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転職マーケットトピックス メディカル・化学・食品系技術職(2012年4月:震災から約1年)編転職マーケットトピックス メディカル・化学・食品系技術職(2012年4月:震災から約1年)編

2012年4月5日更新

震災から約1年、企業に与えた影響や採用の動きは?

震災から約1年、企業に与えた影響や採用の動きは?

メディカル業界の採用市場には、震災の影響は見られず

現在、医薬品・医療機器関連企業の採用に、震災の影響は見られません。
震災直後は、工場が被害を受けた北関東のメーカーで、研究・生産管理・品質管理などの求人がストップしましたが、2011年4月下旬には採用が再開されました。
現在は震災以前と変わらず、採用活動が続いています。
同様に、食品メーカーの採用においても、震災の影響は残っていません。

新エネルギーや電池の開発に携わる化学エンジニアのニーズが発生

原発の停止により電力不足が問題となる中、新エネルギーの開発需要が高まっています。
化学分野では、太陽光発電の推進に伴い、以前からパネル関連の求人がありますが、今後、普及推進策が強化されれば、さらにニーズが拡大する可能性があります。
また、節電意識の高まりを背景に、LED関連の求人も動いています。

「電池」の需要も増加。震災の影響だけでなく、EV(電気自動車)も普及段階に入っていることから、電池メーカー、自動車関連サプライヤー、完成車メーカー、電機メーカーなどが採用を行っており、化学系の開発エンジニアの求人もあります。

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上半期の転職活動のポイント

上半期の転職活動のポイント

MRは、すぐに動けば「6月1日入社」に間に合う可能性あり

MRとしての転職を希望する方は、4月、なるべく早く動けば「6月1日入社」に間に合うかもしれません。現在、「7月1日入社」を前提とした求人も動いていますが、こちらは、ボーナス支給後の転職を狙う人たちが大勢集中すると考えられ、ライバルが多くなります。
一歩先に行動を起こすことで、成功率が高まるでしょう。

年度の採用計画にもとづく求人が出てくる。「スタートダッシュ」が肝心

メディカル業界では通年採用の求人が動いていますが、GW明けにも今年度の人員計画にもとづく採用が動き出すでしょう。一方、食品・化粧品業界では、5月中旬~6月にかけて新たな求人が発生すると思われます。
これまでになかった求人が出てくる可能性がありますので、しっかりアンテナを張っておいてください。

当然ながら、人気のある求人ほど早く応募が集まり、わずか1~2週間で募集窓口が閉じられることもあります。また、長期間にわたる複数名~大量採用であっても、採用枠が埋まるにつれて選考ハードルが高くなっていく可能性がありますので、求人が出たらなるべく早く決断し、応募行動に移ることをおすすめします。
「ライバル」より有利に立つためにも、4月中に応募書類の準備や選考対策を進めておきましょう。

4月は選考スピードが鈍化。スケジューリングに注意

4月は、企業側が新入社員の受け入れや来年度の新卒採用活動で多忙となり、中途採用活動が停滞する傾向があります。現場の責任者も、年度初めの慌ただしさから面接日程を調整しにくい状況。選考のスピードが遅れがちなので、スケジューリングには注意が必要です。

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キャリアアドバイザーより

書類選考はスムーズに通過するものの、面接をクリアできないケースが多数見られます。不採用になる理由として目立つのが「転職理由が積極性に欠ける」というもの。
「安定したい」「年収アップ」「(漠然とした)キャリアアップ」などを目指す方が多いのですが、企業側は目的意識やビジョンに注目しています。志望する領域をどのような市場に育てていきたいのか、どんな専門性を身に付け、どんな業務に携わりたいのかなどを、明確に伝えられるようにしておきましょう。私たちキャリアアドバイザーが、皆さんが抱いている思いが相手に正しく伝わるよう、「言語化」するお手伝いをいたします。

※この記事は、2012年4月5日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。

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