外食店舗運営から食品メーカーの生産技術へ復帰した軌跡。「やっぱり商品の中身を作りたい

夢だった飲食業界へ挑戦したものの、店舗運営が主となる環境や体質的な問題から、自分が本当にやりたかった「食品の中身を設計・開発する仕事」への情熱を再認識したN様。キャリアアドバイザーのサポートのもと、自身の強みと軸を整理し、再び食品メーカーの生産技術職として第一希望の企業から内定を獲得するまでのプロセスをお届けします。

転職前
年収: 520万円
業種: 食品
職種: 生産技術(食品/飲料/たばこ)
転職後
年収: 440万円
業種: 食品
職種: 生産技術(食品/飲料/たばこ)

プロフィール

年齢 30代前半
性別 男性
居住地 埼玉県
経験社数 2社
職務概要
  • 食品メーカーにて濃縮ラーメンスープ等の生産技術・製品開発業務に従事。
  • その後、飲食店(外食企業)へ転職し、店舗運営業務に携わる。
  • 食品の中身を設計・開発する業務へのやりがいを再認識し、食品メーカーへの復帰を目指す。
ニーズ

転職活動レポート

活動期間
約18ヶ月
求人応募社数
36社
面接企業数
5社
内定社数
1社

転職プロセスへの質問

01 前職で転職を考えたきっかけは?

「自分で中身を考え、届けたい。夢への挑戦で見えた本当にやりたいこと」

新卒から食品メーカーに在籍し、主にカップ麺やチルド麺などに使われる濃縮ラーメンスープの開発や生産技術に携わっていました。幼少期から「いつか自分の飲食店を持ちたい」という夢があり、年齢的なことも考えて思い切って外食企業へ転職したんです。 

しかし、実際に店舗で働いてみると、求められる主な役割は商品の中身を考えることではなく、シフト管理や売上管理といった店舗の運営業務が中心でした。さらに、店内の激しい騒音環境下で音が聞こえづらくなるという体質的な問題にも直面してしまいました。 

このまま店舗運営を続けるべきか悩みましたが、自分が本当にやりがいを感じていたのは、店舗を回すことではなく、食品の中身を一から設計し、作り上げることだと強く再認識したんですよね。やらずに後悔するよりは挑戦できて本当に良かったと前向きに捉え、もう一度自分が輝ける食品メーカーの生産技術や開発の仕事に戻るために、転職活動を始めることにしました。

02 転職を考え始めた当初、どんなキャリアを期待していましたか?

「自分の市場価値を知りたい。可能性を広げるために求人を探した日々」

転職活動を始めた当初は、自分のこれまでのキャリアが市場でどのように評価されるのか、どのような選択肢があるのかを詳しく知りたいと考えていました。急いで転職を決めるというよりは、まずはじっくり情報を集めて、自分の市場価値を確かめたいという思いが強かったです。 

最初は食品開発や商品企画、マーケティングなど、食に関わる幅広い求人を視野に入れて探していました。キャリアアドバイザーの方に相談すると、大手食品メーカーをはじめ、自分では見つけられなかったような多様な企業の求人を提案していただき、非常に視野が広がったのを覚えています。 

一方で、様々な企業に応募して志望動機を考えていくうちに、自分が本当にこの仕事をやりたいのか、あるいは今の自分の経験をどのように活かせるのかといった迷いも生じたんですよね。特定の商材に特化しすぎるよりも、自分のこれまでの強みを活かして、より複合的に商品開発や生産技術に関われる環境を見極めたいと考えるようになっていきました。

03 キャリアアドバイザーとのやり取りで、特に良かったことは何でしたか?

「丁寧な書類添削と面接対策。本音の対話で解消されていく不安」

キャリアアドバイザーの方は、私のこれまでの経歴や転職にかける思いを非常に深く理解し、共感してくれました。特に、直近の在籍期間が極めて短いことに対する履歴書記載のリスクや、前職の退職理由を面接でどのように伝えるべきかという点について、親身に相談に乗ってくれたのが本当に心強かったです。 

面接対策では、前職の退職理由について直接的な表現を避け、環境変化を背景としつつ、やはり食品メーカーの業務に戻りたいという前向きな意欲を伝える方法を一緒に整理してくれました。また、私の強みであるコミュニケーション能力や向上心をアピールできるよう、職務経歴書の自己PR作成に関しても具体的なアドバイスをいただいたんですよね。 

面接前には、企業の詳細な情報や想定される質疑応答のポイントを長文のメッセージで丁寧に送ってくれました。文字として手元に残る形でアドバイスをもらえたため、何度も見返して頭を整理することができ、自信を持って面接に臨むことができたと思います。

04 最終的に入社を決めた理由は何でしたか?

「やりたい仕事が一貫している。第一希望の食品メーカーで再出発を決意」

最終的に、業務用食品を手がける食品メーカーから生産技術職として内定をいただくことができました。この企業は、私がこれまでに培ってきた濃縮スープなどの開発・生産技術の経験をダイレクトに活かせるだけでなく、自分が最もやりたかった「食品の中身をしっかりと作り込む業務」に専念できる環境だったんですよね。 

選考が進む中で、調味料メーカーなど他社からも書類通過や選考の案内をいただいていましたが、この企業の面接を通じて、働く環境や業務内容が最も自分の志向に合致していると確信したんです。面接の際にも、自分のやりたいことや経験について深く対話ができ、非常に高い評価をいただけたことも大きな自信になりました。 

内定の連絡をいただいたときは、第一希望の企業だったこともあり、迷うことなく入社を決めました。一度は夢を追って異業界に挑戦したからこそ、自分が本当に情熱を注げる仕事が何であるかを再認識し、納得のいく意思決定ができたと感じています。

■ 担当キャリアアドバイザーより

N様は、高い向上心と、物事を論理的に伝える優れたコミュニケーション能力をお持ちの方でした。一度外食業界へ挑戦された経験を前向きな成長ステップとして捉え、本当にやりたい「食品の中身を作る仕事」への軸をぶらさずに活動を続けられたことが、今回の結果につながったと感じています。面接対策を通じて、短期間での退職理由をポジティブな意欲へと昇華させ、第一希望の企業から高い評価を得て納得のいく意思決定をされたプロセスは非常に印象的でした。新天地においても、これまでの経験を活かして活躍していただけることを願っています。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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