自己分析で見えた「人に寄り添う」という原点。ホテルで培った接遇スキルを胸に挑んだ異業種転職

ホテルの責任者として多忙を極める中、現状への葛藤や将来への不安を抱えていた M様。初めての転職活動で「自分の市場価値がわからない」という孤独な闘いに直面しながらも、キャリアアドバイザーとの対話を通じて自身の強みを再発見していきます。「人に深く貢献したい」という原点に立ち返り、新たな一歩を踏み出した軌跡を紐解きます。

転職前
年収: 550万円
業種: ホテル
職種: 責任者
転職後
年収: 490万円
業種: 人材紹介
職種: キャリアアドバイザー

プロフィール

年齢 30代前半
性別 男性
居住地 神奈川県
直近在籍年数 約6年
経験社数 1社
職務概要
  • 大手不動産会社にて不動産営業を約1年間経験
  • 有名ホテルに出向しフロントやクラブラウンジ業務、主任としてオペレーション管理やスタッフ指導を担当
  • VIPラウンジの運営体制立て直しやハウスキーピングのインチャージとして客室品質管理やスタッフマネジメントに従事
ニーズ

転職活動レポート

活動期間
約1ヶ月
求人応募社数
7社
面接企業数
1社
内定社数
1社

転職プロセスへの質問

01 前職で転職を考えたきっかけは?

「将来のキャリア像と、ワークライフバランスの両立を見つめ直したため

前職はホテル業界で約6年間勤務し、フロントやクラブラウンジの業務、さらにはVIPラウンジの運営体制の立て直しやハウスキーピングの責任者など、現場のオペレーション管理からスタッフマネジメントまで幅広く担当していました。仕事自体には非常にやりがいを感じていましたが、組織体制の変化に伴い、本来の担当範囲を超えた業務負担が増加するなど、業務環境に変化が生じるようになりました。 

また、評価制度や自身の長期的なキャリア形成に疑問を感じる場面も増え、今後の方向性を改めて考えるきっかけとなりました。さらに、結婚を控え家族との時間を大切にできる環境へ整えたいという思いも強まり、より見通しを持って長く活躍できる環境を目指して退職を決意いたしました。

02 転職を考え始めた当初、どんなキャリアを期待していましたか?

「初めての転職に付きまとう、自分の市場価値が全く見えない孤独なスタート」

初めての転職活動だったため、スタート当初は不安しかありませんでした。30代に突入するタイミングで未経験の業界に飛び込むことになりますし、自分のキャリアが他社でどう評価されるのかという市場価値が一切わかりませんでした。 

当初は、これまでのホテル業界での接遇スキルを活かして人に貢献できる仕事を、となんとなくイメージはしていました。しかし、具体的にどのような職種や企業が自分に合うのかはイメージできていませんでした。そんな時、キャリアアドバイザーとの初回面談で、想定される年収レンジや、私の経験が転職市場でどう強みとして評価されるのかを丁寧にフィードバックしていただきました。客観的なデータを提示してもらえたことで、暗闇の中に一筋の光が見えたような安心感を覚えたのを記憶しています。

03 キャリアアドバイザーとのやり取りで、特に良かったことは何でしたか?

「『チーム全体で後押ししてくれる』その安心感が、孤独な闘いを支える力に

キャリアアドバイザーのサポートで最も印象に残っているのは、孤独になりがちな転職活動を伴走してくれたことです。特に、一次面接の対策を進める中で、チーム全体で私の選考対策に時間をかけて向き合ってくださった時は本当に心強く、深く感動したのを覚えています。何としても期待に応えたいと強く願うようになりました。 

また、面接直前にお忙しい中で連絡をくださり、大丈夫だと励ましていただいたことも、当時の私にとって大きな支えになっていました。面接対策では、自分のルーツを洗い出し、価値観の筋が通るように自己分析を繰り返していきました。学生時代に演劇活動に打ち込み、台本を読み込んで役柄の人生やバックグラウンドを深く想像していた経験が、現在の、人にフォーカスして向き合うという価値観の根底にあることにも気づけました。この深い自己分析があったからこそ、面接本番でも一貫性のある受け答えができたのだと感じています。

04 最終的に入社を決めた理由は何でしたか?

「『人に深く寄り添う』という自身の原点と、仕事の本質が重なり合った瞬間」

最終的に入社を決めた理由は、新天地となる人材紹介会社での仕事内容が、私のこれまでの経験や人に貢献したいという価値観と合致したからです。実は、紹介されるまでキャリアアドバイザーという仕事自体を詳しく知りませんでした。しかし、動画やホームページで調べるうちに、限られた時間で高品質なサービスを提供するホテルの仕事と、人生の岐路に伴走するこの仕事には、多くの共通点があると気づきました。

最終面接で面接官の部長職の方とお話しした際、ただ求人を紹介するのではなく、求職者の適性や本当にやりたいことをヒアリングし、真摯に向き合うことが本質であるというお話を伺い、私が大切にしてきた姿勢と同じだと確信できました。前職に比べて年収は下がりますが、お金へのこだわりは強くはありませんでした。それよりも、休日を増やして安定して働くこと、大企業の安心感の中で尊敬できる上長のもとで成長し、一人の人生に深く寄り添えるこの仕事に挑戦できることへの期待が大きいです。

■ 担当キャリアアドバイザーより

M様は、ホテル業界で培われた圧倒的な接遇スキルと、周囲を巻き込んで物事を進める力をお持ちの素晴らしいお人柄の方でした。当初はご自身の市場価値に対する不安を抱えていらっしゃいましたが、ご自身のルーツである演劇活動を紐解くことで、人に深く向き合うという確固たる軸を再発見できたのだと思います。模擬面接などにも本当に熱心に取り組まれ、その素直さと情熱が面接官に真っ直ぐに伝わったことが、ご内定に繋がったと考えています。また、しっかりご自身に向き合ったからこそ、納得のいく意思決定に繋がったと考えています。新天地でのご活躍を心より確信しています。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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