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大学中退の場合の履歴書「学歴」欄の書き方

大学を途中退学した方が履歴書を作成する際、「中退と履歴書に書くべき?」「中退はマイナスイメージになってしまうのでは?」などの疑問があると思いますが、実際はどうなのでしょう。
ここでは、大学を中退した場合の学歴欄の書き方について解説します。

履歴書に大学中退について書くべき?

大学を中退したという事実があれば、学歴欄に書くのが一般的です。

もし大学での在学期間を記さなかったとしたら、高校卒業から就職までにブランクが生じてしまい、企業側では「この期間、応募者は何をしていたのか?」という疑問が生じる可能性があります。また、記載することで、その大学に入学できるだけの学力があったことを証明できるという利点もあります。履歴書に中退の事実を記載しなくても、面接で学歴について問われる可能性もありますから正直に書きましょう。

総務省では、最終学歴の定義について「最も高い教育機関を卒業した経歴」としており、大学中退の場合、最終学歴は高等学校卒業等の扱いになります。しかし、実際には「大学に入学した」という事実を尊重し、高卒者よりも昇格や給与面で優遇する企業もあります。ですので、履歴書には中退の事実を記載することをおすすめします。

人事担当者に聞く「大学中退者の扱い」は?

リクルートが企業の人事担当者にアンケート調査を行ったところ、大学中退者の学歴は、約3割が「大卒」「場合による」という回答となりました。

また、「場合による」と回答した人事担当者に内容を聞いてみたところ、「在籍期間」「人物」によって判断しているケースが半数を超していることが分かりました。調査結果からも、大学中退の事実は履歴書に書いておいた方が良さそうです。

やむを得ない事情で、大学を中退したときは―

大学中退の理由については、履歴書に記載しなくても構いません。
ただ、中退の事実を把握した採用担当者は、「退学理由を知りたい」と思うこともあります。経済的な問題や病気、家庭環境によるものなど、やむを得ない事情があるのであれば、中退にいたった理由を書き添えることをおすすめします。健康面での問題で中退し、現在は回復しているのであれば、「完治しており勤務に支障なし」というように現在の健康状態も加えておきましょう。
また、他に勉強したいことや挑戦したい分野ができた、留学したといった場合もその旨を書き添え、前向きな理由で中退したことを伝えましょう。

大学中退の履歴書の書き方例

書き方については、中退した年月と正式な学校・学部学科名に続け、「中退」を略さずに「中途退学」と理由を記載します。学歴・職歴欄にスペースがない場合、退学理由は備考欄や職務経歴書に記載しましょう。

【書き方例1】

学歴
2015年 9月 〇〇大学〇〇学部○○学科 英語習得を目的とした海外留学のため中途退学

【書き方例2】

学歴
2015年 9月 〇〇大学〇〇学部○○学科 病気療養のため中途退学
(現在は完治しており勤務に支障なし)

大学中退にこだわる必要はなし。前向きに転職活動を

「大学中退=マイナスイメージ」と考えず、これからどう仕事に携わっていくか、あるいは応募先企業にどれだけ貢献できるかということを重視しましょう。退学したことで「自分の進む方向性がかたまり、それに向けて努力してきた」など、アピール材料につながる可能性もあります。
納得できる理由を示せば、企業は必ずしもマイナス要素としてとらえるとは限りません。経験重視で学歴にはこだわらない企業もあるため、自信をもってあなたの強みをアピールし、転職活動に臨んでください。

※調査概要:一年内に中途採用に関わった人事担当者300名を対象(2019年3月実施)
調査会社:クロス・マーケティング