程調整など、毎日のように転職エージェントとやり取りが発生することもあります。「転職エージェントからアクションを急かされる」のは、主に応募と内定への回答が多いようです。

転職エージェントが応募や内定の回答を急かす背景

転職エージェントが応募や内定の回答を急かすのはなぜでしょうか。その背景をご説明します。

応募を急かされている場合

紹介している求人が早期に採用枠が埋まる可能性がある

転職エージェントが求職者に対して応募を急かす理由のひとつに、「紹介している求人に応募が集中し、早期に採用枠が埋まる可能性がある」という事情が挙げられます。中途採用は、予定していた採用人数が充足すると募集は終了してしまいます。応募が集中している求人に対して、転職エージェントは早めの応募を促すことがあります。

複数社を比較検討し、納得度の高い転職活動を実現するため

例えば、興味を持った企業に1社ずつ応募し、書類選考や面接の結果が出てから次の企業に応募するという進め方をしていると、選考状況が揃わないため、内定が出たときに比較検討ができません。できる限り応募する企業の選考状況を揃え、複数社から内定が出た状態で、最適な1社を選んだほうが転職の納得感は高まります。応募のタイミングを逃している場合も、複数の選考を進めるために、応募を急かされることがあります。

内定への回答を急かされている場合

他にも有力な求職者がいる

例えば採用枠が1名として、採用企業は先に内定を出した求職者の回答を待ち、もし内定辞退だった場合に、選考が進んでいる次の求職者に内定を出すことになります。もし次の求職者が他社からの評価がとても高い人材だと、早く内定を出さないと他社で入社を決めてしまう可能性があります。採用企業としては、先に内定を出した求職者の回答を早く知り、次の求職者に内定を出すかどうかの判断をしたいので、回答を急かすというケースが考えられます。

応募企業から急かされている

中途採用を行っている企業は、採用予定人数が充足すれば募集は終了しますが、内定を出しても入社が決まらない場合は、募集を再開しなければなりません。求職者側は内定の回答期限までに連絡すれば問題ありませんが、企業側は「内定を断られた場合、できるだけ早く募集を再開しないと入社予定日までに人材が獲得できない」と考えるため、内定の回答を急かすケースもあります。

応募や内定の回答を急かされた場合の対応方法は?

転職エージェントに急かされた場合の対応方法をご紹介します。

急かしている背景、理由を確認する

何度も急かされて気になるようであれば、転職エージェントに急かす理由を聞いてみましょう。転職活動のペースや他の求職者の応募状況などを懸念して、急かしている可能性もあります。急かす背景が転職活動のヒントになるかもしれないので、まず理由を聞いてみることをお勧めします。

急かされても主体的に行動し、場合によってははっきり意思を伝える

転職エージェントや企業側の状況は加味しながらも、基本的には転職理由や希望条件を優先し、面接で受けた印象や意思を重視して、納得できるペースで進めましょう。転職エージェントは転職活動をサポートする役割ですが、最終的な意思決定を行うのは求職者ご自身です。転職エージェントに急かされたとしても、受け身の姿勢での決断は避け、場合によっては「じっくり考えたいのでこちらからご連絡するまでお待ち下さい」などと伝えましょう。

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント 粟野友樹氏
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルを行っている。