
データアナリストとして2年働く中で、次のキャリアに進みたい気持ちはある一方、自分の経験がどこまで通用するのかに迷っていたH様。応募を重ねながら市場価値を捉え直し、事業会社のデータサイエンティスト職へ進んだプロセスをご紹介します。
| 転職前 |
|---|
| 年収 500万円 |
| 業種 その他消費財 |
| 職種 データアナリスト |
| 転職後 |
|---|
| 年収 600万円 |
| 業種 銀行・信託銀行・政府系金融機関 |
| 職種 データサイエンティスト |
転職データ
| 年齢 | 20代後半 |
| 性別 | 女性 |
| 居住地 | 東京都 |
| 直近在籍年数 | 約2年 |
| 経験社数 | 2社 |
| ニーズ | #専門性強化 #スキルアップ #年収アップ |
| 職務概要 |
|
活動レポート
| 転職活動期間 | 求人応募社数 | 面接企業数 | 内定社数 |
|---|---|---|---|
| 約3ヶ月 | 22社 | 4社 | 1社 |
転職プロセスへの質問
01 前職で転職を考えたきっかけは?
「分析結果を渡すだけではなく、その先の意思決定まで関わりたくなりました」
前職ではデータアナリストとして働いていて、分析そのものにはやりがいがあったんです。ただ、支援会社という立場上、分析結果をクライアントに渡した先の意思決定や改善までは深く入り込みにくくて、そこに少し物足りなさを感じるようになりました。
加えて、ちょうど2年ほど働く中で、できることは増えてきた一方、この先どこまで成長できるのかを考えるようにもなったんです。もっと課題設定や解き方の幅を広げたい、分析だけで終わらず事業に近いところで価値を出したいと思うようになって、転職を意識しました。
リクルートエージェントに登録したのは、前回の転職でも他エージェントを使っていたことに加えて、今回は求人数の多さを重視したかったからです。まずは選択肢を広く見たい、という気持ちが強かったですね。
02 転職を考え始めた当初、どんなキャリアを期待していましたか?
「やりたいことはあったのに、それが本当に通用するのかは見えていませんでした」
最初から一貫していたのは、支援会社ではなく事業会社に行きたいということと、データアナリストからデータサイエンティストへ少し背伸びしたいということでした。課題に対して使える手段が多い方が、解けることも増えるはずだと思っていたからです。
一方で、未経験に近い形でデータアナリストになってまだ2年。自分の経験が他社でどこまで評価されるのかは正直かなり不安でした。最初はスポーツアナリストのような仕事にも興味があって相談したのですが、求人数の少なさもあって、キャリアアドバイザーからデータサイエンティストという選択肢も提案してもらいました。
そのうえで求人は狭く絞りすぎず、紹介されたものを広く見ながら、少しでも興味があれば応募する進め方を取りました。自分で可能性を決めつけないようにしたのが、結果的にはよかったと思います。
03 キャリアアドバイザーとのやり取りで、特に良かったことは何でしたか?
「否定せずに背中を押してくれたから、途中で折れずに続けられました」
キャリアアドバイザーに対しては、強く方向を決めてもらうというより、自分の考えが大きくずれていないかを見てもらいながら、必要なときに背中を押してほしいと思っていたんです。実際、こちらの希望をまず受け止めたうえで、別の選択肢も自然に示してくれたのがありがたかったですね。
特に印象に残っているのは、書類で落ちることが続いた時期です。最初は「やっぱり難しいのかも」と感じましたが、「一社通ると流れが変わることもあります」と声をかけてもらって、応募を止めずに続けられました。面接後には電話で手応えを一緒に振り返ってもらえましたし、朝や夜の時間でも柔軟に対応してもらえたのも助かりました。
振り返ると、もし一人で進めていたら途中でやめていたかもしれません。ただ求人を紹介してもらうだけではなく、気持ちが折れないよう伴走してもらえたのが大きかったと思います。
04 最終的に入社を決めた理由は何でしたか?
「大手だからではなく、影響の大きさと成長できる環境に納得できました」
最終的に決めたのは金融業界の事業会社でした。最初はそこまで強い志望ではなかったのですが、面接前に調べる中で、扱うデータ量の大きさや社会への影響範囲の広さに惹かれていったんです。面接でも、若手が他部署に提案しながら動いていることや、現場の人の雰囲気を知ることができて、「ここなら分析で終わらずに関われそうだな」と感じました。
他にも成長できそうだと思える会社はありました。ただ、比較する中で、支援会社に近い立ち位置が強そうな会社よりも、事業会社として中に入り込んで意思決定に関われる環境の方が、自分の軸に合っていたんですよね。
結果的に、年収面も上がりましたが、決め手は条件の良さだけではありませんでした。自分がやりたいことと、会社側が期待している役割が重なっていると納得できたことが、一番大きかったです。
■ 担当キャリアアドバイザーより
H様は、ご自身のやりたい方向性をしっかり持ちながらも、その選択が本当に通用するのかに迷いを抱えていらっしゃいました。だからこそ、無理に結論を急がせるのではなく、希望を尊重しながら選択肢を広げ、面接ごとの手応えを一緒に整理していく支援が有効だったと感じます。自分の可能性を早めに狭めず、まずは動いてみることが納得のいく転職につながるはずです。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。