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自己PRで「継続力」はどうアピールすればいい?【例文つき】

「自己PR」は、自身の「強み」や「応募企業にどう貢献できるのか」をアピールするもの。履歴書や職務経歴書に記すほか、面接で聞かれることもあり、企業が採用選考において重視するポイントの一つです。

ここでは「継続力」をアピールしようと考えている方のために、「自己PR」を書く際のポイントや例文を交えてご紹介します。

「自己PR」を作成する際の基本ステップ

<STEP1>志望企業で求められている「継続力」のタイプを探る

どんな仕事においても「継続力」は大切ですが、どんな目標に対して、どんな姿勢で取り組むことを求められるのかは、企業によって異なります。

多くの場合、専門性が高く、一人前になるまで時間を要するような仕事においては、向上心を持って「学び」を継続する力が重視されます。一方で、「粘り強さ」「忍耐力」といった意味合いで継続力を求める企業もあります。「うまくいかなくても簡単にあきらめず、チャレンジし続けられる人がほしい」ということです。

応募する求人について、その仕事の特性や社風などを調べ、自分の継続力がどのように活かせるかを考えてください。応募先の企業が重視しているものをつかむに、ホームページや求人情報のほか、社長のインタビュー記事なども探して読んでみるといいでしょう。

また、中途採用への応募であっても、新卒採用ページにも目を通してみてください。学生向けに作られたページなので、仕事の進め方がわかりやすく、具体的に紹介されています。また、どんな社員が活躍しているかを知ることで、その会社が求めている要素がわかります。

<STEP2>自身の経験で「継続力」を発揮したエピソードをピックアップ

自身の経験を振り返り、志望企業が求めているような継続力を発揮した場面を思い出してください。そして、そのときの状況や行動を具体的なエピソードとしてまとめます。

シチュエーションがリアルにイメージできるように書くことで、読み手は「うちの会社でもこんなふうに働いてくれるといいな」と、活躍するイメージを描くことができます。

なお、学生時代に一つのことを継続した経験も、アピール材料として有効です。特にスポーツやサークル活動、学部での研究など、長く続けた経験は高く評価される可能性があります 。

<STEP3>行動力を発揮した結果、得られた効果・評価をまとめる

物事を継続して続けた結果、自身がどのように成長したか、どんな力を身に付けたか、どんな成果につながったかもまとめます。応募書類には成果まで記すことで、プラス評価につながりやすくなります。

職務経歴書の自己PR欄で「継続力」を伝える例文

例)専門性が高い仕事に応募する場合

「学生時代から○○に興味を持ち、勉強を続けてきました。書籍や専門サイトで新しい情報を得るほか、月1回ほどセミナーや勉強会にも参加しています。○○の2級資格を取得し、現在は1級資格の取得に向けて勉強中です。興味を持ったテーマについては突き詰めていきたいタイプで、そのための勉強は苦になりません。貴社の仕事に対しても強い興味を持っておりますので、自主的に学び、早く成長したいと考えております」
(※過去に興味を持った対象は、応募先の分野に近いテーマであれば尚可)

例)「あきらめずに続ける」姿勢を求める企業に応募する場合

「前の会社では営業職を務めていました。先輩から引き継いだある顧客は、過去に不適切な対応があったことから○年間取引が切れていたのですが、週1回は訪問して先方に役立つ情報を届けるようにしました。最初は相手にされなかったのですが、半年間続けたところ提案を受け入れていただけるようになり、取引が再開。以前の年間受注額の2倍となる○○万円まで売上を拡大させました。この経験から、粘り強くコミュニケーションを取り続けることで関係を築けることを学びました」

例)社会人経験が短い人の場合

社会人経験が短く、「継続した」といえる実績がまだない人の場合、学生時代の取り組みをアピールしましょう。

「小学校1年生の頃から12年間、剣道を続けました。小学生の頃は1回戦・2回戦で敗退していたのですが、中学時代には、強い選手の試合の動画を見て研究し、1日2時間の個人練習を続けた結果、県のベスト4に入るようになりました。高校時代は県大会で団体優勝も果たしています。
この経験を通じ、地道な努力を積み重ねることで、必ず成果につながることを学びました。仕事においても、この姿勢を忘れずに取り組んでいきたいと思います」

面接での質問に備えておく

相手企業が、応募書類の自己PR欄を読んで興味を持ったなら、面接でさらにくわしく聞かれる可能性があります。そこでさらに「継続力」を強みとして印象づけるためには、以下のようなポイントを伝えられるように準備しておきましょう。

● どんなことを課題と感じ、どのように改善することを目標としたか
● 一つのことを継続する中で、新たな気付きや発見をしたこと。何を機にレベルアップしたか
● 結果がなかなか出ずに挫折しそうになったとき、それをどのように乗り越えたか

「継続力」のアピールはなぜ有効なのか?

少子高齢化が進み、労働力が減少していく中、採用難に陥る企業が増えています。採用にはパワーがかかる分、入社した人には長く働いてほしいと考える企業は多数。一人前になるのに時間がかかる専門職などであればなおさらです。継続力を伝えれば、「簡単に逃げ出さず、長く働いてくれそうだ」と期待を持たれるでしょう。

また、昨今はテクノロジーの進化のスピードが速く、ビジネスの環境や手法がどんどん変化していきます。それに対応していくためには、新しいことを学び続ける向上心が欠かせません。「継続力」=「学び続ける姿勢」「チャレンジし続ける意欲」を求めているケースも多いのです。

「継続力アピール」が裏目に出ないように工夫しよう

継続力をアピールするときに注意すべきは「ただ続けただけ」で終わらないことです。長く続けた結果、成果につながっている様子が見えなければ、「課題分析や改善をする力がないのだろうか?」と逆にマイナス印象を与えてしまうでしょう。

長く続けたからこそ、どのようにレベルアップしていったかの成長過程を論理的に語れるようにしておくことが大切です。

【参考】基本的な自己PRの考え方、応募書類や面接での伝え方についてはこちら

⇒ 転職における「強み」が見つかる自己分析
⇒ 自己PRを面接や履歴書・職務経歴書で効果的に伝える方法
⇒ 面接や履歴書・職務経歴書で使える自己PRの例文サンプル
⇒ 転職の面接で聞かれる「長所と短所」、どう答えるのが正解?
⇒ 自己PRの書き方と面接での伝え方(職務経歴書や面接で使える例文つき)
⇒ 自己PRで「行動力」はどうアピールすればいい?【例文つき】
⇒ 自己PRで「協調性」はどうアピールすればいい?【例文つき】

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