「未経験の職種でも、今までの経験が武器になる」システム監査への転身で叶えたフルリモートと年収維持の両立

前職のゲームプログラマーとして活躍していたK様。しかし、会社の方針がフルリモートから全出社へと切り替わることになり、子育てとの両立に大きな危機感を抱くようになります。家族との時間を守るため、これまでの開発経験を活かせる新しい道を模索し、未経験から監査法人のシステム監査へと転身を遂げたプロセスをご紹介します。

転職前
年収: 600万円
業種: SIer(独立系)
職種: ゲームプログラマー
転職後
年収: 670万円
業種: 監査法人
職種: システム監査

プロフィール

年齢 30代後半
性別 女性
居住地 東京都
直近在籍年数 約2年
経験社数 4社
職務概要
  • 前職ではSIer(独立系)やゲーム開発会社にて合計約14年のエンジニア経験を保有
  • 直近の約10年間はゲームプログラマーとしてUnityを用いたクライアントサイドの開発に従事
  • それ以前の約4年間は業務系システムの開発会社にてECサイトや会計系システムの構築を担当
ニーズ

転職活動レポート

活動期間
約5ヶ月
求人応募社数
98社
面接企業数
4社
内定社数
1社

転職プロセスへの質問

01 前職で転職を考えたきっかけは?

「全員出社への切り替えにより、築き上げてきた生活の基盤が揺らぐ危機」

前職ではフルリモートワークを前提として入社し、子育てや家事といった生活の基盤をその働き方に合わせて組み立てていました。朝の送り迎えは夫と分担し、夕方以降の保育園のお迎えや夕食の準備などは私が担当する形で、なんとか時間的なバランスを保っていたんです。しかし、会社の方針が急に変わり、全員が完全に毎日出社することになったんですよね。

オフィスの場所は自宅から片道1時間以上かかる場所にあり、毎日出社するとなると、どう頑張って も夕方6時までには帰宅できません。これでは保育園や小学校に通う子どもたちとの生活が成り立たなくなってしまうと、強い危機感を抱いていました。時短勤務に切り替えることも考えましたが、フレックス制度のコアタイムなどの制約もあり、今の環境のまま働き続けるのは時間的にどうしても無理が生じると判断したんです。家族との時間を最優先に守りながら、自分らしく働き続けられる新しい環境を求めて、転職活動を始める決意を固めました。

02 転職を考え始めた当初、どんなキャリアを期待していましたか?

「ゲーム業界に留まるべきか、それとも未経験の領域へ一歩を踏み出すべきか」

最初は、慣れ親しんだゲーム業界の中でフルリモートが可能な求人を探していました。ゲーム業界に特化したエージェントも利用して探してみたものの、業界全体としてフルリモートの求人自体が急激に減少している現実を突きつけられたんです。業界を絞ったままでは、希望する働き方を実現するのは極めて難しい状況だったんですよね。

そこで、ゲーム業界以外のWeb業界などにも視野を広げてみましたが、直近10年間はゲームプログラマーとしてのキャリアが中心だったため、Web開発の領域では技術的なブランクが懸念され、選考で苦戦することが予想されていました。一時はエンジニア以外の事務職なども検討したものの、ライバルが多い中で自分の強みを活かすのは難しいと感じていたんです。そんな時にキャリアアドバイザーから提案されたのが、これまでの開発経験をそのまま活かせる「システム監査」という未経験の職種でした。最初は監査の知識が全くなく戸惑いましたが、エンジニアとしてのバックグラウンドこそが強力な武器になると知り、新しいキャリアへの期待が膨らんでいったんです。

03 キャリアアドバイザーとのやり取りで、特に良かったことは何でしたか?

「選考中の長い待ち時間を支えた、的確な情報提供と誠実な対話」

キャリアアドバイザーは、私が目指すべき方向性を一緒に整理してくれただけでなく、非常に有益な内部情報をたくさん提供してくださったんです。応募した大手監査法人の社風や、入社後にどのように昇給していくのかといった具体的なキャリアパス、実際の働き方の実態などを詳しく教えてもらえたことで、安心して選考に進むことができました。

また、今回の選考では、私の過去の副業に関する事務的な確認手続きなどが発生し、最終的な結果が出るまでに非常に長い待ち時間が生じていたんですよね。夏までには次の職場を決めなければならないという焦りもあり、当時は本当にメンタルが削られるような不安な日々を送っていたんです。そんな状況の中でも、キャリアアドバイザーは企業の人事担当者と密に連絡を取り合って状況を細かく共有してくれていました。状況が変わらない時でも、現在の事務手続きの進行状況を誠実に伝えて対話を重ねてくれたおかげで、焦って他の不本意な求人に飛びつくことなく、最後まで耐えて待ち続けることができたんです。

04 最終的に入社を決めた理由は何でしたか?

「フルリモートという理想の環境と、これまでの経験を高く評価してくれた納得の提示」

最終的に入社を決めたのは、大手監査法人からシステム監査としての内定をいただいたからです。このポジションは、まさに私が求めていたフルリモートワークが可能な環境であり、子育てとの両立を最優先に考えたい私にとって、これ以上ない最適な職場だったんですよね。

さらに嬉しかったのは、未経験の職種への挑戦であるにもかかわらず、前職と同等である600万円の年収を提示していただいたことです。当初は未経験だから年収が下がることも覚悟していたのですが、キャリアアドバイザーが企業側と丁寧に交渉を重ねてくださったおかげで、非常に納得のいく条件でのオファーとなりました。面接の段階から、企業側が元SEや元エンジニアの経験を持つ人材を求めていると明確に伝えてくださり、私のこれまでの開発経験やシステムへの理解を高く評価してくれていることが伝わってきたのも大きな決め手です。自分のキャリアを否定することなく、新しい専門性を身につけながら、家族との生活を大切にできる最高のスタートラインに立てたと確信しています。

■ 担当キャリアアドバイザーより

K様は、これまでの約14年にわたるエンジニアとしての確かなご経験を、未経験の「システム監査」という領域で見事に価値に変えられました。ご家庭の状況からフルリモートワークの維持が必須という明確な軸をお持ちだったため、ゲーム業界に固執せず、ご自身のシステム開発スキルが最も高く評価される監査法人への挑戦をご提案しました。

選考中の事務的な手続きによる長期の待ち時間にも、K様が変わらず信頼して待ってくださったことが、今回の素晴らしい結果に繋がったと考えています。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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