
前職で一定の成果を出しながらも、この先の成長を考えたときに別の環境にも目を向け始めたM様。初めての転職で不安を抱えながらも、自分では気づいていなかった強みや企業からの評価ポイントを知り、納得の一社を選んだ過程をご紹介します。
| 転職前 |
|---|
| 年収 580万円 |
| 業種 マスコミ・出版・広告代理店 |
| 職種 その他営業 |
| 転職後 |
|---|
| 年収 610万円 |
| 業種 インターネット広告 |
| 職種 その他営業 |
転職データ
| 年齢 | 20代半ば |
| 性別 | 女性 |
| 居住地 | 東京都 |
| 直近在籍年数 | 約4年 |
| 転職経験 | 初転職 |
| ニーズ | #将来につながる仕事 #スキルが身につく環境 #年収アップ |
| 悩み | #自分の強みが分からない #初転職の進め方 #面接への不安 |
| 前職職務要約 |
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活動レポート
| 転職活動期間 | 求人応募社数 | 面接企業数 | 内定社数 |
|---|---|---|---|
| 約2ヶ月 | 19社 | 7社 | 2社 |
転職プロセスへの質問
01 前職で転職を考えたきっかけは?
「今の仕事が嫌だったというより、この先に伸ばしたい力が見えてきました」
前職に強い不満があったわけではありませんでした。
むしろ入社してから早い段階で裁量を持たせてもらえて、4年ほど続ける中で、自分なりにやり切った感覚はあったんです。社内で目標にしていた評価も取れて、「ここまではできるようになった」と思えたタイミングでもありました。
その一方で、感覚やこれまでの実績をもとに提案するだけではなく、もう少し戦略や分析の視点を持って仕事がしたいと思うようになっていったんですよね。この会社でマネジメントに進む道も見えてはいたのですが、今このタイミングで別の領域に挑戦した方が、自分のキャリアの幅が広がる気がしました。
初めての転職だったので、何から始めればいいのか分からず、最初は複数のサービスに登録して動き始めました。ただ、情報量が多くて自分一人ではさばき切れず、途中からは一つのエージェントに絞って進める形になりました。
02 転職を考え始めた当初、どんなキャリアを期待していましたか?
「自分で思っていたより、見てもらえる強みは広かったんです」
転職を考え始めた当初に一番重視していたのは、数年後や10年後に振り返ったとき、自分にスキルや実績が残る仕事かどうかでした。勤務地のような条件面をまったく見ていなかったわけではないですが、それ以上に「この先の自分に何が積み上がるか」を軸にしていたと思います。年収も今より少し上げられたらとは思っていましたが、そこだけで選ぶつもりではありませんでした。
求人は最初から一つに絞らず、SaaS系の営業やWeb業界なども含めて広く見ていました。
前職でIT企業の顧客を担当した経験もあって、営業として横に広げていく選択肢もあるかなと考えていたんです。
ただ、求人票や企業サイトを見たり、キャリアアドバイザーと話したりするうちに、自分が本当に近づきたいのは、営業そのものを続けることよりも、マーケティングをより深く理解しながら提案できる仕事だと整理されていきました。
実際に動く前は、自分の経験が通用するとしても同じ業界の近い職種までだろうと思っていたんです。でも、話を聞いたり応募したりする中で、企業は私が思っていたより広い視点で経験を見ているんだなと分かってきました。最初から自分で可能性を狭めすぎなくていいんだ、まずは応募してみることに意味があるんだと感じるようになりました。
03 キャリアアドバイザーとのやり取りで、特に良かったことは何でしたか?
「求人を送る前のすり合わせが丁寧で、迷いがそのままになりませんでした」
一番良かったのは、希望を聞いたら一気に求人が届く、という進め方ではなかったことです。「こういう方向性で合っていますか」「この会社はどう見えますか」と、その都度かなり細かくすり合わせをしてもらえたので、自分の考えも整理しやすかったんですよね。こちらの意図をくんだうえで紹介してもらえている感覚がありました。
前職が忙しく、面接日程の調整も簡単ではなかったのですが、夜遅い時間帯まで対応してもらえたのも助かりました。面接で2〜3社続けてうまくいかなかった時期は不安も大きかったんですが、そのタイミングで面談を入れてもらって、企業理解の浅さや一次面接での伝え方を一緒に振り返れたのが大きかったです。
そこからは企業ごとに志望理由や話し方を見直せるようになって、後半は受かり方も変わっていきました。加えて、自分ではただの営業経験だと思っていた部分も、法人営業やクライアントワークの積み重ねとして評価されると教えてもらえて、「そんな見られ方をするんだ」と気づけたのも大きかったです。
初転職で進め方が見えない時に、伴走してもらえた感覚がありましたし、自分では気づいていなかった強みを言葉にしてもらえたことで、応募へのハードルも下がっていきました。
04 最終的に入社を決めた理由は何でしたか?
「受けてみたからこそ、自分が評価されるポイントも見えてきました」
内定は2社からいただいたのですが、最後は「今どんな仕事をするか」だけでなく、「数年後にどんな力が残るか」で決めました。もう一社はデジタル領域の中でもかなり特化した会社だったのに対して、入社を決めた会社は、もう少し広くインターネット広告やマーケティングに関われそうだと感じたんです。自分が思い描いていた将来像には、そちらの方が近かったですね。
決める前は、求人票の内容だけでなく企業サイトも見ながら、実際にどんな仕事になるのかを自分でも確認していました。キャリアアドバイザーにも相談しながら比較できたので、「何となく良さそう」で終わらずに済んだと思います。
自分では未経験に近いと思っていた部分でも、前職の法人営業やクライアントワークの経験が評価されて、「この経験なら通用する」と捉え直せたことも後押しになりました。応募する前は分からなかった評価ポイントが、実際に選考を受けることで見えてきた感覚もありましたね。
自分一人で考えていると、「たぶん無理だろうな」と先に線を引いてしまいがちだったと思います。でも、実際には企業側が別の角度から経験を見てくれることもありましたし、キャリアアドバイザーがその強みを先に見つけて整理してくれたからこそ、一歩踏み出せた面も大きかったです。結果として年収も上がりましたが、いちばん大きかったのは納得感でした。
■ 担当CAより
M様は、前職でしっかり成果を出されていた一方で、その経験を少し控えめに評価されている印象がありました。だからこそ、何が他業界でも活かせる強みなのかを一緒に整理し、企業ごとの伝え方を細かく調整したことが、納得の意思決定につながったと思います。
転職では、自分では気づいていない評価ポイントが見つかることも少なくありません。最初から可能性を狭めすぎず、まずは相談してみる、応募してみることで見える景色もあります。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。