履歴書がすぐ書ける入学・卒業年度の学歴早見表

転職活動で履歴書の学歴欄に記載する際、「入学・卒業は何年だろう？」と、手が止まってしまう人も少なくないようです。入学・卒業年を瞬時に確認できる早見表があれば、簡単に学歴欄の記載ができるでしょう。履歴書の学歴欄の記載例、書き方のポイントについても、組織人事コンサルティングSeguros、代表コンサルタントの粟野友樹氏が解説します。

履歴書の学歴欄の書き方と記載例

履歴書に学歴を記載する際は、まず「学歴・職歴欄」の一番上の列の中央に「学歴」と記載します。次の行に入学した年・月、学校名、学部・学科名を記載し、「入学」と記載します。
卒業は、入学の次の行に卒業した年・月、学校名、学部・学科名を記載し、「卒業」と記載します。最終学歴の次の行の右端に「以上」と記載して、学歴を締めくくります。

学校名は必ず正式名称で記載し、古い学歴から順に時系列で記載します。
下の見本は、高校入学から大学卒業までの学歴の記載例です。

＜学歴の記入例＞

年	月	学歴・職歴
		学歴
20XX	4	私立〇〇高等学校　入学
20XX	3	私立〇〇高等学校　卒業
20XX	4	〇〇大学□□学部△△学科　入学
20XX	3	〇〇大学□□学部△△学科　卒業
		以上

西暦か和暦のどちらかに統一する

入学・卒業年は、西暦・和暦のどちらで書いてもかまいません。ただし、どちらか一方に統一しましょう。学歴欄内だけでなく、履歴書全体を通して西暦か和暦のいずれかに統一しましょう。

指定がなければ義務教育は省いても問題ない

応募企業からの指定がなければ、義務教育期間の学歴（小学校・中学校）は記載しなくても問題ありません。義務教育から記載しても問題はありませんが、社会人経験者が義務教育を入学から記載すると、学歴・職歴欄に全ての経歴が収まらなくなってしまう可能性があります。そのため、義務教育を記載する場合は、卒業年のみを記載するのが一般的です。高校卒業以上の学歴がある場合は、「高校入学」から「最終学歴」までを記載しましょう。

中退の場合は「中途退学」と記載

学校を中途退学した場合、履歴書にその旨を明記します。記載しないと、中途退学までの期間が空白となるため、その期間中に何をしていたのか、採用担当者に疑念を持たれる可能性があります。中退した年・月を記載し、学校名の後に「中途退学」と記載します。「中退」と省略しないようにしましょう。

入学・卒業年度別・学歴早見表

※早生まれ(1～3月生まれ)の方は、生まれた前年の行をご覧ください。
※短大・専門学校・休学・留年・浪人など、経歴に合わせて調整してください。

平成17年～平成22年（2005年～2010年）生まれ

平成7年～平成16年（1995年～2004年）生まれ

昭和60年〜平成6年（1985年～1994年）生まれ

昭和50年〜昭和59年（1975年～1984年） 生まれ

昭和40年〜昭和49年（1965年～1974年）生まれ