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転職して1ヶ月で会社を辞めたくなった場合の対処法

転職して1ヶ月で会社を辞めたくなった(イメージ画像)

転職して1ヶ月が過ぎ、「辞めたい」「この職場は自分に合っていないかもしれない」と思うようになってきた…。このような場合、どのように対応したら良いのでしょうか。

ここでは、転職経験者のアンケート調査をもとに、入社後になぜ「辞めたい」と思ったのか、その後の気持ちの変化について紹介しています。また、入社間もないタイミングで「辞めたい」と思った時の対処法も解説します。

アンケートから見えてきた「転職を望む理由」

転職活動を終え、新たなスタートを切ったばかりだというのに、なぜ「辞めたい」と思うようになるのでしょう。
リクルートキャリアで実施した「転職に関するアンケート (※)」から、「辞めたい」という気持ちが芽生えたタイミングと理由、その後の気持ちの変化をご紹介します。

6割が「新しい会社に馴染めないから」と回答

「転職後、その職場に馴染めなくて、辞めたいと思ったことはありますか?」という質問に、64%が「はい」と答えています(回答数=314人、単一回答)。

【転職後、その職場に馴染めなくて辞めたいと思ったことはありますか?】

さらに、「はい」と答えた人たちに、「辞めたい」と思うようになった期間を聞くと、28%が「入社後1ヶ月まで」と回答。「1ヶ月以上3ヶ月未満」も含めると45%に上り、入社して比較的早い段階で辞めたいと感じ始めていることがわかります(回答数=92人、単一回答)。

【辞めたいと思うようになったのは、入社してからどれくらいの期間ですか?】

辞めたい理由の多くは「人間関係」

辞めたいと思う理由のトップは「上司・同僚との人間関係」で、75.1%と圧倒的多数を占めています。次いで、「仕事の進め方」(45.3%)「社風」(40.8%)「労働時間などの働き方」(27.4%)といった声が多く、新しい職場のルールや環境に居心地の悪さや違和感を覚えるがゆえに、馴染めないでいる状況がうかがえます。

【転職後に辞めたいと思った理由を教えてください】(回答数=201、複数回答)

職場に慣れるにつれて、「辞めたい」気持ちが解消

転職後早い段階で辞めたいと感じる人は多いものの、新しい職場への違和感は、時間の経過とともに徐々に薄れていくようです。「その後、辞めたいという気持ちは解消されましたか?」の問いに、46%が「はい」と答えています(回答数=201、単一回答)。

【その後、辞めたいという気持ちは解消されましたか?】

解消された理由については、「職場のルールを把握するようにした」(34.8%)、「わからないことがあれば周囲に聞くようにした」(31.5%)、「上司・同僚と積極的にコミュニケーションをとるようにした」(26.1%)という回答が上位を占めています。

転職者自身が新しい職場に溶け込もうと能動的に取り組むことで、職場独自のルールや環境に慣れ、周囲から受け入れられていることを実感でき、その結果、辞めたいという気持ちが解消されていったと考えられます。

【辞めたいという気持ちが解消された理由を教えてください】(回答数=92、複数回答)

転職1ヶ月で「辞めたい」と思ったら、理由と改善策を検討

自ら望んで入った会社でも、新しい環境に不安や違和感を覚えたり、理想と現実にギャップがあったりして、「辞めたい」気持ちが芽生えてしまうこともあるかもしれません。

すぐに辞めてしまう前に、まずは「辞めたい」理由に向き合い、状況を冷静に分析し、改善点を探ることをおすすめします。「会社に馴染めないから、すぐに辞める」といった転職を繰り返していると、転職回数の多さが転職活動で不利に働いたり、採用担当者から定着性に疑問を抱かれてしまったりする可能性があるからです。ここでは、「辞めたい」理由別の対処法をご紹介します。

「人間関係」が理由で辞めたい場合

ご紹介したアンケートの「辞めたいと思う気持ちが解消された理由」の回答にあるように、人間関係が理由の場合は、職場で積極的にコミュニケーションをとってみましょう。まずは笑顔でしっかりあいさつし、「話しかけやすい人」という印象付けをする、あるいは社内の人たちと接する機会を持つなどしてコミュニケーションを増やしていくとよいでしょう。会話を重ね、相手はどのような人なのかを知る一方で、相手にも「自分」を理解してもらうことで、徐々に社内の人たちとの距離も縮まり、人間関係も円滑になる可能性があります。また、手が空いた際には積極的に手伝いをするなどして信頼感を持ってもらい、打ち解けていくという方法もあります。

「仕事の進め方が分からない」「仕事が覚えられない」が理由で辞めたい場合

こちらもアンケートの回答のように、わからないことは周囲の人に積極的に聞くことで解消していくことをおすすめします。同じ職種に転職したとしても、入社したてのうちはわからないことはあるはずです。まずは勇気を出して「聞いてみる」「相談してみる」を実践してみましょう。理解することで、その後の業務をスムーズに進められるでしょう。
また、周囲に聞くだけではなく、自分自身でも学ぶ姿勢も大切です。たとえば、「わからない単語はメモをしておき後で調べてみる」「周囲の人の仕事ぶりを観察してみる」などで知識を増やしていくことをおすすめします。

「社風」が理由で辞めたい場合

企業の社風はそれぞれです。同じ業界に転職したとしても、企業によってまったく異なる社風の可能性もあるでしょう。一言で「社風」と言っても、「人間関係」「評価」「雰囲気」「仕事のやり方」など、社風を構成している要素は複数あります。まずは社風のうち、「どこが合わないのか」を客観的に分析してみましょう。例えば「人間関係」が原因であれば、前述のようにコミュニケーションを円滑にしてみる、「評価」「仕事のやり方」であれば上司に相談してみるなど、原因を特定することで対処方法が明らかになるでしょう。

(※)【調査概要】2019年5月30日~5月31日 株式会社ジャストシステム「転職に関するアンケート」 調査対象:転職を経験したことのある男女331名