
年収への不安から転職を考え始めたI様。最初は給与の上がりやすさを軸に幅広く求人を見ていましたが、活動を進める中で「自分が長く続けたい仕事は何か」と向き合うようになりました。迷いながらも納得感のある一社を選び切った、初転職の過程をご紹介します。
| 転職前 |
|---|
| 年収 300万円 |
| 業種 紙・パルプ商社 |
| 職種 化学/素材法人営業 |
| 転職後 |
|---|
| 年収 550万円 |
| 業種 電気機器・電子部品メーカー |
| 職種 その他営業 |
転職データ
| 年齢 | 20代半ば |
| 性別 | 男性 |
| 居住地 | 神奈川県 |
| 直近在籍年数 | 約4年 |
| 経験社数 | 1社 |
| ニーズ | #初転職 #年収アップ #職場環境の改善 |
| 職務概要 |
|
活動レポート
| 転職活動期間 | 求人応募社数 | 面接企業数 | 内定社数 |
|---|---|---|---|
| 約4ヶ月 | 46社 | 9社 | 1社 |
転職プロセスへの質問
01 前職で転職を考えたきっかけは?
「年収への不安と、このまま同じ営業を続けていいのかという違和感が重なっていきました」
転職を考え始めた一番大きなきっかけは、やはり給料面でした。友人と話している中で、自分の年収は少し低いのかもしれないと感じる場面が増えてきたんです。毎年少しずつ上がってはいたものの、大きく伸びていくイメージは持てず、旅行や将来への貯蓄といった具体的な目標のために、現在の給与水準では難しいと感じていました。
もう一つ大きかったのは、営業の進め方です。前職では、お客様から言われたことに応える場面が多くて、自分から提案して価値をつくっていく手応えは持ちにくかったんですよね。将来を考えた時に、年収だけでなく、仕事そのものも見直したい気持ちも強くなっていきました。
02 転職を考え始めた当初、どんなキャリアを期待していましたか?
「最初は年収が上がりやすい業界を見ていましたが、それだけでは続かないと思いました」
転職活動を始めた当初は、まず給料を上げたいという気持ちが強かったので、年収を上げやすそうなIT業界を中心に見ていました。給与アップに加え、「体育会系の営業ではなく、頭を使って戦略的に営業できる仕事」という仕事にもつきたいと思ったのも、IT業界を目指した理由です。最初は20社以上まとめて応募して、とにかく動いてみるところから始めました。
ただ、IT業界の中で自身の経験とのギャップに悩むことも少なくありませんでした。入社後のキャリアパスを具体的にイメージすることが難しく、選考を受けていく中でも「本当に自分がやりたい方向なのか」は少しずつ揺らぎました。
そこから、キャリアアドバイザーに、未経験でも挑戦しやすい求人の見極め方や、教育体制が整っている企業を選ぶことの重要性についてアドバイスを受けたことや、 大学時代に学んでいたものづくりやデザインに関わる仕事への思いがやっぱり残っていたことから、少しずつ自身の進むべき方向性を模索し始めました。
結果、給料だけでなく、提案営業であることや、興味の持てる業界であることも軸に入れて求人を見るようになりました。
03 キャリアアドバイザーとのやり取りで、特に良かったことは何でしたか?
「気持ちがぶれている時に、考えを整理しながら前に進ませてくれたのが大きかったです」
キャリアアドバイザーとのやり取りで良かったのは、自分の考えを整理する時間をつくれたことです。選考がうまくいかない時期は落ち込みましたし、IT業界から別の方向へ見直すタイミングは、正直かなりしんどかったです。それでも定期的に状況を聞いてもらえて、求人の紹介も続けてもらえたので、止まらずに進めました。
特に印象に残っているのは、「大学時代の学び」と「今転職したい理由」を、ばらばらではなく一つの流れとしてつなげて考えられたことです。具体的には、面接で聞かれることに対して、ただ答えるだけでなく、自分の強みや経験を、企業が求める人物像とどう結びつけるか、という視点を持つことができたのは、大きな収穫でした。
面接対策も全部を作り直すというより、言い換えや伝え方を整えてもらう形だったので、自分の言葉として話しやすくなりました。
前向きに接してもらえたこと自体も、かなり支えになったと思います
04 最終的に入社を決めた理由は何でしたか?
「年収だけでなく、提案できる営業と興味のある領域が重なった一社でした」
最終的に入社を決めたのは、照明業界の営業職です。年収が上がることはもちろん魅力でしたが、それ以上に大きかったのは、提案営業として働けることでした。前職では受け身になりやすかった分、自分から提案していける仕事に移りたい気持ちが強かったんです。
加えて、照明や空間づくりに関わる仕事は、大学時代に学んだことや、もともと興味のあった分野ともつながっていました。面接では、営業でもCADに触れる場面があると聞いて、自分の大学の経験が全く無駄にならない感触もありました。対面で会社の雰囲気を見られたことも後押しになって、条件だけではなく、納得感のある選択ができたと思っています。
■ 担当キャリアアドバイザーより
A様は、年収アップという分かりやすい目的から動き始めながらも、活動の途中で「自分が本当に続けたい仕事は何か」を丁寧に見直された方でした。
条件整理だけでなく、大学時代の学びと営業経験を一つの軸で言語化できたことが、選考と意思決定の後押しになったと思います。迷いがある時こそ、本音を言葉にして整理してみてください。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。