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面接の受付方法とマナー

面接の日が近づいてきたら、確認しておきたいのが「面接会場での受付」について。

受付がスムーズにできず面接の時間に遅れる、あるいは焦ってしまい、落ち着かない様子で面接官と対面するなどということは避けたいものです。

面接に臨む前に、受付の方法や応募先企業に悪い印象を与えないための、最低限のマナーをおさえておきましょう。

まずは、面接の日程調整メールで受付方法をしっかり確認

これまでに担当者とやりとりしたメールを読み返し、面接の日時や場所、誰を訪問するかをチェックしておきましょう。最低限、担当者の所属部署や名前を把握しておいたほうが、受付でスムーズに対応できるでしょう。

また、当日の担当者の呼び出し手順などが指示されている場合もあるので、現地で「どうやって呼び出すのだっけ…」と焦ることのないよう、事前に把握しておくことをお勧めします。

もしメールに受付方法や面接担当者の情報が記載されていないときは、事前に企業に問い合わせるか、転職エージェントを利用している場合は担当アドバイザーに確認しましょう。

受付での対応方法

受付カウンターに案内係がいる場合

案内係のスタッフに挨拶し、担当者を呼び出してもらいます。

「本日〇時から、〇〇部の〇〇様と面接の約束をしております〇〇です」と、あらかじめメールで確認しておいた担当者の所属部署・名前と自分の名前を簡潔に伝えます。緊張すると早口になりがちですから、相手の目を見て、ゆっくりはっきり発語することを心がけるといいでしょう。

受付カウンターに内線電話が設置されている場合

最近では受付カウンターに案内係が常駐していない企業も増えています。カウンター上に内線電話が置かれ、各部署の番号が示されていることが多いようです。

この場合、担当部署の内線番号を確認し電話をかけます。電話口で「本日〇時から、〇〇部の〇〇様と面接の約束をしております〇〇です」と伝え、担当者につないでもらいます。案内係のいる受付カウンターと同じように、丁寧かつ簡潔な対応を心がけましょう。

受付カウンターがなく、インターフォンが設置されている場合

受付カウンター自体を設けておらず、エントランスなどにインターフォンのみ設置している企業もあります。この場合はインターフォンを使って、面接の約束をしていることを伝え、担当者への取り次ぎをお願いするとよいでしょう。

 受付は面接の5分前に。身だしなみは抜かりなく。受付時のマナー

受付は遅刻も早すぎるのもNG

大前提として、面接において遅刻は厳禁です。面接時間の10分ほど前に建物に到着し、5分前に受付を行うのが望ましいです。大きなオフィスビルの場合は、受付から面接会場まで時間がかかることもあるため、もう少し時間に余裕をもっても良いかもしれません。

万が一遅れそうな場合は到着前に必ず連絡を入れ、遅刻の理由と謝罪の言葉を伝えましょう。状況にもよりますが、できれば電話で連絡を。メールだと担当者が見落としてしまうおそれがあります。

一方で、早すぎる呼び出しもマナー違反です。30分以上前に担当者を呼び出したら、「まだミーティング中で対応できない」ということもあり得ます。早く到着してしまったら約束の時間までまって受付に行きましょう。

身だしなみチェックは受付をする前に

立ち振る舞いと同様に、あなたの印象を大きく左右するのが身だしなみです。面接会場のある建物に入る前に、最寄駅のトイレなどで身だしなみチェックを済ませます。建物に入ってからだと、あたふたと身だしなみを整えている様子を、訪問先企業の社員に見られてしまうかもしれません。それがマイナスな印象につながる可能性もあるので、避けた方が無難でしょう。

ヘアスタイルの乱れやスーツ、シャツのしわ、ネクタイの結び目をチェックしたら、靴やカバンの汚れにも気を付けて。歯の汚れ、鼻毛や目やにといった顔まわりのチェックは、手鏡を携帯すると重宝します。また、手元は意外と目立ちますから、前日に爪を切りそろえておくことをお忘れなく。

会場のある建物に着いたら、入る前にコートを脱ぎ、携帯電話の着信音・振動をオフに。この瞬間から面接は始まっていると考えて、落ち着いた態度で受付へ向かいましょう。