
- 30代前半
- Before:250万円 総務事務
- After:300万円 一般事務
■ 01 きっかけ:居心地は悪くない、けれど将来性が不安。「活動だけでもしてみれば」の声に押され
現職は人間関係も決して悪くなく、働きやすい環境ではありました。ただ、ある時期から休職や退職をする人が相次ぎ、「この会社は今後どうなるのだろう」と漠然とした不安を感じるようになったのです。
加えて、なかなか上がらない給与水準への不満もあり、「もっと良いところがあるかもしれない」という思いが頭をよぎるようになりました。最初はすぐに転職するつもりはありませんでしたが、周囲の「活動だけでもしておいた方が良いよ」というアドバイスに背中を押され、エージェントに登録してみることにしました。
■ 02 活動記:障がい特性を隠さず、強みに変える。推薦状が橋渡ししてくれた自分の経験
在職しながらの転職活動は、想像以上に大変でした。書類選考が通れば通るほど、面接の調整や現職との兼ね合いで疲労が溜まります。そんな中、エージェントが日程調整や内定の返答期限を交渉してくれたことは、精神的な大きな支えになりました。
障がい者雇用枠での応募にあたっては、精神障がい者手帳の等級や、月に一度の通院配慮が必要なことなどをあらかじめ企業側に伝えてもらいました。包み隠さず情報を共有できていたからこそ、安心して選考に臨めたのだと思います。
また、これまでのリーダー経験の中で「特性に配慮が必要な方々とどう向き合ってきたか」を推薦状にまとめていただけたのも大きかったです。面接でその点について深く質問をいただけたことで、自分の言葉でしっかりと経験をアピールすることができました。
■ 03 これから:年収320万円への挑戦。大手のフィールドで描く、自立へのロードマップ
今回の転職で、大手企業の特例子会社への入社が決まりました。年収は250万円から300万円に上がり、何より「将来に向けて一歩進めた」という実感が、今の私を支えています。
これからは、これまでのリーダー経験を活かして、さらに上のキャリアを目指していきたいと考えています。そして、いつかはしっかりと自立し、自分ひとりの力で生活基盤を築けるようになりたい——。
そんな未来の自分を思い描きながら、今は新しい環境で一つひとつ、着実に経験を積み上げていくつもりです。不安だった日々を越えて、ようやく「自分の人生」を歩み始めた気がしています。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。