現在公開中の求人情報を探す
職種から探す- 営業・販売・カスタマーサービス/
- 企画・マーケティング・経営/
- 事務・管理/
- 物流・購買・貿易・店舗開発/
- コンサルタント/
- 金融専門職/
- 不動産専門職/
- クリエイティブ/
- SE・ITエンジニア/
- エンジニア(設計・生産技術・品質管理)/
- 建築・土木・設備/
- 医療・医薬・化粧品/
- その他(講師・調理師・介護など)/
転職のリクルートエージェント > 転職成功ガイド > 転職マーケットトピックス > 電気・機械系技術職(2011年1月号)
転職マーケットトピックス 電気・機械系技術職(2011年1月号)編2011年1月6日更新
●機械エンジニアの求人件数が右肩上がりで推移
機械・自動車関連エンジニアの求人は2010年3月から増え続け、11月には前年比の約1.4倍にまで数を伸ばしました。自動車業界、特に自動車部品サプライヤーの求人も復活しました。
ただし、内定数は8月をピークに減少。円高や日中関係の悪化など、先行き不安感が強まる中、企業の採用も慎重になっていきました。
●電気エンジニアの書類選考通過率がアップ。顧客対応職種の採用が活発に
電気系エンジニアの求人は、部品メーカーや装置メーカーで活発化しました。設計・開発系の求人環境は低迷が続きましたが、サービスエンジニアや技術営業など顧客接点を持つエンジニアの採用が活発になりました。
書類選考の通過率も、前年の9~10%から15%程度まで回復しました。
海外展開の広がりに伴い、英語力、中国語力を求める求人が増えたのも特徴です。
●半導体業界では、FAEを中心に採用を再開
半導体業界では、外資系企業から求人が復活。FAEを中心に求人件数が伸びました。大手電機メーカーからも求人が出てきました。
●首都圏の組み込みエンジニア求人が一時的に復活
8月頃から、首都圏を中心に組込エンジニアの採用が復活。携帯電話、家電、プリンター複合機など、さまざまな分野の求人が出てきました。しかし、人気が高く、多くの応募者が押し寄せ、9~10月には採用が充足。下期は再び影をひそめました。
●新興国での生産が拡大。語学力を求める求人が増加へ
いうまでもなく、新興国市場の開拓、現地生産化が着々と進んでいます。
トヨタ自動車では、アジアや中東の需要拡大を見越し、タイとアルゼンチンで「IMV」シリーズの工場を拡充。三菱自動車でも、タイでエコカー生産工場の建設を進めており、2012年の稼働を目指しています。パナソニックも新興国での白物家電販売にあたり、ブラジルとインドに生産工場を建設中。
こうした自動車・電機メーカーの新興国シフトに、産業機械分野も足並みをそろえています。
電気・機械・自動車とも、英語や中国語などの語学力を備えたエンジニアのニーズがいっそう高まるでしょう。新興国への工場移転や新設に伴い、海外への出張・常駐が可能で、複数の言語を使える「トライリンガル」の方に注目が集まりそうです。
●FAE、サービスエンジニア、技術営業の経験が求められるように
外資系自動車部品メーカー、半導体装置メーカー、医療機器メーカーなどでは、2011年も引き続き積極採用を行うでしょう。英語力に加え、FAE、サービスエンジニア、技術営業の経験を求めるケースが増えそうです。
機械・自動車関連では、「予算取りの都合上、年度内に採用計画を達成したい」「4月1日に入社してもらい、新卒入社者と一緒に研修を行いたい」などの理由から、1~3月に採用活動をスピードアップする企業もあります。選考が速く進むので、求人が出たらすぐに応募すること、面接対策を早め早めに進めておくことで成功率が高まります。
2月中頃から、多くの企業は新卒採用活動に本格シフトします。新卒採用活動に注力するに伴い、中途採用活動にかけるパワーが下がり、中途採用活動を保留・縮小する企業も増えてきます。そうなる前に、なるべく早いうちに行動することをおすすめします。
12月決算の外資系企業では、新年度の採用計画が固まり、早ければ1月から求人が出てくる可能性があります。外資系企業への転職を希望している方、視野に入れている方は、新規求人の動向に注目してください。
震災以降、新エネルギー、電池、建設機械などの求人が増加。ほか、ダメージが大きかった製造業でも採用が復活しています。自動車業界では積極採用が続いており、完成車メーカーも求人職種の幅を拡大。早めの活動でチャンスをつかんでください。
機械エンジニアの求人件数は、3月までは大きく落ち込むことはないでしょう。しかし、その先の採用動向はまだまだ不透明です。自動車関連、FA、医療機器などの分野では積極採用が続くと見込まれます。
上半期からの流れで活発な採用が続いていますが、新規求人の動きは鈍くなってきました。円高や世界的な景気不安の影響もあり、下半期は…
予想に反し、震災の求人市場への影響は限定的で、求人件数の減少は1割にとどまりました。4月中旬から多くの企業が採用活動を再開しています。ここでは、震災後の採用動向と上半期の転職活動のポイントをご紹介しています。
東北・関東の大震災により、製造業の多くが打撃を受けています。新卒採用の時期がずれたりと、すでに影響は出始めていますが、まだ予測がつきません。ここでは震災前の状況をご紹介しています。
上半期の業種や市況をふまえ、下半期の人材計画が固まる時期。必要な人材をピンポイントで募集するほか、まとまった数の求人が出てくるケースもあります。早く動いた方が選考で有利に。