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転職のリクルートエージェント > 転職成功ガイド > 転職マーケットトピックス > 2010年度上半期の転職市場動向と下半期の動向予測 > 販売・サービス職(2010年9月:2010年度上半期の転職市場動向)
2010年9月16日更新
小売・外食業界では、昨年度から店長候補・売り場責任者候補・SV候補などの積極採用が続いてきましたが、2010年上半期はさらに活発化しました。
特に、「数年内に100店規模の出店」など大規模な拡大計画を打ち出したアパレル企業が採用に乗り出し、アパレル経験者はもちろん、他業態の店舗マネジメント経験者にも門戸が開かれました。
ただし、積極的な採用活動の結果、各社、人材が充足しつつあります。8月以降は新規求人の動きがやや鈍くなっています。
一方、5月頃からは複数の商業施設運営会社がテナントの販促・運営管理スタッフの募集を開始。人気が高く、多くの応募者が集まったことから、ほとんどの企業が早々に採用活動を終えました。
ほか、フィットネスジム、カーシェアリングサービス、コールセンター、ブライダル、学習塾、介護などの分野で運営責任者やSVのニーズが発生し、小売・外食分野での店長・SV経験を生かして転身する人が多数見られました。
昨年度と比較すると、選考のハードルはやや高くなっている感があります。
以前は幅広い人を対象に採用を行っていた企業でも、応募条件をしぼり込む傾向が見られます。書類選考は通過するものの、面接で見送られるケースも増えてきました。
人材不足を解消するための採用が中心だった以前とは異なり、今では、長期的な視点で成長戦略を担っていける人材を見極めようとする姿勢が見てとれます。
販売・サービス業界では、例年、秋口に求人が増える傾向にあります。
下期の出店戦略に応じて、あるいは年末年始の繁忙期に向けての採用が動くでしょう。11月頃の入社を見すえた採用活動が展開されるので、すぐに活動を開始することをおすすめします。
上半期に大々的な募集を行ったファストファッション業界は、夏に一旦募集をストップしましたが、今後の出店計画に伴い、採用を再開する可能性もあります。興味がある方は動向の観察を続けてください。
今すぐ活動を開始すれば、選考ペースが速い企業の場合、11月1日~12月1日の入社も可能です。その時期に入社しておくと、1~2ヵ月かけて職場に慣れた上で、年末年始の繁忙期を迎えることができるでしょう。 一歩出遅れると、年末~GWまでの長い繁忙期に突入し、転職活動をするタイミングがつかめない可能性があります。転職を考えるなら、早めに行動を起こしてください。
一口に「店長候補募集」といっても、企業の採用背景や求める人材は各社各様です。
たとえば、今、積極採用を行っている外食チェーンの例を挙げると、A社では変革期を支える上昇志向が強いタイプの人材を求めている一方、組織が安定しているB社の場合、腰をすえて長く働ける人材を歓迎しています。また、拡大中のC社では、これからオペレーションを築いていく必要があり、自分の手で新しいものを作り出していきたいという志向を持つ人材に期待を寄せています。
企業の課題や事情を正しく理解し、「自分の強みを生かせる」+「これから目指す自分に近づける」企業を選ぶことが大切です。
そのためにも、まずは自分のキャリアで「できること」「できないこと」を見極めることから始めてください。
キャリアアドバイザーより
「土日に休みたい」「先行きが不安」といった理由から、営業職への転職を希望する方が大勢いらっしゃいます。今後、求人環境が好転すれば、販売・サービス職出身者でも応募可能な営業職の求人が増えてくるかもしれません。
ただし、「なぜ営業職に転職したいのか」をしっかり考える必要があります。営業職を希望してリクルートエージェントに相談に訪れたものの、「本当にやりたいことは何か」「転職によって何を手に入れたいのか」を見つめ直した結果、やっぱり店舗系の仕事を選ぶ方は少なくないのです。現在の不満は、業界・職種を変えなくても、会社を変えることで解消できる可能性があります。私たちキャリアアドバイザーと話すことで、課題の本質を見極めていただきたいと思います。
※この記事は、2010年9月16日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。
節約志向の高まりに伴い、低価格路線のチェーンが拡大を図っている一方、震災後の消費回復が早かった「高級商材」の専門店も採用を強化しています。上半期の活動成功のポイントとして、「GW前後のスケジュール調整」に留意してください。
小売・外食業界では採用意欲が低下していますが、海外展開を図る企業では積極採用が続くでしょう。接客や店舗運営の経験を生かしてキャリアチェンジを目指す人にとっては、多様な選択肢がありそうです。
小売・外食業界全般は、採用に対してやや慎重姿勢になっており、新規求人の動きが鈍っています。しかし…
小売・外食業界では、震災により、店舗や商品の被害、消費マインドの冷え込みによる売上減といったダメージを受けました。そんな中、採用計画を見直し、求人をストップする企業も。また、募集を続けている企業でも、選考の目がシビアになり、面接通過のハードルが上がっています。
通常ですと、3月下旬から4月まで、外食では「歓送迎会」の繁忙期が続きます。しかし、震災の影響で自粛する動きがみられるのも事実です。震災の影響は予測できず、この中では通常時の動きを中心にご紹介しています。
店舗拡大が一段落した企業では、採用したスタッフを指導、教育するポジションのニーズが高まると考えられます。「巣ごもり消費」が拡大する中、EC関連のMD職の求人も増えるかもしれません。