転職エージェント トップ > 転職成功ガイド > 自己PR > 自己PRで「リーダーシップ」はどうアピールすればいい?【例文つき】

自己PRで「リーダーシップ」はどうアピールすればいい?【例文つき】

「自己PR」は、自身の「強み」や「応募企業にどう貢献できるのか」をアピールするもの。履歴書や職務経歴書に記すほか、面接で聞かれることもあり、企業が採用選考において重視するポイントの一つです。

ここでは「リーダーシップ」をアピールしようと考えている方のために、「自己PR」を書く際のポイントや例文を交えてご紹介します。

リーダーシップをPRできる「自己PR」を作成する際の基本ステップ

<STEP1>志望企業で求められている「リーダーシップ」のタイプを探る

どんな組織においても「リーダーシップ」は大切ですが、どんなチームを、どんなスタイルで統率することを求めているかは、企業によって異なります

例えば、経験が浅い若手が多いチームで、メンバーの気持ちを盛り上げながら目標に向かって走らせるリーダーシップを求める企業もあれば、さまざまな専門職のエキスパートが集結したチームで、互いをうまく連携させながらプロジェクトを進めるリーダーシップを求める企業もあります。

また、最近では、時代の変化に対応するために事業や組織の変革に取り組む企業も増えており、固定観念を打ち破って新しいことへのチャレンジを推進していけるようなリーダーに期待を寄せるケースも多く見られます。

応募する求人について、組織体制や社風、仕事内容などを調べ、自分のリーダーシップがどのように活かせるかを考えてください。応募先企業が重視しているものをつかむには、ホームページや求人情報のほか、社長のインタビュー記事なども探して読んでみるといいでしょう。また、中途採用への応募であっても、新卒採用ページにも目を通してみてください。学生向けに作られたページなので、仕事の進め方がわかりやすく、具体的に紹介されています。

特に「リーダー」「マネジャー」がチーム作りについて語っている記事に注目を。それを公表しているということは、これから入社する人にも同様の動きを期待している可能性が高いといえます。どんな社員が活躍しているかを知ることで、その会社が求めている要素をつかんでください。

ちなみに、昨今は「リーダーが決めた方針、やり方にメンバーを従わせる」というよりも、「メンバー一人ひとりの価値観を尊重し、個の強みを引き出しながら同じ目標に向かわせる」というスタイルでチームマネジメントを行ってほしいと考える企業が増えてきているようです。

以下はリクルートワークス研究所による『Works人材マネジメント調査2017』(東証一部上場の日本企業約2,200社対象)において、管理職(課長相当職)に求める要素として挙げられた項目です。ここでも「部下の動機づけスキル」が重視されている傾向が見られます。

しかしながら、企業によって何を最重視するかは異なりますので、ここに挙げられた指標を意識しながら、企業研究や自己分析をしてみてはいかがでしょうか。

<STEP2>自身の経験で「リーダーシップ」を発揮したエピソードをピックアップ

自身の経験を振り返り、志望企業が求めているようなリーダーシップを発揮した場面を思い出してください。そして、そのときの状況や行動を具体的なエピソードとしてまとめます。

シチュエーションがリアルにイメージできるように書くことで、読み手は「うちの会社でもこんなふうに働いてくれるといいな」と、活躍するイメージを描くことができます。

なお、社会人歴がまだ浅く、会社でリーダーを務めた経験がない人は、学生時代のサークル、アルバイトなどでリーダーシップを発揮した経験を伝えてください。

<STEP3>リーダーシップを発揮した結果、得られた効果・評価をまとめる

リーダーシップを発揮して仕事を進めた結果、どんな成果を挙げたかもまとめます。応募書類には成果まで記すことで、プラス評価につながりやすくなります。

職務経歴書の自己PR欄で「リーダーシップ」を伝える例文

「既存顧客のリピート率を高める必要があると考え、そのための新サービスの開発を提案したところ、開発プロジェクトのリーダーを任されることになりました。営業部門、カスタマーサポート部門、商品企画部門、システム部門、広報部門などからメンバーを集めてチームを組成するところから始めたのですが、最初に個別で相談した際、同じテーマに対して担当者によって捉え方や気にかけているポイントが異なることに気付きました。

そこで、一人ひとりのメンバーが大切にしたいこだわりを聞いた上で、皆に共通する部分を洗い出し、目指す方向性をとりまとめました。最終的には○○人のメンバーが関わることになり、個々の強みに応じて役割分担しました。

実働はほぼメンバーに任せましたが、最初に方向性を決めたことで、目標からブレることなく、モチベーションを維持したままプロジェクトを進めることができました。こうして約半年で新サービスを立ち上げ、リピート率50%アップという成果を挙げました」

面接での質問に備えておく

相手企業が、応募書類の自己PR欄を読んで興味を持ったなら、面接でさらにくわしく聞かれる可能性があります。リーダーとしてどんなことを心がけてきたか、以下のようなポイントも伝えられるように準備しておきましょう。

* メンバーとどのようにコミュニケーションをとってきたか
* メンバーの強みを引き出し、伸ばすためにどんな働きかけをしてきたか
* 悩みを抱えるメンバー、意欲が低下したメンバーにはどのように対応してきたか
* チーム運営のプロセスにおいて、どんな課題を発見し、どう解決したか

また、こうした自身の経験が、相手企業でどのように活かせるかまで語れるようにしておきたいものです。

リーダーシップのアピールはなぜ有効なのか?

最近では、最新のテクノロジーを活かしたサービスやビジネスモデルの開発、あるいは働き方改革など、既存の事業や組織のあり方を変えようとする動きが活発化しています。

そのため新たなプロジェクトが多数持ち上がり、しかも過去に事例や経験がない取り組みとなると、強い意思を持って推進する必要があります。そうしたチャレンジを担う人材のニーズが高まっており、プロジェクト成功に向けてチームをとりまとめていく力が求められているのです。

リーダーシップのアピールが裏目に出ないように

冒頭でも触れたとおり、昨今は、リーダーが独断で決めた方針に皆を従わせるような「トップダウン」型のリーダーシップではなく、一人ひとりの個性や強みを引き出して伸ばすようなリーダーシップを求める傾向が強くなっています。後者タイプのリーダーを求める企業に対し、「皆をグイグイ引っ張っていきました」というエピソードを披露しても、逆効果となるかもしれません。

企業ホームページなどで「ダイバーシティ&インクルージョン(組織に多様性を持たせ、個々の違いを受け入れて活かすこと)」「ボトムアップ」といったワードが見られる場合は、メンバーの考えに耳を傾けて受け入れるマネジメントスタイルを取っている可能性が高いと考えられます。応募先企業に適したリーダーシップをアピールできるよう、慎重に検討しましょう。

【参考】基本的な自己PRの考え方、応募書類や面接での伝え方

⇒ 転職における「強み」が見つかる自己分析
⇒ 自己PRを面接や履歴書・職務経歴書で効果的に伝える方法
⇒ 面接や履歴書・職務経歴書で使える自己PRの例文サンプル
⇒ 転職の面接で聞かれる「長所と短所」、どう答えるのが正解?
⇒ 自己PRの書き方と面接での伝え方(職務経歴書や面接で使える例文つき)
⇒ 自己PRで「継続力」はどうアピールすればいい?【例文つき】
⇒ 自己PRで「行動力」はどうアピールすればいい?【例文つき】
⇒ 自己PRで「協調性」はどうアピールすればいい?【例文つき】

リクルートエージェントでは、応募した企業の面接で質問されることなどの傾向や、どんな候補者が評価されるかなどの情報をお伝えすることができます。面接対策にお悩みの方はぜひ相談に来てみてください。