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転職・中途採用の筆記試験とは?試験の種類・内容・対策を紹介

中途採用の選考過程に、筆記試験を実施する企業があります。
では、筆記試験の対策として、どのような準備をしておいたらよいのでしょうか。ここでは、筆記試験の内容や準備、対策について紹介しています。

企業が筆記試験を実施する理由

中途採用での筆記試験は、面接では測りにくい「基礎能力」を判断することが主な目的です。また、職種によっては、即戦力としてどの程度の専門知識を持っているかが重要なポイントになることもあります。そのため、実務に直結する専門知識を問う筆記試験を行なうこともあります。

筆記試験の種類は大きく分けて3つあります。

・適性を判断する「能力・性格検査」
・文章力や数的処理能力、時事問題などの基礎学力・知識を問う「一般常識」
・実務上で必要な経験・実務スキルをみる「論文・専門領域」

どんな筆記試験があるの?

応募者の人柄や価値観、一般常識・知識を測定する「適性検査」。中途採用で行われる代表的な適性検査や筆記試験をご紹介します。

性格適性検査

メンタルの強さ、ストレス耐性、責任感、積極性の度合いなど、応募者の人物像を測ることを目的に実施する検査です。短文の設問に対し、「はい」「いいえ」「どちらでもない」や、「あてはまる」「あてはまらない」などを選んで回答する検査形式で、様々な問いの回答から総合的に人物像を浮き上がらせる検査です。

クレペリン検査

性格適性検査・心理テストの一種で、1列に並べられた1桁の数字を左から繰り返し足し算していきます。合計した答えの下1桁の数字を足した数字の間に記載していきます。処理能力と性格・行動の傾向(長所・短所)を把握する検査です。

玉手箱

日本エス・エイチ・エル社のWebテストです。自宅受験型のWebテストとして大手企業を中心に採用されています。テストは、能力テストと性格テストで構成されており、能力テストは「言語」「計数」「英語」の3分野で複数の問題があり、各企業が自社に合う問題を選び、組み合わせることができます。そのため、どの分野の問題が出るかは、企業によって異なります。設問数が多く、短時間での回答が必要です。

SPI

「性格適性検査」と一般常識や基礎学力を測る「能力適性検査」の2つを兼ね合わせた筆記試験です。能力検査は数学的な処理や論理思考力を測る「非言語分野」と、文章の論旨や言葉の意味の理解を測る「言語分野」があり、思考力や判断力、コミュニケーション力、応用力、新しい知識の吸収力など、実務を遂行するにあたっての基礎能力を測定します。

時事問題

一般常識の試験として出題されることが多いです。その年度の国家予算額やノーベル賞、直木賞・芥川賞の受賞者名などが問われることがあります。

専門知識を問う試験

ITエンジニアや金融業界、研究開発職などの採用では、職務遂行力を判断する試験として、専門知識を問う試験が実施されることがあります。業界や職種によって内容は異なりますが、研究開発職であれば物理や化学に関する知識、ITエンジニアであればプログラミングスキルなどです。

企業独自の試験

自社の採用活動のために、自社で独自に作成した試験を実施する場合もあります。例えば、「当社の〇〇について説明してください」などを記述式で回答する試験、あるいは入社後に取り組みたい業務や抱負、時事問題や業界で話題になっている情報に関する意見を論文形式で回答する試験です。

特に論文は、業界に関する知識はもちろん、論理的思考力や文章力などを総合的に測ることができると考えられているため、コンサルタント職やクリエイティブ職など、実務上文章で説明する力が求められる職種で課されることが多い筆記試験です。

転職活動をする時、どんな筆記試験を受けているの?

転職活動をした経験のある人たちは、どのような試験を受けているのでしょうか。
転職経験者334人を対象にしたアンケートからご紹介します。

転職の選考で筆記試験を受けたことがある?

「筆記試験を受けたことがある」と答えた人は全体の約7割という結果になっています。

Q. これまで転職活動で筆記試験を受けたことがありますか?(単一回答・回答者334名)

転職の選考で筆記試験を受けたことがあるか_アンケート結果グラフ
(リクナビNEXTノウハウアンケート/調査概要:2019年7月5~6日 株式会社ジャストシステム「あなた自身に関するアンケート」 調査対象:転職経験がある会社員・公務員20~50代の男女334名)

 

筆記試験の内容は?

一般常識の試験が約7割、能力検査が約6割、性格検査が約5割、論文が約3割、専門知識は2割弱という回答でした。多くの企業で筆記試験が実施されていることを踏まえると、事前に採用担当者に過去の試験の内容や傾向を確認してみるのもよいでしょう。また、筆記試験の内容は非公開という企業が一般的ですが、事前に勉強したり、試験対策を行って準備しておきましょう。

Q. 筆記試験の内容をお答えください(複数回答・回答数234名)

筆記試験の内容_アンケート結果グラフ
(リクナビNEXTノウハウアンケート/調査概要:2019年7月5~6日 株式会社ジャストシステム「あなた自身に関するアンケート」 調査対象:転職経験がある会社員・公務員20~50代の男女334名)

筆記試験の準備・対策について

筆記試験の準備・対策をしたことがある?

上記と同様に、転職経験者に聞いたアンケートによると、「これまでの転職活動で筆記試験の準備・対策をしたことがある」と答えた人は約7割に上っています。

Q. これまで転職活動で筆記試験の準備・対策をしたことがありますか?(単一回答・回答数234名)

筆記試験の準備・対策をしたことがあるか_アンケート結果
(リクナビNEXTノウハウアンケート/調査概要:2019年7月5~6日 株式会社ジャストシステム「あなた自身に関するアンケート」 調査対象:転職経験がある会社員・公務員20~50代の男女334名)

では、志望先企業の筆記試験の傾向を知った上で、どのような準備・対策を行えばよいか、以下でご紹介します。

筆記試験の準備・対策方法について

まずは、応募先企業の過去の筆記試験の傾向を調べてみましょう。

適性検査・性格検査

SPIや玉手箱など設問数が多い試験の場合、制限時間内に終えられるように市販の問題集などを活用して試験問題の回答に慣れておくとよいでしょう。

良い印象を与えたいという思いから、実際とは異なる回答を選ぼうとしまいがちですが、この検査は一般的に「虚偽を測るもの」といわれています。面接の際に面接官から実際に合った印象と、性格検査の結果が矛盾していると判断されないように、普段の自分に当てはまる回答を正直に選ぶようにしましょう。

一般常識

日頃から、テレビやネットのニュース、新聞で取り上げられている出来事はチェックしましょう。特に転職を検討している業界の動きは、意見などを問われる可能性もあるため、細かく状況を確認しておくことをおすすめします。

論文

事前に出題されそうなテーマを想定し、文章を書く練習を行いましょう。自分の考えをまとめ、論理性を保った文章を制限時間内に書き上げることは難しい場合もあります。そのため、対策を行なった上で試験に臨むことをおすすめします。

専門知識の試験

これまで専門職としての実務経験がある場合は、これまで身に付けた知識を改めて確認しておくとよいでしょう。ただし、異業界の専門職にチャレンジする場合は、業界の専門用語などをチェックするなどの対策を行うようにしましょう。

筆記試験の内容は、企業ごとに異なる

筆記試験の内容は企業によりさまざまなので、試験の対策は企業によって異なります。
転職エージェントを利用している場合、エージェントが応募先企業の問題の傾向や対策を把握していることもあるので、不安がある方は相談してみることをおすすめします。

リクルートエージェントでは、テスト問題の出題傾向や、応募した企業の面接で質問されること、どんな候補者が評価されるかなどの情報をお伝えすることができます。面接対策にお悩みの方はぜひ相談に来てみてください。