AI・クラウド時代の最前線で磨く「技術力」と「人間力」。エンジニアの市場価値を高める仕事とは

AIやクラウドを筆頭に急速な変化を遂げるIT業界において、エンジニアがいかにして自身の市場価値を高め、持続的なキャリアを構築していくかは大きなテーマです。東証プライム上場グループ企業として確固たる技術基盤を持ち、データベース構築から各種DXソリューション、さらには生成AIを活用した最先端領域まで多角的にビジネスを展開する株式会社システムサポート。従来のSierとは一線を画し、時代の潮流をいち早く捉えた提案型ビジネスへの変革を推し進めています。今回は、同社執行役員兼大阪支社副支社長の小笠原一将さんを迎え、現場で動く最先端プロジェクトや、離職率5.5%・残業月平均10時間といった圧倒的な働きやすさを支えるフラットな組織風土について深掘りします。「完成されたスペシャリスト」だけを求めるのではなく、エンジニア一人ひとりの意欲と当事者意識に寄り添い、成長を全力でバックアップする同社の環境――。これから先の時代に必要とされるエンジニア像と、市場価値をドラマチックに高めるための具体的なステップに迫ります。

システムサポートが誇る「技術力」と「ビジネスモデルの変化」。

── 最先端テック企業として、市場の注目を集めているシステムサポート。その「強み」を教えてください。

小笠原:当社のルーツは、データベース技術やスクラッチ開発を行うSIerとしての側面にあります。ゼロからオーダーメイドでお客様の要望を形にする確かな技術力が最初の強みでした。しかし近年のマーケット変化に伴い、現在はクラウドやSaaS製品、各種ソリューションの取り扱いが急増しています。IR情報でもクラウドインテグレーションの割合が右肩上がりに伸びている通りです。もともと技術力に強い自信がある会社ですので、新しいソリューションが登場した際も、メンバー自身が興味を持って主体的に取り組んでくれます。結果として、その強い探究心が当社の強力な強みになっていると言えるでしょう。良い意味で「常にチャレンジが続いている会社」というのがリアルな印象です。決まった枠組みの仕事だけをこなすのではなく、新しい技術をどんどんビジネスに昇華させていく。そういった働き方を目指すエンジニアには非常にフィットする環境です。

── フルスクラッチ開発から、クラウドやSaaS主導の開発へと完全にシフトしている感覚でしょうか?

小笠原:そうですね、クラウドやSaaS製品の需要は非常に根強いものがあります。一昔前は企業の業務に合わせて時間をかけ、多額の予算でフルスクラッチのシステムを開発するのが当たり前でした。しかし現在の主流は、「すでに存在する優れたプラットフォームに、ユーザー企業の業務を合わせていく」という思想に大きく変わりつつあります。なぜなら、標準化されたクラウドに業務フローをアジャストさせる方が、圧倒的にスピードが速くコストも抑えられるからです。もちろん業務フローを譲れない場合は製品側をカスタマイズすることもありますが、当社が推奨するのはプラットフォームに業務を合わせていただくご提案です。それが結果的にお客様のDXを最速で成功させる鍵になるため、自信を持ってご提案しています。

大阪支社が擁する3つの事業部とAI活用のリアル。

── 現在、大阪支社にはどのような組織があり、具体的にどのようなプロジェクトが動いているのでしょうか。

小笠原:現在の大阪支社は250名を超える組織へと拡大しており、大きく「3つの事業部(インフラ寄り、アプリ開発寄り、SaaS特化)」に分かれています。インフラ寄りの組織では伝統的な強みを活かしつつ、昨年から「セキュリティ分野」に力を入れています。具体的には『Idira』という製品を用いた特権ID(Admin権限)の管理・最適化案件です。最高権限のパスワードをExcel管理しているエンタープライズ企業様に対し、クラウド上で安全に一元管理できるソリューションの導入を進めています。単に製品を入れて終わりではなく、複雑なシステム環境の要件を伺い、日々の運用に落とし込むところまでご支援できるのが当社の強みです。

── インフラ領域だけでもかなりモダンな動きですね。残る2つの事業部はいかがでしょうか。

小笠原:2つ目のアプリ開発組織では『Google Cloud』をベースに、様々なAI活用プロジェクトが動いています。例えば当社の自社AI製品『GEN-STEP』は、洋服の画像さえあれば撮影なしでモデルの容姿やポージング、背景まで生成AIで合成して商品写真を作るプロダクトです。実際の案件でも、こうしたノウハウで業務効率化を推進しています。3つ目のSaaS特化事業部では『ServiceNow』を取り扱っています。ここでは「生成AIの組み込み」がキーになっています。ヘルプデスク業務で問い合わせが届いた際、AIが質問の文脈を即座に理解し、過去の対応ナレッジから「最適な回答文」を瞬時に作成して担当者にサジェストするなど、実務に直結するAIの活用提案を次々と形にしています。

ワンチームで挑む開発体制と、アサインの裏側。

── 実際の開発体制やプロジェクトへのアサインはどのように行われているのでしょうか。

小笠原:平均すると「4名〜5名のワンチーム」で、期間は「3ヶ月〜6ヶ月」程度の中短期プロジェクトがボリュームゾーンです。基本的には少人数チームでスピード感を持って進める体制となっています。アサインで最優先しているのは、各メンバーの『強み』と『興味・関心』です。一言に「AIの仕事がしたい」と言っても、最先端技術を突き詰めたい人もいれば、AIで業務課題を解決したい人もいます。面談を通じ、個々の想いを鑑みるようにしています。250名を超える組織のためリソース状況により希望を100%反映するのが難しい局面もありますが、マネジメント層は「本人のモチベーションが1番高まる環境で仕事をすることが、最高のパフォーマンスを生む」という思想を最も意識してアサインを行っています。

── これだけ最先端のトレンドを捉えたプロジェクトが集まってくる理由は何でしょうか。

小笠原:実は客観的に見て当社の「マーケティング」や「営業力」はまだまだこれからという段階です。それなのに最先端案件が寄せられる理由は非常にシンプルで、「現場のメンバーが技術力ベースでお客様からの信頼を勝ち取ってくれているから」です。エンジニアが現場で素晴らしいパフォーマンスを発揮し、本質的な課題を解決する。すると「次もシステムサポートさんにお願いしたい」とリピートいただいたり、他社をご紹介いただく口コミの形でのお話が後を絶ちません。また、ソリューションのメーカー各社(グーグル、ServiceNow Japan、パロアルトネットワークスなど)からも技術力を評価していただき、「この難しい案件はシステムサポートさんに任せたい」とご紹介いただくパートナーシップも確立されています。現場が積み上げた「技術への信頼」という実績が全てですね。 

エンジニアの市場価値を高めるキャリアパスと教育制度。

── そんな御社で働くことで、エンジニアはどのように市場価値を高めていけるのでしょうか。

小笠原:インフラ部門であれば、単一製品にとどまらずクラウドやDB、ネットワークを組み合わせ、お客様の課題全体に対する『総合的な提案』ができるようになります。以前、あるお客様から「基幹システムをクラウド化し、遅いのでサーバーのスペックも大幅に上げたい」とご依頼がありました。他社様は言われた通りスペックを上げる提案でしたが、当社のエンジニアは事前に原因を徹底調査し、処理ロジックの不備を見抜いたのです。「コストを増やす前にDBのチューニングをしましょう」と提案し、結果としてチューニングのみでCPU負荷を80%から50%へ低減させました。表面だけでなく本質的な課題を見極めて提案する、そうしたビジネス視点が身につきます。

── アプリ・SaaS領域での成長や教育制度についてはいかがですか?

小笠原:アプリ開発なら圧倒的なAI案件密度の中で「AIがどこに効くか」というリアルな勘所が身につきますし、SaaSなら企業の業務プロセスそのものを変革する価値を体得できます。また当社は「技術学習への投資」を惜しみません。オンラインコースや研修費用は全額会社負担ですし、事前に学習計画を申請いただくことで勉強時間を勤務時間(有給)とみなす制度もあります。キャリアパスとしても、PL・PMを目指す管理職ラインのほか、生涯一技術者として極めたい方向けの「技術者(スペシャリスト)ライン」を明確に制度化しています。後者を選べば組織的なマネジメント業務から離れ、100%技術に専念することが可能です。

離職率5.5%、残業月10時間。自律と信頼が支えるフラットな風土。

── 離職率「5.5%」、残業月平均10時間、年間休日125日、週4日リモート可能と優れた環境ですが、これを支える風土とはどのようなものでしょうか。

小笠原:社内の「人間関係のフラットさ」が大きいです。20代の若手も増えていますが、年次やキャリアに関係なく気軽に相談できる環境が根づいています。当社には威圧感を持った偉そうな上司が本当にいません。「役割としてのリーダーとメンバーの区別はあるけれど、人間としては完全にフラットでいよう」というトップメッセージを徹底しています。

── 残業を抑え、高い生産性を維持できる理由は何ですか?

小笠原:1つは、生成AIをはじめとする最新テクノロジーを自社の業務効率化にも積極的に導入していることです。そしてもう1つは、メンバーの「圧倒的な真面目さ」です。リモート環境でも誰もが自律して成果を出してくれます。だからこそ会社もメンバーを100%信頼し、週1日出社を最低ラインとした「週4日リモートワーク」という自由な働き方を任せられるのです。

求めるのは「完成されたエンジニア」ではない。一歩を踏み出す当事者意識。

── どのようなタイプや志向性のエンジニアが活躍できますか?

小笠原:大事なのは『チャレンジ精神』と『当事者意識』です。評価制度は実力主義の側面が強いため、自分で自分の価値を高めていくんだという自立心がある方は非常に強いですね。ただ、「最初から一人で何でもこなせるスーパーエンジニア」だけを求めているわけではありません。最先端案件の印象からハードルが高く見えるかもしれませんが、「キャリアの伸ばし方に迷っている」という状態での応募も大歓迎です。大切なのは一人で抱え込まず「いま迷っています」と周囲にオープンに相談できるかどうか。声を上げてくれれば、面倒見のいい先輩たちが全力で次の1歩をサポートします。向上心さえあれば、現時点の技術レベルは問いません。

── システムサポートおよび大阪支社が目指すビジョンを教えてください。

小笠原:今後は既存のビジネスを土台にしつつ、「開発プロセスの変革」を見据えています。AIの台頭により「指示通り作るだけ」のフェーズは代替されていきます。私たちが目指すのは、コンサルと開発の中間に位置する『テクニカルに軸を置きながら、お客様全体に対して最適なソリューションやあるべき姿(To Be像)を自ら主体的に提言・実行できるITベンダー』です。これからは特定の部門との点でのやり取りにとどまらず、企業全体を俯瞰して「経営課題に対し、このテクノロジーで業務を変革すべき」とグランドデザインを提言し、実装までワンストップでやり遂げる組織へと進化していきます。

── 求職者の皆様へ、メッセージをお願いします。

小笠原:当社が約束できるのは、確かな「技術力」というベースがあり、それを活用して次のステージへダイナミックに挑戦している「現在進行形のワクワク感」です。どれだけ技術が進化しても、お客様の悩みを引き出し仲間と形にするのは人間です。日々の仕事の中で「小さなチャレンジ」を積み重ねてほしいと思います。その挑戦のプロセスがあなたの市場価値を高め、会社の成長につながります。経験をさらに尖らせたい方も、新しい領域へ一歩を踏み出したい方も、挑戦できる打席は豊富に揃っています。共感していただけたなら、ぜひ気負わずにご応募ください。お会いできる日を楽しみにしています!

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