「現場では評価されても、上層部には見えてない」——納得できない評価制度から動き出した、初転職

約5年間、金融系の開発でフロントエンドエンジニアとして経験を積んできたA様。現場では評価されても、昇進や処遇の見え方にしっくりこない感覚があり、初転職を決意しました。キャリアアドバイザーと市場価値や条件の見方を整理し、システムエンジニアとして次の一歩を選んだ過程をご紹介します。

転職前
年収: 400万円
業種: 総合SIベンダー(ハード・ソフト・運用全て)
職種: フロントエンドエンジニア
転職後
年収: 550万円
業種: SIer(独立系)
職種: web/オープンSE

プロフィール

年齢 20代後半
性別 男性
居住地 埼玉県
直近在籍年数 約5年
経験社数 初転職
職務概要
  • 金融関連システムのWeb/オープン系開発、フロントエンドエンジニアとして従事
  • Java、TypeScriptを用いた開発経験豊富、詳細設計、製造、テスト、運用保守まで幅広く担当
  • 中央銀行システム、地方銀行融資業務支援システム、メガバンクスマホアプリ構築案件等に参画
ニーズ

転職プロセスへの質問

01 前職で転職を考えたきっかけは?

「現場では認められるのに、処遇の見え方がついてこない」

大学卒業後、約5年間、金融系のシステム開発でフロントエンドエンジニアとして働いていました。
JavaやTypeScriptを使った開発に加え、詳細設計から運用保守まで幅広く経験し、マネジメントの機会もあり、手応えはありました。

それでも引っかかっていたのは、評価の見え方です。
近くで見ている人からは認められるのに、昇進や処遇を決める上層部との間にギャップがある——そんな感覚が残っていました。会社として何を大切にしているのかも掴みにくく、「この環境で自分の価値がどう測られるのか」が見えづらかったです。

初転職なので、一人で進めるのは不安で、まずは情報を集めようとエージェントに登録しました。自分の市場価値がどのくらいなのか、どう探せばいいのかは、その時点ではまだはっきりしていませんでした。

02 転職を考え始めた当初、どんなキャリアを期待していましたか?

「業界はITのまま。あとは上流に触れられるかどうか」

当初から、探していたのはIT業界の中でした。職種も開発寄りの延長で見ていて、そのうえで、上流工程に関われるかどうかは意識していました。金融の経験を活かせる求人もあるだろう、という感覚もありました。 

一方で、自分の経験がどのポジションでどう評価されるのかは、一人では判断しづらかったです。 

求人を広く見ても、条件や職種の幅に迷いが出る。エージェントをどう使うかも、まだイメージが持てていなかった。だからこそ、まずは市場価値を測り直すところから始めたい、という気持ちが強かったです。

03 キャリアアドバイザーとのやり取りで、特に良かったことは何でしたか?

「技術の話だけじゃなく、どう伝えるかを一緒に整えてもらえた」

いちばん助かったのは、経験の棚卸しと伝え方を具体的に整えられたことです。技術スキルの列挙だけでなく、改善をどう進め、周囲をどう巻き込んだか——そういう汎用的な強みの出し方を整理してもらえたこと。金融案件の経験も、ITの中でどう活きるかを相談できたのは大きかったです。 

また、公務員試験の勉強をしていた時期の空白についても、どう説明するか悩んでいました。ネガティブ一辺倒にせず、正直に・前向きに伝える観点をもらえたことで、面接での不安はかなり軽くなりました。 

面接対策では、退職理由や志望動機の優先順位、経験を短くまとめる練習なども具体的でした。条件面では、「年収型で見るなら、おおむね10%以上のアップがひとつの成功目安」という話も聞けて、オファーを見たときの判断材料になりました。

04 最終的に入社を決めた理由は何でしたか?

「年収だけじゃない。評価の仕組みと、成長の余地が腹落ちした」

最終的に決めたのは、独立系SIerのシステムエンジニアでした。前職の延長でITエンジニアのままですが、より広いシステム開発や、上流に触れられる可能性を感じられました。大手グループ案件に関われる点も、比較の中では大きかったです。  

年収は400万円台から上がるオファーで、キャリアアドバイザーから聞いていた「10%アップ」の目安にも届いていました。加えて、評価が現場と上長の両面で見える仕組みがありそうだ、という点も前職の悩みと照らすと魅力でした。条件だけで押し切るのではなく、経験がどう活きて、どう伸びていけそうかが具体的にイメージできたのが決め手です。 

他社選考とも比べながら悩みはありました。でも、市場価値と条件の見方を整理できたうえで、「ここでなら納得できる」と感じられた。だから迷いは残りつつも、踏み切れました。

■ 担当キャリアアドバイザーより

A様は、現場での貢献と処遇の見え方にギャップを感じつつも、ITエンジニアとしてのキャリアは継続したいという軸がはっきりしていました。
活動では、金融領域での開発経験の活かし方、面接での伝え方、公務員試験期間の説明、年収の見方などを一緒に整理していきました。

最終的には、条件面だけでなく評価の仕組みや業務の広がりも含めて比較し、システムエンジニアとして意思決定されています。初転職ならではの迷いを、比較材料を増やしながら前進された点が印象的でした。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

記事をシェア:

あなたの“現状”について、まずはお話を聞かせてください。

30秒で登録完了 / 業界最大級の非公開求人 / キャリアアドバイザーが伴走します