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「転職活動が辛い」と感じたときの対処法

転職 辛い

初めての転職や、働きながら転職活動をする場合、体力および精神面に負担を感じる方も少なくありません。

そこで、「転職活動が辛い」と感じるケースや、辛い気持ちを乗り越える方法を、人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント粟野友樹氏が解説します。

「転職活動が辛い」と感じる4つのケース

転職活動が負担に感じるケースはどのようなものが多いのでしょうか。代表的な4つのケースをご紹介します。

時間や体力的な余裕がない

履歴書や職務経歴書などの書類作成、求人探し、面接など、転職活動は想定以上に時間がかかります。特に仕事を続けながら転職活動を行う場合は、有給休暇や半休を取得したり、仕事を早く終わらせたりして面接の時間を捻出する必要があるため、「時間に余裕がない」と感じる方が多いようです。また、書類の作成や面接に足を運ぶのにも体力や気力を使います。転職先がすぐに見つかれば乗り切ることもできるかもしれませんが、長期化した場合は、体力・気力ともに疲弊してしまいます。

不採用が続き、将来に不安が募る

選考で不採用が続いてしまうと、不安が重くのしかかるようになります。「これまでの経験・スキルが通用しないのでは」「このまま転職先が見つからないのでは」など、考え方がネガティブになってしまい、経験・スキルや希望条件にマッチしない求人にも応募したり、転職活動の方向性を見失ってしまったりするケースも少なくありません。特に、仕事を辞めて転職活動している場合は、不採用が続くたびに、ブランク期間が長くなることや、収入面に不安や焦りが生じてしまいます。

出費が多く金銭面に負担を感じる

応募書類の作成や郵送にかかる費用、面接までの交通費、応募企業や転職エージェントとの電話代、転職活動用に準備したスーツやカバンの購入費、面接までの待ち時間に利用した喫茶店やカフェの飲食費…転職活動にかかる出費は思っていた以上に多いものです。オンライン面接が浸透しつつありますが、距離の離れた地域への転職を希望している場合は、面接のたびにかかる交通費は大きな負担となるでしょう。また、離職中の場合は失業手当が受給できますが、自己都合退職の場合は一定期間が必要になるため、受給までの間は出費をできるだけ抑えたいところです。

希望に合致した求人が見つからない

希望の勤務地や勤務条件で求人を探しても、なかなか見つからないこともあります。転職エージェントに申し込んで、求人の紹介を受けようとしても「希望に合致する求人はありません」と言われてしまうことも…。転職を考えていても、求人が見つからなければ第一歩を踏み出すことができません。すでに退職している場合は、ブランク期間が長期化してしまうでしょう。

「辛い」気持ちを乗り越える方法

転職活動が辛くなってきたときは、どのように乗り越えたらいいのでしょうか。5つの方法をご紹介します。

一時的に休息をとる

気力・体力ともに辛くなってきた場合は、思い切って転職活動を一時中断し、心身ともにリフレッシュを図りましょう。疲弊した状態だと、顔色や表情に出る可能性があるため、面接にも影響するかもしれません。無理を続けることで体調を壊してしまう恐れもあります。あらかじめ期間を決めて一時的に休養を取り、辛い気持ちをリセットしましょう。

また、身体や心を休めることで、心理的に変化が生まれ、これまで考えていなかった転職の方向性が浮かんだり、改善ポイントが見つかったりする可能性もあります。

転職の軸を振り返る

心身が疲れてきたり、不採用が続いたりすると、「早く転職先を決めたい」と焦りが生じます。その結果、転職活動の方向性を見失ってしまうケースも少なくありません。なかなか転職先が決まらず、転職活動に辛さを感じ始めたら、いったん足を止めて転職の軸を振り返ってみましょう。何を実現したくて転職活動を始めたのか、また、絶対に譲れない条件は何かを改めて考えてみることで、転職の軸が整理されます。もちろん、転職活動の状況によっては、軸を変更するという方法もあります。方向性を見失ったときは、まず軸を振り返って、リスタートするのか、それとも軸を変更するのかを検討してみましょう。

第三者に相談する

一人で転職活動をしていると、状況によっては客観的に考えることができなくなり、煮詰まってしまうこともあります。転職活動が「辛い」と感じたら、家族や友人、知人など第三者に相談し、アドバイスを求めてみましょう。適切なアドバイスが得られなかったとしても、悩みや不安を吐き出すことでストレスが軽減されるかもしれません。

なお、転職活動で失敗する原因の一つに「家族に相談せず進めて、内定後に反対された」というケースがあります。転職活動の状態に関わらず、家族には事前に相談しておくとお互いに安心でしょう。

転職活動の方法を改める

不採用が続いたり、希望に合致した求人が見つからなかったりする場合は、転職活動の方法を改めてみましょう。例えば、企業の採用ページや転職サイトから応募している場合は、転職エージェントやビジネスSNSなどを活用する、知人の伝手を頼るなど、応募するルートを増やすことをお勧めします。また、書類選考が通過しない場合は、応募書類の見直しを図りましょう。書類選考は通過するにも関わらず、面接が突破できない場合は、面接の伝え方の改善を。第三者にアドバイスを求めたり、動画に撮って話し方を研究したりして、面接の話し方を見直してみましょう。

転職活動自体を見直す

仕事を続けながら転職活動をしている場合は、「本当に転職するのが正解なのか」を改めて考えてみましょう。例えば人間関係や仕事の進め方などの不満であれば、異動願いを出すことで環境を変えることができるかもしれません。また、転職市場の相場を知らずに、理想的な雇用条件を希望しているケースもあります。求めていることが「転職で実現可能なのか」、そして「現職で実現不可能なのか」をじっくりと考えてみましょう。

転職はタイミングも重要、無理をしない転職活動を

転職活動がうまくいかず、書類選考や面接で不採用が続いてしまうと「社会に求められていない」「資質が足りないのでは」と感じるかもしれませんが、そのようなことはありません。転職は、企業の採用ニーズと求職者の経験・スキルや希望条件などとのマッチングで成り立っています。「転職ができない」という場合は、マッチした企業に応募していなかったり、アピールが足りなかったりしているだけなので、転職活動の方法を見直せば転職先が見つかる可能性は高くなります。

何度も不採用が続くと、徒労感やストレスで辛くなってしまうかもしれませんが、後ろ向きになりすぎず、応募先の選定やアピール方法を工夫することをお勧めします。また、転職の事例やノウハウを熟知する転職エージェントに相談してみるという方法もあるでしょう。

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組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント 粟野友樹氏
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。