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不意の質問に慌てない!転職の面接で聞かれる質問23

採用面接では、どんな質問をされるかを想定して、あらかじめ答えを考えておくことはとても大切です。企業が面接を通して、主に確認したいのは「この人は当社で長く活躍してくれるのか」ということ。それも踏まえつつイメージトレーニングをしておくと、余裕をもって面接に臨めるでしょう。ここでは、採用面接でよく聞かれる質問と回答例を紹介します。

仕事に関する質問と回答例・回答のポイント

Q入社したらどんな仕事がしたいですか?

≪回答例≫

御社は世界水準の技術力を強みに、海外への事業展開も積極的に進める「挑戦的な社風」にとても魅力を感じています。私の営業力と語学力を活かして、海外の市場開拓に挑戦できればと考えています。将来は、営業担当者の人材育成に携わることを希望しています。

≪回答のポイント≫

あなたが想像していることと実際の業務にギャップがあると、それがきっかけで離職につながるケースも。そうした事態を回避するために、あなたが持っているイメージと現状にギャップがなかを確認するための質問です。仕事に対して具体的なイメージを持っているかをはかる目的もあります。応募企業との接点を意識して、将来の目標やキャリアプランを盛り込み、自分のやりたいことを明確に伝えましょう。

Qこの仕事には何が大切だと思いますか?

≪回答例≫

信頼関係を築きながらサービスを提供することだと思います。前職ではルート営業を担当していましたが、「お客さまは何を必要としているか」を考えながらやりとりしていました。信頼が高まれば、結果的に業績アップにもつながります。御社での仕事においても、単にモノを売るのではなく、お客さまの立場になってサービスを提供したいと考えています。

≪回答のポイント≫

こちらの質問も、想像と実務との間にギャップが生じていないかを確認する意図があります。仕事内容を理解できているか、仕事についてイメージできているかを探り、とくに未経験者に対して問われることが多いようです。仕事の特性を踏まえて、あなたの経験から導き出した解釈を伝えます。できるだけ自分の言葉で語ることが重要です。仕事に対する取り組み姿勢も併せてアピールすると、さらに効果的でしょう。

Qあなたの仕事観を聞かせてください。

≪回答例≫

私にとっての仕事とは、単に報酬を得るだけではなく、自己実現のための手段でもあります。自分のスキルの未熟さを歯がゆく感じたり、後輩社員の育成に頭を悩ませたりと、仕事で壁にぶつかったことは多々ありますが、それを乗り越えることで仕事人としてだけでなく、人間的な成長を実感してきました。こうした経験値を将来につなげられればと考えています。

≪回答のポイント≫

あなたの仕事観が社風に合っているか、さらにどんなときにモチベーションを高めて活躍できるかを、知るための質問です。特定の仕事ではなく、「働く」ということに対して、あなたがどのような想いを抱いているのかを答えましょう。自分は何のために仕事をするのか、仕事を通して何を得たいかをあらかじめ整理しておくとスムーズに答えられるでしょう。

Q仕事上の成功談、失敗談を聞かせてください。

≪回答例≫

チームマネージャーとしての取り組みが認められ、社内表彰を受けたことがあります。店舗ごとにチームを組み、どの店のサービスが優れていたかをお客さまからの投票で競い合いました。スタッフ一人ひとりと話し合いながら、店づくりを進めたことが結果につながったのだと思います。

そして、これには過去の失敗談が活かされています。お客さまに喜ばれる店にしようと先走りすぎてしまい、スタッフがついてこれなかったことがありました。それからは店全体のチームワークを大切に、スタッフ皆が共感できる方針づくりに気を配りました。とても貴重な経験だったと感じています。

≪回答のポイント≫

これまでの功績から、あなたの仕事のレベルやトラブル対応力、ストレス耐性などを探るのが企業側の狙いです。成功談については、たとえば売上実績など具体的な数値を挙げてエピソードを語ると、より真実味が増します。失敗談は何があったか事実を伝えるとともに、どう乗り切り、結果何を学んだかも語ることが重要です。

Q業界の現状について意見を聞かせてください。

≪回答例≫

日本では少子化もあって市場の縮小が懸念されていますが、海外のマーケットにはまだまだ開拓の余地があると思います。とくにアジア圏では〇〇国での市場の広がりが期待されているといわれています。御社では他社に先駆けて〇〇国での事業を展開されており、その先鋭的な視点と意欲的な姿勢に大きな魅力を感じています。

≪回答のポイント≫

相手は、あなたがどれだけ業界・企業研究をしているか、興味を抱きモチベーション高く仕事に取り組めるかを知りたいと考えています。同じ業界での勤務経験がある場合は、現状と展望に加えて、あなた自身の見解を加えると良いでしょう。

Q給与はどれくらいもらっていますか?

≪回答例≫

現在の年収は〇〇万円です。

≪回答のポイント≫

企業側の給与額決定の材料として質問されることが多いので、給与、賞与、手当などを含めた年収を明示します。前年度の源泉徴収票や給与明細をもとに金額を確認しておきます。また、併せて希望額を問われることもあるので、答えを用意しておきましょう。

希望を確認するための質問

Q給与はいくらくらいを希望しますか?

≪回答例≫

基本的に御社の規定に従うつもりですが、現在の年収と同等以上を希望いたします。また、業務にあたり推奨されている〇〇資格を保有しておりますので、併せてご検討いただけますと幸いです。

≪回答のポイント≫

要となるのは金額の妥当性や納得感です。経験や能力、年齢を総合的に判断し、妥当と思える金額を伝えましょう。一般的な認識から大幅に上回る金額(20%以上)を提示するときは、相手が納得できる明確な理由を添えることをお勧めします。

Qいつ頃、入社できますか?

≪回答例≫

入社時期については〇月〇日以降を希望します。離職前ですので、後任者への仕事の引き継ぎや御社への入社準備に〇週間程度、お時間をいただければと思います。

≪回答のポイント≫

現任者の退職が決まっている場合は、入社可能時期も選考結果に影響を及ぼす要素となる可能性もあります。返答次第では、他の候補者を優先することも考えられるので、応募先企業に相談することをお勧めします。
とはいえ、離職していない場合は「今すぐにでも入社できます」と答えず、仕事の進捗状況を踏まえて離職までの段取りを勘案し、具体的な時期を回答しましょう。一般的に、内定を受けてから入社までに1~2カ月程度かかることが多いようです。

事前準備が必要な少々答えづらい質問

Q転職回数が多いようですが、どんな事情があるのでしょう?

≪回答例≫

営業職へのこだわりから回数を重ねてしまいました。新卒で入社したA社では、営業部門から他部門に異動することになり退職を決意いたしました。次に入社したB社は業績不振によって担当エリアが大幅に縮小されることになり、退職に至りました。私は営業という仕事にとても魅力を感じており、今後も営業担当者として会社のために力を発揮したいと考えております。そのために転職活動を行ってまいりました。

≪回答のポイント≫

相手が知りたいのは、応募者の転職に対する考え方です。入社後に同じ理由で退職されることを避けたいという狙いもあります。企業とあなたとの間で「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを招かないためにも、率直に各社での退職理由を答えましょう。

QA社からB社に転職したとき、ブランクがあったようですが。

≪回答例≫

その期間は資格取得に向けての勉強をしておりました。A社に勤めていた頃、資格取得を目指しましたが、勉強に時間を割けなかったことから退職を決意しました。離職中は勉強に励み、資格取得後にB社に入社いたしました。

≪回答のポイント≫

就業ブランクがある場合に聞かれます。が、ブランクの理由をきちんと説明できないと、採用担当者は計画性に不安を抱いてしまいます。その期間に何をしていたかを具体的に伝えましょう。

Q当社にどんな印象をもっていますか?

≪回答例≫

御社は主軸事業の実績に甘んじることなく、昨年からは新たに〇〇事業にも進出されています。長い歴史をもちながら、成長意欲が旺盛で、チャレンジングな企業という印象を持っております。そして本日、御社に伺い、社員の皆さんがとてもいきいきとされていて、活気に満ちあふれた会社だと感じました。

≪回答のポイント≫

あなたの思い描く企業像と実状とに齟齬が生じていないか、あなたがどの程度、企業研究をしているかを探るための質問です。事前に情報収集して、企業の製品・サービスを把握し、自分が感じた印象を整理しておきましょう。または実際に訪問してみての感想を述べても良いでしょう。

Q人を動かすには、何が必要だと思いますか?

≪回答例≫

相手を思いやる心と厳しさの両方が必要だと思います。正当性をもって真摯に対応すれば、たとえ叱責されたとしても相手は納得してくれますし、個々の長所や功績を積極的に誉めることで、やる気を引き出せると思います。また指示するだけでなく、自分から率先して行動することで、部下からの信頼は高まるのではないでしょうか。

≪回答のポイント≫

管理者やリーダーとしての素養があるかを探るための質問です。マネジメント経験のある方は、自分のマネジメント方針について経験を交えて語ると良いでしょう。そうでない方は、管理者の立場になって、「部下のモチベーションアップにどう取り組むか」を考えて回答するのもひとつの方法です。また、「自分はどんな上司と働きたいか」という観点からの回答も有効でしょう。

Q将来の夢を聞かせてください。

≪回答例≫

エンジニア経験を活かして、技術者の人材教育に関わることが夢です。これまで培ってきたスキルやノウハウを若い世代に継承し、有能な技術者を育成できればと考えています。

≪回答のポイント≫

目的意識や将来設計を持っているか、それに基づく転職か否かを確認しています。将来の夢がある場合は、キャリア形成などと絡めて、実現に向けてどのような努力をしているかを答えます。これといった夢がない場合は10年後の自分の理想像を思い浮かべ、目標となる人を軸に答えを導き出すと良いでしょう。

Q転職することに、ご家族は賛成していますか?

≪回答例≫

家族は転職について理解し、応援してくれています。かねてから、この仕事に就きたいと話をしておりましたし、御社が理想にかなう会社であることも伝えています。

≪回答のポイント≫

採用を決定しても、周囲の反対によって入社辞退に至るケースも。そうしたことを企業側で事前に防ぎたいという意図が考えられます。反対されることが想定される場合は、あらかじめ家族やあなたの転職によって影響を与える人たちに了承を得ておきましょう。ただし、転職はあなた自身の人生設計の一部ですから、「確固たる意志をもって説明し、了解を得ます」という意思表示でも良いでしょう。

Qあなたの長所と短所をお話ください。

≪回答例≫

長所はリーダー的な資質があるところだと思います。前職では〇〇システム開発のプロジェクトリーダーを務めました。メンバーは正社員や派遣社員など、いろいろな就業形態の人たちが集まりましたが、チームが一丸となれるよう、彼らと密にコミュニケーションを取りました。プロジェクト遂行後、メンバーから「〇〇さんがリーダーだったから頑張れた」と言われて、嬉しかったです。

短所は、何かに夢中になると周囲を顧みずに、ひたすら突き進んでしまうところです。そんな自分を反省し、ときどき立ち止まって自分の行動を再確認するようにしています。

≪回答のポイント≫

自身を客観視できるか、仕事上にどう活かせるかを見るための質問です。独断の見解だけでなく、周囲からの評価も交えて話すのも効果的でしょう。抽象的な話題は避け、具体的なエピソードを交えて答えます。

営業職がよく聞かれる質問

Qどんな商品を扱ってきましたか?

≪回答例≫

前職では、道路工事などで使われる建設機械を扱っていました。私は営業職でしたので、取引先の道路工事業者を定期的に訪問し、〇〇種類に及ぶ当社の製品の中からニーズに合った機械を納め、メンテナンスや修理にも対応してきました。

≪回答のポイント≫

今までの経験が転職後も活かせるか否かを探る質問です。扱う商品により、営業対象や営業手法、業務サイクルなどに違いがありますが、ありのままに答えたほうが良いでしょう。一般的でない商品の場合、相手がどんな商品かイメージできるよう、用途や形態なども伝えます。

Q営業ポリシーを教えてください。

≪回答例≫

私の営業ポリシーは、「言われる前に提供する」です。顧客のニーズにかなう商品やサービスを、言われてから差し出すのではなく、先手を打って提案したいと考えています。もともと人と話すことが好きなので、客先にマメに足を運び、何気ない会話の中からニーズを探ることを心がけています。この営業スタイルを実践してからは、顧客からの信頼度も高まり、営業成績もアップしました。

≪回答のポイント≫

仕事に対する姿勢や誇り、そして高いモチベーションを持って働いているかを確認しています。「営業という仕事を通じて得たもの」「日々の営業活動に自分の素養をどう活かしているか」「何を目標に仕事をしたいと考えているか」。これら3つの観点を整理してみると、答えが浮かび上がると思います。

Q営業成績を教えてください。

≪回答例≫

毎月のノルマとして〇〇万円が課せられていますが、入社以来5年にわたり部内トップ5の成績を維持しています。また、前期には月契約数〇〇万円を達成し、社内表彰を受けました。

≪回答のポイント≫

営業能力をストレートに問うことで、職務経歴書と齟齬がないかを確認し、売上目標達成への意欲も見ています。同じ業界での転職なら売上数字を、異なる業界であれば同僚と比較しての相対的順位などを答えるとわかりやすいでしょう。

Q営業で気を付けていること、工夫していることはありますか?

≪回答例≫

ごく当たり前のことですが、細やかでスピーディーな対応を心がけています。話術の研究に励んだ時期もありましたが、小手先の対応では顧客の心は動かせないことを実感しました。それからは、顧客のニーズは何か、どうしたら嬉しいかを常に考えて行動するようになりました。

≪回答のポイント≫

営業担当者としてミッション遂行にどのように努めてきたかを確認し、ポテンシャルを探る質問です。これまでの営業の仕事で工夫してきたことをストレートに語りましょう。面接官が具体的にイメージできるようなエピソードを添えると効果的です。

Q営業の仕事にどんなイメージを持っていますか?

≪回答例≫

企業の顔として商品やサービスを広め、コミュニケーション力を発揮できる仕事だと思います。御社は新規開拓にも積極的に取り組んでいるので、営業担当者として新しい取引先を見つけ、自分で一から信頼関係を築いていけたら、とても大きな達成感を得られると思います。

≪回答のポイント≫

営業未経験者に対して聞かれることが多い質問です。事前に下調べをしているか、営業職に対してネガティブイメージをもっていないかを確認しています。また、営業職として活躍できる素地があるか、モチベーション高く働き続けられるかを探る意図もあります。求人票や企業サイトを参考に、具体的なイメージをふくらませましょう。身近に営業経験者がいる方は実体験を聞いて参考にするのもお勧めです。

技術職がよく聞かれる質問

Qどんなシステムをつくってきましたか?

≪回答例≫

医療用画像管理システムの構築業務支援に携わった経験があります。このシステムは、CRやCT、MRIなどの画像撮影装置から受信したデータを保管・閲覧・管理するもので、私は顧客の要望に合わせてカスタマイズを行いました。顧客によって要望が異なるので、さまざまな仕様への対応が求められ、製品知識やシステムの運用方法について、しっかりと把握するよう努めました。予定通り作業が進まないことや、トラブルが発生したこともありましたが、無事に稼働日を迎え、顧客から「便利になったよ」という言葉をいただいたときは本当に嬉しかったです。

≪回答のポイント≫

ストレートに技量を探る質問です。システム概要と特徴、担当工程を答えましょう。システムの上流から下流まで、どのあたりを担当したか、携わったシステム規模はどのくらいかなどが重視されます。システム開発経験が複数に及ぶ場合は、高度な開発例を挙げ、工夫した点や苦労話も盛り込むと良いでしょう。

Q技術動向を知るために、どのように情報収集を行っていますか?

≪回答例≫

業界研究を目的として、月刊〇〇を購読しています。また、Webサイトの〇〇には、御社のエンジニアである〇〇さんが執筆されているコラムが掲載されていますので、興味深く拝読しております。

≪回答のポイント≫

最新の技術情報を習得する意欲があるかどうかを探るため、技術系の面接官がよく聞く質問です。仕事に関連して、日頃購読している誌名や、応募企業の記事が載っている雑誌、社員執筆記事の掲載誌などもチェックしておくといいでしょう。IT系の場合は、勉強会への参加、オープンソースソフトウェアのコードを読むなども情報収集の手段のひとつになります。

Qプロジェクトリーダーとしてのこだわりを教えてください。

≪回答例≫

プロジェクトリーダーとして、大手金融向けシステムの開発に携わりました。工数管理だけではなく、メンバーがモチベーション高く開発に取り組めるよう、一人ひとりとコミュニケーションを取りながら、課題解決を目指しました。

≪回答のポイント≫

技術者としてのキャリアだけでなく、リーダーの資質や将来的な素養を探っています。PL経験者はプロジェクト内容やリーダーとしての責任の範囲を述べます。スタッフをどうディレクションしたかも併せて答えると良いでしょう。サブリーダー、チームリーダーのみの経験者であれば、後輩の指導育成経験が評価対象になるので、アピールするのも効果的でしょう。