
総合広告代理店で営業とデジタル広告運用を経験してきたS様。評価へのもやもやや今後のキャリアの描きにくさをきっかけに動き出し、複数の選択肢を整理しながら納得感のある初転職を実現した進め方をご紹介します。
| 転職前 |
|---|
| 年収 450万円 |
| 業種 広告代理店 |
| 職種 広告運用 |
| 転職後 |
|---|
| 年収 550万円 |
| 業種 インターネット広告 |
| 職種 広告運用 |
転職データ
| 年齢 | 20代後半 |
| 性別 | 女性 |
| 居住地 | 神奈川県 |
| 直近在籍年数 | 約4年 |
| 経験社数 | 1社 |
| ニーズ | #初転職 #年収アップ #専門性強化 |
| 職務概要 |
|
活動レポート
| 転職活動期間 | 求人応募社数 | 面接企業数 | 内定社数 |
|---|---|---|---|
| 約3ヶ月 | 14社 | 4社 | 3社 |
転職プロセスへの質問
01 前職で転職を考えたきっかけは?
「運用のやりがいはあっても、この先の役割が見えにくかったんです」
前職の仕事そのものに不満が大きかったわけではなく、デジタル広告の運用もやりがいを持って取り組んでいました。ただ、ずっと運用を極めていく形が自分に合っているのかは、以前から少し引っかかっていたんです。戦術面だけでなく、もっと戦略やプランニングまで含めてクライアントに関わりたい気持ちが強くなっていきました。
加えて、年末の評価面談で、思っていたより評価が見合わなかった感覚がありました。上司は仕事自体を見てくださっていたものの、運用側は営業に比べて評価がつきにくいと感じて、今の環境で役割や年収を広げていくには時間がかかりそうだなと。2年目くらいから考えていた転職に、そこで本格的に踏み切りました。
02 転職を考え始めた当初、どんなキャリアを期待していましたか?
「経験を捨てるのではなく、上流で生かせる場所を探したかったです」
転職を考え始めた当初は、今までの経験をまったく変えるというより、営業と運用の両方をやってきたからこそ、もう少し上流でクライアントに向き合える仕事に進みたいと思っていました。総合代理店よりもデジタルに強い会社で、運用の知識を生かしながら、営業やプランニングに戻れる環境が理想だったんです。
一方で、代理店だけでなく事業会社のマーケティング部門にも興味があって、最初から方向性が固まっていたわけではありませんでした。複数のエージェントやアプリを使って広めに見つつ、まずは気になった求人に応募して、その反応や選考を通じて自分の軸を整理していく進め方でした。初転職だったので勇気は要りましたが、動きながら考えるしかないなと思っていました。
03 キャリアアドバイザーとのやり取りで、特に良かったことは何でしたか?
「急かされるより、一度立ち止まって考えられたことが大きかったです」
一番良かったのは、結論を急がせるのではなく、考える時間を一緒につくってくださったことです。私は代理店と事業会社の両方を並行して見ていた時期があったのですが、その時も「まずは進めながら考えてみましょう」と言っていただけたので、迷いがある状態でも前に進めました。
特に印象に残っているのは、最終的に代理店3社が残ったタイミングで、「本当にその方向で大丈夫ですか」と改めて確認してくださったことです。必要なら一度リセットして考え直してもいいと言ってもらえて、すごく誠実だと感じました。前職に残る選択肢も含めて、得られるものと手放すものを分けて整理する助言をいただけたことで、自分の判断に腹落ち感を持てました。
04 最終的に入社を決めた理由は何でしたか?
「何を優先するかを分けて考えたら、自分の答えが見えてきました」
最終的に決めた会社は、これまでのデジタル広告運用の知識を生かしながら、クライアントと向き合う営業寄りのポジションに戻れる点が大きかったです。内定先は、営業、プランナー、営業兼プランナーとそれぞれ役割が違っていたので、どれが自分にとって一番いいのかはかなり迷いました。
その中で、仕事内容だけでなく、働き方やそこで得られる経験まで横並びで見ていくと、自分が納得できる選択肢が少しずつ見えてきました。加えて、入社先は英語を使って仕事ができる環境でもあり、それは当初の主軸ではなかったものの、自分にとっては前向きなチャレンジだと感じました。入社後まだ日が浅く不安はありますが、自分で考え抜いて決めたからこそ、この選択を前向きに受け止められていると思います。
■ 担当キャリアアドバイザーより
S様は、ご自身の気持ちや迷いを丁寧に言葉にしながら、最後は自分で納得して決めたいという軸をお持ちの方でした。
代理店か事業会社か、どの職種がより合うのかを一緒に整理し、得られるものと手放すものを比較できたことが意思決定の後押しになったと感じています。迷いがある時こそ、焦って結論を出さず、考えを言語化して比べる時間を大切にしてみてください。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。