
- 20代前半
- Before:300万円 ホテルスタッフ
- After:350万円 営業
■ 01 きっかけ:周囲のプレッシャーに押された就活。外資系ホテルの華やかさの裏側で
新卒で入社したのは、外資系ホテルでした。 正直に言えば、親や学校からの「早く内定をもらわなければ」というプレッシャーに負け、妥協して選んだ部分がありました。接客業はアルバイトの経験があったし、英語も活かせそう。面接の雰囲気も良かった。そんな理由で自分を納得させていたのです。
しかし、現実は想像以上に過酷でした。人手不足で現場は常に混乱し、十分な教育を受けられないまま実務に放り出される毎日。ホテル特有の専門知識に苦労しながらも、整備の行き届かない環境で「このままでいいのか」という疑問だけが膨らんでいきました。自分のキャリアをこのまま流してはいけない。そう思い、私は半年という短期間で退職を決意しました。
■ 02 活動記:対面面接での相手の反応が、自信を呼び戻してくれた
退職してからの転職活動は、不安との戦いでした。 「半年未満で辞めた自分に市場価値なんてあるのか」という自責の念。保険の切り替えや書類手続きの忙しさが焦りを助長させ、精神的にも追い詰められていきました。
そんな私を救ったのは、一社での対面面接でした。 それまで苦手だったオンライン面接とは違い、相手の表情や場の空気から、「自分の言葉がしっかり届いている」という確かな手応えを感じることができたのです。一次面接通過の連絡をもらった時、ようやく「やればできるんだ」と自分を肯定できるようになりました。その成功体験が、私の凍りついていた自信を溶かしてくれました。
■ 03 これから:目の前の業務を、私の誇りに。一歩ずつ、仕事に自信を持つための土台作り
新しい物流会社の営業職では、まず「できること」を少しずつ増やしていきたいと考えています。 これまでの経験から学んだのは、背伸びをすることよりも、基礎をしっかり積み上げることの大切さです。目の前の業務に真摯に取り組み、自分の中に「自信」という土台を作ること。それが、いつかやりたい目標に挑むための近道だと信じています。
もし、今の道を続けるべきか迷っている方がいたら、一人で抱え込まずにプロに相談してみてほしい。時間は人それぞれですが、諦めずに続けていれば、必ず自分に合った道が開ける瞬間が訪れます。焦らず、自分の歩幅で。私は今、ようやく自分の足で歩み始めた実感を噛み締めています。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。