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履歴書の住所欄の正しい書き方とは?数字や建物名、引っ越す場合など解説

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履歴書の住所欄に記載する住所は、どのように書くのが正しいのでしょうか。
「自分の住んでいる都道府県内に応募企業があるから、都道府県は省略してもいい?」「ふりがなはどこまで書いたらいい?」「引っ越す予定があるときはどのように書くべき?」など、迷ってしまう方もいるでしょう。

この記事では、履歴書の住所欄の正しい書き方をわかりやすく解説します。

住所の書き方【パターン別】

まずは引越しで住所が変わる場合など、履歴書へ住所を書く際に迷ってしまうパターン別に解説していきます。

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住所が長い場合

住所が長く欄に書ききれない場合、住所を区切りのよいところで改行して2行にしてもかまいません。例えば、マンション名が長い場合はマンション名の前で改行するとよいでしょう。

履歴書_住所が長い場合

引越しで住所変更がある場合

選考中に転居を予定している場合、履歴書の住所欄には現時点での住所を記載するのが一般的です。

すでに転居先が決まっている場合は「連絡先」に転居先の住所や電話番号を記載し、本人希望記入欄に転居を予定している旨と転居日を記載しておくことをおすすめします。
応募先企業からの郵便物を受け取れなかった、という事態を避けるためです。

履歴書_引っ越しで住所変更がある場合

引越す住所が未定な場合

選考中に転居を予定しているものの転居先がまだ決まっていない場合は、本人希望記入欄や特記事項欄に転居予定があることや、転居する方面、転居する予定日、転居先が未定の旨を記入しておきましょう。
なぜなら、転居によって通勤に無理がないかを採用担当者が確認する可能性があるからです。

もし転居先が決まったら、早めに採用担当者に連絡しましょう。転職エージェントを利用している場合は、担当のキャリアアドバイザーに連絡します。

その際の連絡手段は、メールをおすすめします。電話では聞き間違いなどの可能性があるため、避けたほうが無難です。

履歴書住所_引っ越す住所が未定の場合

住民票と住んでいる場所の住所が異なる場合

住民票と実際に住んでいる住所が異なる場合は「現住所」に住民票の住所を記載し「連絡先」に現在住んでいる住所を記載しましょう。転職活動のために知人宅に仮住まいしているなど、表札と自分の苗字が異なる場合は「連絡先」に記載した住所のあとに「〇〇(表札の苗字)方」を入れます。

履歴書の提出後に住所変更が決まった場合

履歴書の提出後に住所変更が決まった場合も、早めに採用担当者へ連絡しましょう。転職エージェントを利用している場合は、担当のキャリアアドバイザーに連絡します。

応募先企業へ事前に引越す予定を伝えていないため、採用担当者が選考や入社に関する郵便物を以前の住所に送ってしまい、受け取れない可能性があるからです。

この際の連絡手段も聞き間違いを防ぐために、電話でなくメールをおすすめします。

出す前に確認しよう!チェックリスト

□住所は正確で丁寧に書けているか
□数字は算用数字で統一できているか
□都道府県名から正確に住所を書いているか
□マンション、アパート名は略さず正式名称で書いているか
□住所のふりがな欄は適切に書けているか
□メールアドレスやFAX番号に間違いはないか

履歴書の住所の書き方・ポイント

採用担当者は履歴書に記載された住所をもとに、入社後の手続きや書類の郵送を行います。選考や入社手続きの遅延を発生させないためにも、履歴書の住所は正確に書きましょう。具体的な記載ポイントを紹介します。

数字の記載は算用数字がおすすめ

履歴書は横書きが多いため、番地や部屋番号などの数字を記載する場合は、算用数字(1,2,3)で統一するとよいでしょう。

都道府県から正確に書く

住所欄には都道府県名から記載するのが一般的です。「青森県青森市」「秋田県秋田市」などのように都道府県名が「市」と同じ場合であっても、都道府県名から省略せず記載しましょう。

ハイフンの使い方

郵便番号はハイフンを使って記載しますが、番地の記載は「〇丁目〇番地〇号」と漢字で記載するとより丁寧です。住所にハイフンを使う必要がある場合、数字は算用数字を使うことをおすすめします。漢数字の「一(イチ)」と「-(ハイフン)」の読み間違いを防ぐためです。

マンションやアパートは部屋番号まで略さずに書く

集合住宅に居住している場合は「マンション名」「アパート名」「部屋番号」を省略せず正式な名称で記載しましょう。
長い名称でも略さずに書くことをおすすめします。

その際、記入欄が足りなくなることを防ぐために、事前に記入する文字の大きさやバランスを考えておくとよいでしょう。

ふりがなは番地の前まで書く

ふりがなは、左詰めで都道府県と市区町村までを記入します。その際「とうきょうと ちよだく」のように、都道府県と市区町村などの区切りでスペースを空けて記入すると読みやすくなります。

建物名にも漢字が入っている場合は、都道府県名、市区町村よりもスペースを広く空けて建物名のふりがなをふりましょう。

ちなみに、履歴書の住所のふりがな欄が「ふりがな」の場合は平仮名「フリガナ」の場合はカタカナで記入します。

「連絡先」欄には現住所以外の緊急連絡先を書く

履歴書の種類によっては、現住所の欄以外にも連絡先の記入項目があります。

ここには、実家等の連絡先や現住所以外に連絡先がある場合、または現住所以外への連絡を希望する場合に記入します。

特にない場合は「同上」または「現住所に同じ」と記載しましょう。現住所と同じ内容を記入する必要はありません。

「メールアドレス」欄がない場合は「連絡先」欄や「本人希望記入」欄に書く

「メールアドレス」欄がある場合は、普段自分が使っているメールアドレスを記入します。しかし「メールアドレス」欄が無い履歴書もあります。その際でも「連絡先」欄や「本人希望記入」欄に、メールアドレスを記入しておくと親切です。

もし携帯電話のキャリアメールを使用しているならば、迷惑メールフィルタが強化されていたり、長いメールを受け取れなかったりするケースがあるため、事前に受信設定を確認しておきましょう。

履歴書の住所欄の書き方に迷ったら転職エージェントに相談できる

引越す予定があったり、書類の送付先が住民票の住所と異なったりしていると、正しく履歴書に記入できているか不安になるかもしれません。

その時は、履歴書の書き方を転職エージェントに相談するのも手です。転職エージェントは求人の紹介だけでなく、書類の添削や書き方の相談もできます。

履歴書の書き方に迷ったら、転職エージェントに相談してみてください。

記事作成日:2019年01月07日
記事更新日:2022年10月25日
記事更新日:2023年05月31日 リクルートエージェント編集部

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