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転職エージェント面談の流れや準備、最適な求人を紹介してもらうコツを紹介

転職エージェント 面談

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーと面談を行います。「面談で何を話せばいい?」「電話やオンラインでの面談は可能?」「土日も面談できる?」「面談時の服装は?」など、面談に際しての疑問や面談の場を上手く活用するコツについて、組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント粟野友樹氏が解説します。

転職エージェントが面談を行う目的は?

転職エージェントが求職者との面談を行う目的は、「適切な求人紹介、転職活動のサポートを行うため」です。転職エージェントが求職者の経験・スキル、強み、志向や価値観、転職の理由・目的、転職先希望条件などを理解することで、よりその人にマッチする求人の紹介が可能になります。

なお、転職する意思が固まっていなくても、転職エージェントに相談することは可能です。転職エージェントの多くは、中長期視点で登録者のキャリア構築のパートナーになりたいと考えています。実際、「今すぐ転職するのではなく、しばらくは現在の会社で経験を積んだほうがいい」とアドバイスすることもあります。

転職エージェントとの面談は、今後のキャリアの方向性を一緒に考え、お互いの信頼関係を築く場でもあるのです。

転職エージェントとの面談の流れと準備

転職エージェントとの面談は、一般的に次のような流れで進められます。限られた面談の時間を有効活用できるように、事前に準備しておくことをお勧めします。

自己紹介

これまでの経歴と現在の仕事内容を簡潔に伝えます。プライベートな話題も交え、緊張をほぐすとともに、お互いの距離を縮める時間でもあります。

経歴やスキルを伝える

あらかじめ用意した職務経歴書をもとに、成功体験や身に付けたスキルなどを伝えます。全ての経歴を話す必要はなく、今後も活かしていきたい経験・スキルを重点的に伝えるといいでしょう。

転職理由を伝える

現職に対する不満・不安などから転職を考えたとしても、「退職したい理由」を語るだけで終わらせないようにしましょう。転職によって何を実現したいのか、「目的」もセットで伝えてください。

転職先の希望条件を伝える

転職先に希望する条件は、遠慮せずに全て伝えることが大切です。もちろん、希望条件を全て満たす求人があるとは限りませんが、叶えられる可能性があるかどうかを判断してもらえるでしょう。希望条件が多すぎることで選択肢が少なくなってしまう場合は、優先順位をつけるためのアドバイスも受けられます。

キャリアアドバイスを受ける

キャリアアドバイザーは求職者の「キャリアの棚卸し」をするサポートも行います。これまでの経歴から、転職市場でアピールできる強みを洗い出し、どのような業界・企業・ポジションで活かせる可能性があるかをアドバイスします。ときには、自身が想定していなかったキャリアの道筋を提案してもらえることもあります。

求人案件を紹介してもらう

面談当日に、条件や希望に応じた求人の紹介を受けることも可能です。該当する求人がすぐに見つからない場合は、後日に紹介されます。

紹介された求人に応募する気が湧かない場合は、「応募しません」だけで終わらせず、興味を持てない理由や引っかかるポイントなども伝えるといいでしょう。転職エージェントはそのフィードバックを踏まえて別の求人案件を探すため、次に紹介される案件はより希望に近いものになるはずです。

面談までに準備しておくこと

履歴書や職務経歴書は、面談前に送っておくことをお勧めします。面談時に経歴を一から説明する必要がなく、今後の方向性の相談や求人の検討に多くの時間を使うことができます。

また、事前に以下のポイントを整理しておき、面談時に伝えると、その後のサポートがスムーズに運ぶでしょう。

転職エージェントに期待すること

転職エージェントにどんなサポートをしてほしいのか、ポイントを整理しておきます。例えば、「できるだけ多くの求人を見たい」「キャリアの方向性について相談をしたい」「応募書類の書き方をアドバイスしてもらいたい」「日中の電話連絡には対応できないので基本的にメールで連絡してほしい」などが挙げられます。

転職活動の状況

すでに転職活動を開始している場合は、現在の転職活動状況を整理しておきましょう。例えば「転職サイト経由で○社に応募し、書類選考中」「他の転職エージェント経由で応募し、○社で面接に進んでいる」といったように整理します。

面談時、開示できる範囲で正直に伝えたほうが、転職エージェント側としては支援がしやすくなり、自身も他ルートの進捗状況と調整しながら活動を進めることができます。

過去の転職活動経験

過去に転職活動や転職をしたことがある場合は、どのような転職活動を行い、どのような判断軸で転職先を決めたのかを振り返っておくといいでしょう。面談で伝えると、自分に合わせた適切な支援やアドバイスを受けられる可能性が高まります。

面談当日に持っていくもの

履歴書・職務経歴書、あるいはポートフォリオ(作品集)などを事前に送っておけば、面談当日に持参するものは特にありません。筆記用具は持っておくといいでしょう。その他に転職エージェントから指定されたものがあれば持参してください。

なお、求人情報などの資料を受け取ることもあります。封筒に入れて持ち帰ることもできますが、A4書類が入るサイズのカバンを持っていくと安心です。

転職エージェントとの面談で質問・相談するといいこと

転職エージェントは、自身のキャリアを考える材料になる情報やデータを豊富に持っています。次のような情報を聞き、キャリアプランや転職活動の参考にしてください。

転職市場の動向

人材ニーズは社会情勢や景況などによって変動します。特定の職種やポジションについて、大量に求人が出ている時期もあれば、求人が減る時期もあります。

転職エージェントは、それぞれの業界・職種の求人動向をリアルタイムでつかんでいます。自身の経験・スキルと転職市場の状況を照らし合わせ、今のタイミングで動くことが有利にはたらくかどうか、意見を聞いてみるといいでしょう。

自身の市場価値、強み、それらの自己PRの仕方など

転職エージェントは、転職市場においてどんな人材のニーズがあるかを把握しています。つまり、求職者の「現在の市場価値」を、客観的に診断することができます。求職者が自分の強みと認識していたスキルが実はあまり転職市場で評価されないこともあれば、思いがけない経験が評価されることもあります。

転職活動にあたり、自身のどのような強みを活かし、どのようにアピールすれば成功率を高められるか、アドバイスを受けることをお勧めします。

キャリアの方向性

目先の転職だけでなく、中長期視点でのキャリアの方向性も相談してみるといいでしょう。
例えば「このまま営業としてのキャリアを積んでいくなら、どのような業界が狙い目か」「いずれ異職種にキャリアチェンジを図りたい場合、どのような経験を積んでおくといいか」などです。

転職活動の全体像や流れ、スケジュール、進め方など

働きながら転職活動を進める場合、面接や退職のタイミングなどを調整する必要もあるでしょう。自身が想定していたより選考が早く進むこともあれば、長引くこともあるのです。転職希望時期を伝え、スケジュール感や進め方も相談しておくと見通しが立てやすくなります。

担当キャリアアドバイザーの経歴・得意領域・転職支援に対する考え方など

キャリアアドバイザーの経歴は、新卒から人材業界に入った人、異業界から転職してきた人などさまざま。経歴や得意領域を聞くことで「特にこの分野について教わろう」など、サポートをより有効活用できるでしょう。

また、「なぜ転職エージェントで働いているのか」「転職支援にどのようなやりがいを感じているのか」などを聞くことで、信頼感を持てるかもしれません。

転職エージェントとの面談を成功させるために注意すべきこと

これまでもお話ししてきたとおり、「面談前の準備」「転職エージェントへの事前の情報提供」をどれだけしておくかで、面談の時間が有意義なものになるかどうかが決まります。面談時間を有効活用できれば、その後メールや電話でのやりとりに移行しても、自身の希望とサポート内容にギャップを感じることなく、スムーズに運べるでしょう。

また、開示できる範囲内でかまいませんので「本音で話す」「自分の状況を伝える」ことをお勧めします。「ポジティブな姿勢を見せなければ」「優秀な人材だと思われたい」など、自身をとりつくろうのではなく、不安や弱みなども包み隠さず話しましょう。本音の対話を重ねる中で、頭の中が整理されるはずです。

転職エージェントの面談に関するQ&A

面談に臨むにあたり、疑問を抱きがちなポイントについてご紹介します。

面談の服装は?

基本的には、スーツ、ビジネスカジュアル、オフィスカジュアルなど。業界や職種によっては、ラフな服装やデザイン性の高い服装で勤務している方もいますが、「仕事で初対面の社外の人とのアポがある。相手のオフィスを訪問するが、どういった服装が仕事を進める上で好ましいか/印象が良いか」という観点で服装を選ぶといいでしょう。

面談は土日や夕方以降でもできる?

土日・祝日を含め、転職エージェントが営業していれば面談は可能です。転職エージェント側の組織体制などによっては、面談の日程調整がしづらいこともあるかもしれません。
平日の夕方以降に面談が組まれることはよくあります。転職エージェント側も終業後の面談希望が多いことは想定しているため、対応できる体制を用意しています。
夜の時間帯は、何時まで対応可能であるかについては転職エージェントに確認してください。土日同様、面談希望者が多く混むことも考えられますので、予定が立てられるのであれば早めに面談予約をしておくといいでしょう。

対面面談・電話面談・オンライン面談、どれがお勧め?

いずれの方法でも転職支援の内容は変わりません。勤務時間、忙しさの度合い、居住地、プライベートなどの事情を踏まえ、ご自身が面談を受けやすい方法を選んでください。最初はオンラインや電話で面談しても、「やはり対面で会った方が自分の気持ちを伝えやすい」などと感じた場合は、対面での面談を申し出てみてはいかがでしょうか。

まずはオンライン面談で複数の転職エージェントを比較し、「自分に合いそう」「この転職エージェントとメインで付き合いたい」と思えば対面で面談をする方法もあります。

面談後はどのようなサービスが受けられる?

面談後は、面談時に伝えておいた希望条件に合う求人が新たに出てきた場合、随時紹介を受けられます。そのほか、下記のサポートサービスを受けられますので、自身のニーズに応じて活用しましょう。

  • アピール効果が高まる職務経歴書の書き方のアドバイス
  • 面接日程の調整・交渉
  • 面接対策のアドバイス(応募先企業が選考で重視するポイントなどの情報提供)
  • 面接後、企業側の感想・評価のフィードバックおよび次回の面接対策
  • 給与・待遇などの条件交渉に対するアドバイス

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント 粟野友樹氏


約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルを行っている。

リクルートエージェントでは、転職でお悩みの方に適切なアドバイスをお送りしています。また、企業の面接対策や職務経歴書の作成サポートや、スムーズな退職のためのサポートを行っています。お悩みの方はぜひ一度相談に来てみてください。