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転職マーケットトピックス 電気・機械系技術職(2012年4月:震災から約1年)編2012年4月5日更新
北関東~東北エリアでは、震災後、採用を凍結したメーカーが多数ありました。しかし、震災以前からあった求人は、半年以内にほぼ復活。大きなダメージを受けた完成車メーカーでも、今年の2月末頃から、職種の幅を広げた採用に乗り出しています。
また、福島や宮城からの求人も出てきています。
足元の業績や先行きに不安がある企業においても、エンジニアは事業の根幹を担うだけに、採用意欲は衰えていないようです。
原発の停止により電力不足が問題となる中、新エネルギーの開発需要が高まっています。ここ数年影をひそめていた風力発電関連の採用が復活。また、ガスタービン発電にかかわる求人も見られます。
数は多くないものの、太陽光パネルを手がけるベンチャー企業からも、パワーエレクトロニクスの知識を持つ開発エンジニアの求人が出てきています。
「電池」の需要も増加。震災の影響だけでなく、EV(電気自動車)も普及段階に入っていることから、電池メーカー、自動車関連サプライヤー、完成車メーカー、電機メーカーなどが採用を行っています。電気化学系エンジニア、筐体・構造設計にかかわる機械エンジニア、回路設計エンジニア、効率的な供給システムの開発を担うソフトエンジニアなどのニーズがあります。
なお、一時期は「蓄電池」に関する求人も出てきましたが、現在は落ち着いています。
建設機械分野では、海外需要の高まりを背景に、震災前から採用が行われていましたが、復興需要も加わったことで、人材強化が進められています。
震災後2~3カ月の時点では、油圧機器などの部品メーカーが採用を開始。2011年下期以降は、完成品メーカーも設計/生産技術などの採用を行っています。リース会社からは、一部、整備の求人も出てきました。
建設機械の経験がなくても、自動車や農業機械、その他大型の動力装置など、共通性がある製品を手がけてきた方であれば、転職のチャンスがあります。
中小企業では4月から、大手企業ではGW明けから、今年度の人員計画にもとづく採用が動き出します。これまでになかった求人が出てくる可能性がありますので、しっかりアンテナを張っておいてください。
当然ながら、人気のある求人ほど早く応募が集まり、わずか1~2週間で募集窓口が閉じられることもあります。また、長期間にわたる複数名~大量採用であっても、採用枠が埋まるにつれて選考ハードルが高くなっていく可能性がありますので、求人が出たらなるべく早く決断し、応募行動に移ることをおすすめします。
GW明けは、転職活動を開始する人が増えます。「ライバル」よりも有利に立つためにも、4月中に応募書類の準備や選考対策を進めておきましょう。
今年のGWは例年より長く、9連休を取る企業も多いと思われます。
GW明け、人事担当者はGW中に届いた大量の応募書類に目を通すことになりますので、結果が出るのが遅くなるかもしれません。書類の提出がGW前か後かで、その後の進捗に大きな差が出る可能性がありますので、一足先に応募しておくのが得策です。
4月は、中小企業を中心に、欠員補充目的の求人が比較的増える傾向にあります。
採用枠は1名程度ながら、さまざまな業種から求人が出てくるのが特徴で、通年採用を行っていない企業や職種の求人に出会えるチャンスがあります。
「早いタイミングで入社できること」が重視されるケースもありますので、すぐにでも動けるように準備しておきたいものです。
キャリアアドバイザーより
多くの企業が震災のダメージから回復してきています。また、輸出中心のメーカーを悩ませていた円高やユーロ不安といったマイナス要素が和らぎつつあり、明るい兆しも見えてきました。
まだまだ先行き不安な要素は残っていますが、今後、新たな採用が始まる可能性もありますので、情報収集を続けてください。
自動車関連の積極採用は今年度も続く見込みで、完成車メーカーも採用予定数を増やしています。異分野での経験を自動車業界で生かすチャンスもありますので、今後のキャリアの可能性を広げるためにも、私たちキャリアアドバイザーの情報を活用してください。
※この記事は、2012年4月5日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。
機械エンジニアの求人件数は、3月までは大きく落ち込むことはないでしょう。しかし、その先の採用動向はまだまだ不透明です。自動車関連、FA、医療機器などの分野では積極採用が続くと見込まれます。
上半期からの流れで活発な採用が続いていますが、新規求人の動きは鈍くなってきました。円高や世界的な景気不安の影響もあり、下半期は…
予想に反し、震災の求人市場への影響は限定的で、求人件数の減少は1割にとどまりました。4月中旬から多くの企業が採用活動を再開しています。ここでは、震災後の採用動向と上半期の転職活動のポイントをご紹介しています。
東北・関東の大震災により、製造業の多くが打撃を受けています。新卒採用の時期がずれたりと、すでに影響は出始めていますが、まだ予測がつきません。ここでは震災前の状況をご紹介しています。
新興国への工場移転や新設に伴い、英語や中国語などの語学力を備えたエンジニアのニーズがいっそう高まるでしょう。電気・半導体分野ではFAE、サービスエンジニア、技術営業の採用が続きそうです。
上半期の業種や市況をふまえ、下半期の人材計画が固まる時期。必要な人材をピンポイントで募集するほか、まとまった数の求人が出てくるケースもあります。早く動いた方が選考で有利に。