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臨床開発(CRA・DM・QC・PMS・CRC)の職務経歴書の書き方と見本フォーマットダウンロード

職務経歴書 英語

臨床開発(CRA・DM・QC・PMS・CRC)の職務経歴書の書き方・見本です。よい職務経歴書を作成するためには、人事担当者に対して自分の経歴をわかりやすく書くことや、効果的な自己PRが必要です。どのように書けば分かりやすくなるのか、何を意識すれば効果的な自己PRになるのかを確認しましょう。

見本のWordファイルをダウンロードできますので、参考にしながら自分の経歴を記入し職務経歴書を作成してみましょう。

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職務経歴書テンプレート

職務経歴書の書き方見本

職 務 経 歴 書

                          20xx年xx月xx日現在
氏名 ○○ ○○

■職務要約
抗がん剤を中心に国立や大学病院とのモニタリング業務全般の経験を積んできました。○年からはサブリーダーとして担当領域の工程管理などのマネジメント業務の一部も任されるようになりました。

■職務経歴
□19xx年xx月~現在 ○○○○株式会社

期間

業務内容
19xx年xx月

20xx年xx月

担当領域
・抗がん剤の適応拡大

・第Ⅱ相
・75症例/22施設/5担当
・症例獲得率87%
・モニタリング業務
・症例報告書の作成
・症例報告書回収、治験薬回収
・データスクリーニング
・照会事項への対応
・QC業務
・開発計画作成の補佐業務
・医療機関の選定
・基礎文献の調査
【担当医療機関】○○大学、国立がんセンター
9名/メンバー
 

20xx年xx月

20xx年xx月

 

 

担当領域
・鎮痛消炎剤の適応症拡

・第Ⅱ相
・170症例/15施設/6担当
・症例獲得率95%
・モニタリング業務全般
・CRO企業との協議
・計画書、同意説明書、手順マニュアル
・各病院・研究施設への治験申請
・症例検討会実施のための準備・当日の運営、資料作成、会場関係者との協議
・治験相談書類作成、総括報告書作成
・特殊事例(重篤者)への対応および英文レポート作成
・医療機関各種申請書類の作成
・手順書作成
【担当医療機関】某国立大学(内科・小児科)
9名/サブリーダー
 

20xx年xx月

現在

 

 

担当領域
・抗血液凝固剤

・第Ⅲ相(申請中再試験)
・54症例/11施設/3~7担当
・症例獲得率80%・抗ガン剤の適応症拡大
・第Ⅱ相
・84 症例/9 施設/5 担当
症例獲得率84%
・プロジェクト立ち上げ業務
・CROとの協議
・医療機関への申請書類作成
・DM・統計担当者への報告書作成のマネジメント
・治験実施計画書の作成
・同意説明書の作成
・手順書・フローチャート作成
・製造準備交渉
【担当医療機関】○○医大、△△大学、○○市立病院
10名/リーダー

■活かせる経験・知識・技術
・基礎文献資料から臨床にいたる幅広い知識

・特に抗がん剤の第Ⅱ相の開発経験が豊富
・甲状腺がんの専門医との人的ネットワークあり

■資格
・TOEIC 720点(20xx年xx月)

■自己PR
今までの経験により、症例数確保のためにドクターだけでなく、看護師・コーディネータの協力を確保する綿密な事前準備ができると自負しております。また海外薬品導入による英語の使用で英文レポート作成など経験してきました。今後は適応拡大や海外製品の開発だけではなく、新薬開発の仕事がしたいと考えております。

以上

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各項目の解説

職務要約=あらすじ

職歴を分かりやすく伝えます。自分の仕事にキャッチフレーズをつけたらどうなるか、を意識して100文字程度にまとめてみましょう。

職務経歴=内容

業務内容は「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」が分かるように書きます。具体的には、在職期間/ 会社名/ 規模/ 事務内容/ 自分が行った業務内容を記載します。また、会社の規模や実績などは数字で表すと分かりやすいでしょう。

活かせる経験・知識・技術

実績・成果を上げるための工夫点や業務において意識したことを簡潔に記載します。

資格・スキル

業務と関連する資格を持っている場合は、必ず記載しましょう。

自己PR=アピール

自己PR は文章または箇条書きで記載します。どの企業でも通用するビジネスパーソンとしてのコアスキルを簡潔に記載しましょう。箇条書きの場合3 つほど、文章の場合は5 行以内が目安です。

最後は「以上」で締めくくります。

 

【参考記事】各項目の書き方など、職務経歴書の基本的な作成方法はこちら
職務経歴書の書き方・職種別の書き方見本とフォーマットダウンロード

 

臨床開発(CRA・DM・QC・PMS・CRC)の職種職務経歴書のポイント

臨床開発職の職務経歴書は、どういった領域の経験があるかを、見やすく忠実に書くことが重要になります。「忠実に」というのは、領域、症例数、フェーズ、担当の病院、研究機関を漏らさず書くということです。それとは別に特定の業務を強調して書く必要がないということも意味しています。臨床開発では、企業によってキャリアの見方のポイントが異ります。ある企業では「申請までの一連の流れをやったことがあるどうか」を重視する一方、別の企業では「一つのフェーズを繰り返しやってきたこと」を専門性として評価する場合もあります。「自分はこれしかできない」と悲観せず、棚卸ししたキャリアをそのまま紙面に落とし込んでいきましょう。(但し、旧GCPでのキャリアはあまり参考にされませんので、その点だけは注意してください)

POINT

  • まず基本領域(=試験薬の種類)、フェーズ、症例数、担当の病院・研究機関名をきっちり書くこと
  • 基本項目を押さえた上で、仕事の領域が、見やすくまとまっている職務経歴書を心掛けて
  • 自己PRを書くのは、面接に向けての最高のシミュレーション。自分が話そうと思う内容を、あらかじめまとめてしまうこと

 

提出前に最終チェック

□ 誤字脱字がないか
□ 入学/ 卒業や入社/ 退職などの年月を間違えていないか
□ 見出しやタイトルがあり、読みやすいレイアウトになっているか
□ 日付や氏名など基本的な項目が抜けていないか
□ 文章は誰が読んでも意味が分かるように書けているか
□ 具体的な工夫が入っているか
□ 履歴書など他の応募書類の内容と齟齬がないか

 

リクルートエージェントでは、登録者の皆さんへのサービスとして職務経歴書作成のサポートツール「職務経歴書エディター」を提供しています。項目に答えていくだけで、見やすい職務経歴書に仕上げることができます。もちろん、キャリアアドバイザーからもより強みが伝わるような書類の書き方もアドバイスいたします。
※ただし、ご経験やご希望によってはサービスを提供できない場合がございますのでご了承ください