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転職マーケットトピックス 営業職(2010年8月:夏の終わりに考える)編転職マーケットトピックス 営業職(2010年8月:夏の終わりに考える)編

2010年8月19日更新

「小さなきっかけ」を大切に。考えてみることを先送りにしない

「小さなきっかけ」を大切に。考えてみることを先送りにしない

「自分はこのままでいいのだろうか?」

専門商社で営業をしているSさん(26歳)が「自分はこのままでいいのだろうか?」と思い始めたのは、大学時代の友人達と飲みに行ったのがきっかけでした。業種は異なるものの全員が営業職だったため、自然に仕事の話題に。Sさんは自分が一番長時間働き、実績も挙げ、社内の評価も非常に高いのに、大学の友人の中で一番給与が低いことを知り、がく然としたそうです。

夏季休暇中、同級生と再会して近況を語り合った方、あるいは、骨休めをしつつネットで情報収集をした方、仕事や将来についてゆっくり考えた方もいらっしゃることでしょう。

「このまま続けて大丈夫か?」「現状を変えたい」、そんな思いが少しでもよぎったなら、問題を先送りにせず、一度しっかりと悩みと向き合ってみてください。現状を打開するヒントが見つかるかもしれません。

 

「転職」ではなく、まずは「キャリア」を考える

まずは「転職するかしないか」ではなく、「どんなキャリアを築いていきたいか、どんな自分になっていきたいか」という観点で、ご自身の現状~将来像を見つめ直してみてください。具体的には以下のような観点があります。

●「モチベーションの源」は?
今の会社を選んだ理由、入社時の気持ちを振り返り、ズレが生じているかを考える
これまでの仕事の中で、充実感・面白み・やりがいなどを感じた場面を振り返る

●将来の自分の姿は?
1年後、3年後、5年後、10年後…と、自分がどうなっているのかを、先輩や上司の姿を基にイメージする

●何を経験してきた?
自分の「できること」を認識するために、これまでの業務内容を整理し、細かく書き出す
職務経歴書を作成してみる。成功体験については、課題に対してどう考え、どう行動したかという「ストーリー」を整理する

転職すると決めていなくても、「転職活動をしてみる」

多くの人が誤解していますが「転職」と「転職活動」は別物です。転職活動をしたからといって、転職しなければならないわけではありません。
転職活動することで、世の中の動き、自分のキャリアがどう評価されるかなど、多くの発見があります。転職活動の結果、今の会社の良さに気付き、転職するのをやめて、元の仕事に満足感を持って取り組めるようになるケースもあります。活動してみて、転職するのがベストと判断すれば、転職に踏み切ればいいのです。

転職を考え始めた方へのキャリアアドバイザーのアドバイスはこちら


転職を決意したら、まずはスケジューリング

転職を決意したら、まずはスケジューリング

転職を決意したら、まずは内定~退職~入社がスムーズに運ぶよう、スケジュールを立ててください。何も考えずに進めると、思わぬ落とし穴にはまることがあります。

目標とする退職時期を定める

一般的に、求人を探し始めてから次の会社に入社するまでの期間は3ヵ月~半年程度が目安。退職しやすい時期から逆算してスケジュールを立ててください。

営業職の場合、期の変わり目に転職するのが理想的。次の期の目標数字が割り当てられる前に、退職意思を伝えるのが望ましいでしょう。後任者への顧客の引き継ぎもスムーズに運び、円満に退職できます。
「ボーナス支給後」「新たな気持ちでスタートを切れる」という点で、1月入社もおすすめです。

想定以上に時間がかかることもある

転職活動は、思ったより時間がかかる場合もあります。特に、在職中に転職活動する場合、面接希望日が相手の都合と合わなかったり、退職交渉や引き継ぎが長引いたりすることがよくあります。自身の状況をふまえ、時間がかかるリスクを想定してスケジュールを立てましょう。

キャリアアドバイザーがすすめるスケジュールの立て方はこちら

他の職種におけるマーケットトピックス「夏の終わりに考える、あなたのキャリア」


キャリアアドバイザーより

転職について考えたり情報収集したりしていても、具体的に行動しないまま時間を過ごしてしまう方がいます。しかし、転職市場は想像以上に速いスピードで変化しています。また、ネットや本、求人票など、文字や写真から得られる情報には限界があります。面接を受けて、現場の空気や人に触れることで新たな発見が得られることも多々あります。まずは行動を起こすことをおすすめします。

※この記事は、2010年8月19日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。

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