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転職のリクルートエージェント > 転職成功ガイド > 転職マーケットトピックス > 2010年度上半期の転職市場動向と下半期の動向予測 > 営業職(2010年9月:2010年度上半期の転職市場動向)
2010年9月16日更新
昨年度の下半期と比較すると、2010年上半期の求人市場は活性化しました。
求人件数が増加し、ここ数年採用を控えてきた企業も採用に動き出しました。
6月頃からは、総合商社、不動産、食品メーカー、消費材メーカー、コンピュータメーカーなど、久々に採用に乗り出す大手企業が増加。採用枠が少ないため、一般公募は行わず求人を非公開にして採用活動を行った企業もありました。営業に限らず、業界経験不問の「総合職」の求人も目立ちました。
製薬、ネット、ファストファッション業界の大手企業は、業界未経験者を対象に大量採用を実施。
また、知名度はまだ低いものの、市場拡大が見込まれる分野の新興企業でも、複数名の採用が行われました。
昨年度と比較すると、書類選考の通過率が上昇しています。これまで書類選考で見送られることが多かった方が、面接に進めるケースが増えてきました。
業界経験がある人を即戦力として求めるだけでなく、人物やポテンシャルを重視して選考を行う企業も増えました。企業側は「なるべく多くの人と会ってみよう」という姿勢に転じており、採用意欲の高まりが見てとれます。
実際、マンション販売を手がけてきた20代半ばの方がメーカーに応募し、顧客対応力、新規開拓経験、ストレス耐性などが評価され、採用に至った例があります。
転職活動をする人は、複数の選択肢から選んで応募できる環境になりつつあります。
しかし、書類選考通過率が上がったとはいえ、最終面接で不採用になるケースも多く、油断はできない状況が続いています。
下半期の転職市場は、求人件数が大幅に増えるという期待はできないものの、新たな求人も出てくると見込まれます。
業績好調、あるいは攻めの戦略に打って出るメーカーからも、今後求人が出てくるかもしれません。
上半期、大量採用を行ったネット企業やファストファッション企業は、8月には一旦採用活動をストップしましたが、今後の戦略に応じ、下半期に再開される可能性もあります。
なお、医療業界では、業界未経験者を対象とするMR(医薬情報担当者)や医療機器営業の採用が続いていくでしょう。
これから転職活動計画を立てるなら、「1月1日入社」を目標とするといいでしょう。ボーナス支給後であり、新たな気持ちでスタートが切りやすいタイミングです。
企業側も「年内に採用活動完了」を目標としているところが多数あります。
1月1日入社を目指す場合、在職中の方であれば、退職交渉~引き継ぎ期間が必要であることをふまえ、11月下旬には内定を得たいところ。そのためには、今すぐ活動を開始しましょう。
特に大手企業を狙う場合、想定より選考に時間がかかることがあります。スピーディな決断、行動を心がけてください。
書類選考の通過率は上がっているものの、面接のハードルはまだまだ高い状況です。
最近は、最終面接で不採用になるケースが多数見られます。最終面接の相手である経営者や役員は、応募者が「今、何ができるか」以上に、「将来どうなっていくか」に注目しています。
その業界・会社で何をやりたいのか、将来何がしたいのか…将来ビジョンを明確に語れないと、相手の目には「意欲が乏しい」と映り、採用を見送られてしまいます。
面接の準備をしっかりしたつもりでも、1次・2次面接と最終面接では相手が異なり、当然ながら見ているポイントも異なります。
実際の仕事内容や人事制度など、1次、2次面接の相手(現場の上司、人事担当者など)にすべき質問を最終面接の役員相手に質問してしまい、見送りになるケースも見られます。
相手の目線を意識した面接対策を心がけてください。
キャリアアドバイザーより
大手企業や成長中の企業が経験不問で総合職を募集するなど、魅力的な求人案件が増えてきています。しかし、数名の採用枠に短期間で数十~百名単位の応募が押し寄せ、1~2週間程度で応募が締め切られてしまうケースも多数あります。転職市場は、想像よりも速いスピードで動いています。チャンスを見逃さないためにも、常に情報収集を続けること、興味のある求人を見つけたら迷わず応募してみることをおすすめします。
※この記事は、2010年9月16日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。
震災後も営業職求人が減ることはなく、ここ1年は増加の傾向。「特需」を受け、ハウスメーカーや建材メーカーが採用強化しているのが特徴的です。大手企業の総合職も含め、年度の採用計画が動き出す時期。「スタートダッシュ」が肝心です。
商社やメーカーで採用を控える動きが出てきました。今後の動きは海外情勢に左右されます。一方、ネット広告、人材、保険など、無形の商材・サービスの営業求人は今後もコンスタントに出てくるでしょう。
全般的に、大手企業や知名度が高い企業からの求人が増えています。金融機関、総合商社、飲料メーカー、食品メーカー、不動産など、多様な業種が総合職を募集…
一部、生産体制の立て直しや節電対応に追われるメーカーでは、現在も営業職の採用が停滞気味ですが、ネット・流通・サービスなどの企業はいち早く採用を再開。年度の採用計画も動き出し、新たな求人も出てきています。
新年度の体制整備のため、「異動」「転勤」が多く発令されるこの時期。リクルートエージェントにも、異動や転勤を理由に、転職相談に訪れる人が増えます。安易な決断はせず、冷静に考えてみましょう。
求人が回復するかどうかは決算次第。業績が安定し、攻めの戦略を取る企業は、積極採用へと動き出す可能性があります。医療業界では、未経験者を対象としたMR、医療機器営業の積極採用が続きそうです。