「100社以上の見送りも自分への否定じゃない」事前の言葉を力に変えて42歳未経験で挑んだ決断

長年、大手コーヒーチェーンの店長として店舗運営に尽力してきたH様。ライフステージの変化を機に、土日休みと年収維持の両立を目指して異業種への挑戦を決意します。40代前半での未経験分野への挑戦に伴う不安を、キャリアアドバイザーとの二人三脚でどのように乗り越え、納得のいく道を切り拓いたのか、その歩みをお届けします。

転職前
年収: 600万円
業種: 外食・店舗型サービス業界
職種: 店長/支配人
転職後
年収: 600万円
業種: 物流・倉庫
職種: その他営業

プロフィール

年齢 40代前半
性別 男性
居住地 東京都
直近在籍年数 約8年
経験社数 3社
職務概要
  • 大手コーヒーチェーンにて店舗運営業務全般を担当
  • 店長として従業員の育成や顧客満足度の向上、ストアビジョンの策定を牽引
  • 過去には大手エンタメ関連企業での店舗マネジメント経験や法人営業経験も保有
ニーズ

転職活動レポート

活動期間
約3ヶ月
求人応募社数
115社
面接企業数
2社
内定社数
1社

転職プロセスへの質問

01 前職で転職を考えたきっかけは?

「店舗運営のやりがいと、人生の転機における働き方の見直し」

前職では、大手コーヒーチェーンのブランドに約8年間携わっていました。店長として30人から、多いときには70人ほどのスタッフと共に、お客様を笑顔にする店舗運営業務全般に関わっていたんです。従業員の育成や顧客満足度の向上、ストアビジョンの策定を牽引し、生活者に一番近い場所で仕事ができることには、とても大きなやりがいと幸せを感じていました。 

しかし、ちょうど1年ほど前、自分の人生に変化を与えたいと強く思う出来事があったんです。住まいを変えること、妊活を始めて家族との時間を大切にすること、さらに仕事を変えること。この3つの変化を1年以内にスタートさせたいと考えました。 

特に仕事に関しては、シフト制勤務から土日祝日休みの働き方にシフトしたいという思いが強くなっていきました。長年愛着を持っていた会社でしたが、これからの家族との生活やワークライフバランスを最優先に考え、異業種への転職活動を始める決意をしました。

02 転職を考え始めた当初、どんなキャリアを期待していましたか?

「社内キャリアへの固執を捨て、未経験の異業種へ挑戦する決意」

転職を考え始めた当初は、長年勤めた会社でのキャリアアップや本部への異動も選択肢として考えていました。実際にエリアマネージャーへの昇格を視野に入れた発表会に手を挙げたり、土日休みが叶う本部のポジションへのエントリーを検討したりもしたんです。 

しかし、本当に自分がやりたいことなのかを問い直したとき、違和感がありました。会社の看板や制度に甘えるのではなく、40代前半という年齢で、全く新しい業界や職種にチャレンジしてみたいという気持ちが勝ったんです。 

ただ、直近の約8年間は店舗運営の仕事に特化していたため、未経験の領域で本当に受け入れてもらえるのかという不安はありました。これまでの店舗マネジメント経験や、過去に経験した大手エンタメ関連企業での店長としての店舗運営、従業員とともに売上・利益、顧客満足度の向上に注力した経験、さらには法人営業のスキルが、どの程度市場で評価されるのかを確かめたいという期待と焦りが入り混じっていたのを覚えています。

03 キャリアアドバイザーとのやり取りで、特に良かったことは何でしたか?

「書類選考の厳しさを事前に共有されたことがもたらした心の救い」

キャリアアドバイザーの方との最初の面談で、未経験の領域に挑戦するにあたって書類選考の通過が厳しくなる可能性について、事前に率直に伝えていただいたんです。この厳しい現実をあらかじめ共有してもらえたことが、結果的に一番の救いになりました。 

もし何の心構えもないまま活動を始めていたら、不採用の通知が届くたびに自己否定されたように感じて、心が折れていたかもしれません。しかし、相性の問題もあるため気にしすぎず、興味がある求人には積極的にエントリーしていこうとアドバイスをいただいたおかげで、前向きな気持ちをキープできました。実際、115社に応募して100社以上の書類選考で見送りになりましたが、落ち込みすぎることなく活動を続けられました。また、日々の業務に追われて職務経歴書の作成が遅れがちだったときも、キャリアアドバイザーの方が寄り添いながら提出期限を設定し、プッシュしてくださったおかげで、最初のスタートラインに立つことができました。

04 最終的に入社を決めた理由は何でしたか?

「年収維持と土日休みの両立、新しい環境で営業職に挑むワクワク感」

最終的に、ITと物流を掛け合わせた事業を展開する企業から、営業職としての内定をいただくことができました。決め手となったのは、自分が転職活動の軸として掲げていた「土日休み」と「前職の年収600万円の維持」という条件が、どちらも完璧に満たされていたことです。 

今回の転職活動では、約3ヶ月間で106社に応募し、面接に進んだのは2社だけでした。その中で、これまでの店舗マネジメント経験やコミュニケーション能力を高く評価していただけたことが本当に嬉しかったです。新しい環境で、これまでの店舗運営とは異なる「営業」という職種に挑戦できることに、とてもワクワクしていました。 

内定をいただいた後、前職の上司にどのように退職の意向を伝えるべきか悩んでいた際も、キャリアアドバイザーの方が、引き止められる可能性があるので退職日を確定事項として伝える、といった現実的なアドバイスをくださり、最後まで心強かったですね。新しい環境での仕事はとても新鮮で、毎日楽しく働いています。 

ぜひ今転職や転職活動を悩んでいる方には40代でも転職活動ができること、転職活動っていいものだよとお伝えしたいです。そして転職活動をするときにはぜひ楽しみながら活動を進めてほしいなと思います。

■ 担当キャリアアドバイザーより

H様は、長年の店舗マネジメント経験に裏打ちされた高いコミュニケーション能力と、誠実なお人柄が非常に魅力的な方でした。40代前半での異業種挑戦という高いハードルに対し、事前に書類選考の厳しさをお伝えした上で、前向きに楽しんで活動を進めていただけるようサポートいたしました。ご自身の軸をぶらさずに、100社以上の見送りにも屈せず挑戦を続けられた姿勢が、今回の納得のいく意思決定に繋がったと考えています。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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