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転職のリクルートエージェント > 転職成功ガイド > 転職マーケットトピックス > 夏の終わりに考える、あなたのキャリア > コンサルタント・金融・不動産系専門職(2010年8月:夏の終わりに考える)
2010年8月19日更新
金融機関に勤務するNさん(29歳)は、久々に大学時代の仲間と飲んだ帰りに、「自分はこのままでいいのだろうか?」と不安を覚えたそうです。それぞれ専門分野を持って活躍している友人たちに比べ、何度も異動を重ねた自分には専門性が身についていない……30代を目前に、焦りを感じ始めたのでした。
夏季休暇中、同級生と再会して近況を語り合った方、あるいは、骨休めをしつつネットで情報収集をした方、仕事や将来についてゆっくり考えた方もいらっしゃることでしょう。
「このまま続けて大丈夫か?」「現状を変えたい」、そんな思いが少しでもよぎったなら、問題を先送りにせず、一度しっかりと悩みと向き合ってみてください。現状を打開するヒントが見つかるかもしれません。
まずは「転職するかしないか」ではなく、「どんなキャリアを築いていきたいか、どんな自分になっていきたいか」という観点で、ご自身の現状~将来像を見つめ直してみてください。具体的には以下のような観点があります。
●「モチベーションの源」は?
今の会社を選んだ理由、入社時の気持ちを振り返り、ズレが生じているかを考える
これまでの仕事の中で、充実感・面白み・やりがいなどを感じた場面を振り返る
●将来の自分の姿は?
1年後、3年後、5年後、10年後…と、自分がどうなっているのかを、先輩や上司の姿を基にイメージする
●何を経験してきた?
自分の「できること」を認識するために、これまでの業務内容を整理し、細かく書き出す
職務経歴書を作成してみる。成功体験については、課題に対してどう考え、どう行動したかという「ストーリー」を整理する
多くの人が誤解していますが「転職」と「転職活動」は別物です。転職活動をしたからといって、転職しなければならないわけではありません。
転職活動することで、世の中の動き、自分のキャリアがどう評価されるかなど、多くの発見があります。転職活動の結果、今の会社の良さに気付き、転職するのをやめて、元の仕事に満足感を持って取り組めるようになるケースもあります。活動してみて、転職するのがベストと判断すれば、転職に踏み切ればいいのです。
転職を決意したら、まずは内定~退職~入社がスムーズに運ぶよう、スケジュールを立ててください。何も考えずに進めると、思わぬ落とし穴にはまることがあります。
一般的に、求人を探し始めてから次の会社に入社するまでの期間は3ヵ月~半年程度が目安。退職しやすい時期から逆算してスケジュールを立ててください。
営業関連職の場合、期の変わり目に転職するのが理想的。次の期の目標数字が割り当てられる前に、退職意思を伝えるのが望ましいでしょう。後任者への顧客の引き継ぎもスムーズに運び、円満に退職できます。「ボーナス支給後」「新たな気持ちでスタートを切れる」という点で、1月入社もおすすめです。
コンサルタントや不動産関連職などプロジェクト単位で活動している方はプロジェクトの切れ目を狙ってください。
転職活動は、思ったより時間がかかる場合もあります。特に、在職中に転職活動する場合、面接希望日が相手の都合と合わなかったり、退職交渉や引き継ぎが長引いたりすることがよくあります。自身の状況をふまえ、時間がかかるリスクを想定してスケジュールを立てましょう。
キャリアアドバイザーより
「どこかいい会社があれば転職してもいいかな」というスタンスで、漠然と求人を探している方は多いようです。しかし、「今の会社でずっと働き続けますか?」と問われたとき、答えが「No」もしくは回答に困ってしまうようであれば、一度しっかり向き合ってみましょう。
まずは、これまでの仕事や環境をふまえ「変えたいもの」「変えたくないもの」を整理してみてください。自分にとっての課題や、大切にしたい軸が見えてくれば、自分に合う求人を選びやすくなります。
※この記事は、2010年8月19日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。
保険業界の損害サービス職、事業再生を担うコンサルタント、「スマートシティ」プロジェクトの推進要員、耐震補強を手がける設計/施工管理ほか、震災の影響でニーズが高まった職種は多数あります。可能性を探り、チャンスをつかんでください。
グローバルな経済状況に左右されるものの、M&Aやプロジェクトファイナンスなどのニーズが高まる可能性は大。後半の動きに注目を。コンサルティング会社による積極採用もしばらく続くと思われます。
複数の金融機関で総合職が復活。また、総合商社でも総合職採用が動き出しています。年内に募集終了となる可能性が…
金融業界では、外資系企業で採用の凍結が見られたものの、リテール部門を中心に今も活発な採用が続いています。コンサル業界、不動産業界でも、震災前の求人はほぼ継続。5月以降は年度の採用計画も動き出し、新たな求人も出てきています。
異動、転勤の季節です。自身の異動・転勤はもちろん、周囲の異動・昇進にも何か感じるところがあるのではないでしょうか。4月は今後のキャリアを考えるいいタイミングです。
市場に明るい兆しがいくつか現れています。日本株における調査、資産運用分野、不動産金融分野などで求人が増えていく可能性があります。M&Aなどグローバル戦略を担う人材ニーズも高まる見込み。