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「過去ではなく“入社後3ヶ月”を語る」面接の見方が変わり、選択肢が拓けた瞬間

長年培ってきた営業経験を活かしつつも、自身のキャリアの方向性に悩んでいたA様。
自身の市場価値を改めて見つめ直し、無形領域での上流関与を軸に、新たな職種への挑戦を決意されました。キャリアアドバイザーとの二人三脚で、どのように迷いを乗り越え、納得のいく一社を見つけたのか、その道のりをご紹介します。

転職前
年収   500万円 
業種   求人広告
職種   リクルーティングアドバイザー

 

転職後
年収   520万円 
業種   メディア
職種   人事企画/制度設計

転職データ

年齢 30代後半 
性別 男性
居住地 岐阜県
直近在籍年数 約11年
経験社数 2社
ニーズ #評価制度の納得感 #専門性強化 #ステップアップ
職務概要
  • 金融機関および人材領域で、個人・法人双方に対する営業経験を積み、採用支援や課題解決型の提案営業に従事

  • 新商材の立ち上げや紙媒体廃刊に伴う営業手法の転換など、事業環境の変化に応じた営業プロセス設計・改善を推進

  • 4名の営業チームを統括し、KPI可視化やトーク・準備の標準化を通じて、アポ率・受注率の向上を実現したマネジメント経験を持つ

活動レポート

転職活動期間 求人応募社数 面接企業数 内定社数
約7ヶ月 21社 3社 1社

 

転職プロセスへの質問

01 前職で転職を考えたきっかけは?

「このまま営業の入口業務だけを続けていていいのか」

前職では約11年、営業として新規開拓から既存深耕、商材の立ち上げ、チームマネジメントまで幅広く経験してきました。その一方で、経営統合や事業方針の変化が続く中で、扱えるサービスや営業対象が少しずつ限定され、採用課題の入口支援に寄る場面が増えていったんです。現場で工夫の余地はあるものの、採用の上流や仕組みづくりにまで踏み込める機会は限られていて、「このまま経験の幅が狭まっていくのではないか」と感じるようになりました。

加えて、年齢的にも今後のキャリアを考えるタイミングでした。実績は積んできたつもりでも、その経験を次の環境でどう評価してもらえるのかは見えづらく、動くなら今かもしれないという思いもありました。最初は情報収集のつもりで転職活動を始めましたが、求人を見ていくうちに、単に環境を変えるのではなく、「無形商材の提案経験を活かしながら、より上流で課題解決に関われる仕事に移りたい」という方向性がはっきりしていきました。

02 転職を考え始めた当初、どんなキャリアを期待していましたか?

「無形×上流に寄せ、営業のプロセスを“転用できる形”で示したかった」

有形商材よりも、これまで経験してきた無形領域のほうが、自分の強みを発揮できる感覚がありました。だからこそ転職活動でも、単に営業職を探すのではなく、顧客課題を整理し、仮説を立て、改善提案につなげていくような仕事を軸にしたいと考えていました。特に関心があったのは、目の前の提案だけで終わるのではなく、その先の運用や仕組みづくりまで関われるポジションです。 

活動を進める中で強く意識するようになったのは、「実績の数字」だけでなく、「どう考え、どう動き、どう再現してきたか」を伝えられるキャリアにしたいということでした。これまでの経験を職種名のまま見せるのではなく、顧客課題の整理、仮説設定、改善提案、効果検証、標準化といった要素に分解して捉え直したことで、営業以外の職種にもつながるイメージが持てるようになりました。結果として、人事のように組織や採用の仕組みを整える仕事にも、自分の経験が活かせるのではないかと期待するようになりました。

03 キャリアアドバイザーとのやり取りで、特に良かったことは何でしたか?

「この会社で活躍する自分を具体化できた」

転職活動を通じて一番大切だと感じたのは、自分を良く見せることではなく、「この会社で活躍する自分」を、自分自身と採用担当者の双方が具体的にイメージできる状態をつくることでした。そのうえで大きかったのが、キャリアアドバイザーの方と一緒に、自己分析や経験の棚卸しを進めながら、自分がどんな場面で価値を出してきたのか、どんな環境で力を発揮しやすいのかを言語化できたことです。 

そのうえで、企業分析や同業・競合研究を進めながら、応募先ごとに自分の経験や考え方がどう活かせるのかを整理しました。 AIは思考整理や言語化の壁打ちに活用していましたが、キャリアアドバイザーの方には企業理解や選考文脈を踏まえたうえで、「この会社で活躍する自分」が企業に伝わるよう、書類の主軸整理や面接での伝え方まで伴走いただきました。 この使い分けができたことで、行きたい会社で活躍する未来をより具体的に描けたと思います。 

現在は採用や組織づくりに関わる立場として、企業は過去の実績だけではなく、「採用した後に活躍する未来」を見ているのだと改めて感じています。振り返ると、自己分析や企業研究、逆質問、お礼メールなども、それぞれが大事だったというより、企業が入社後の活躍をイメージしやすい状態をつくるための手段だったのだと思います。

04 最終的に入社を決めた理由は何でしたか?

「自分の経験を活かして、仕組みづくりまで踏み込めるイメージが持てた」

入社を決めた一番の理由は、「この会社なら、採用や組織づくりの運用面に深く入り込み、自分の強みを活かせそうだ」と具体的にイメージできたことです。選考の中で、仕組み自体はあるものの、まだ運用を磨く余地が大きいことや、現場で改善提案を歓迎する空気があることを感じました。これまで営業現場でやってきた、課題を整理して改善策を考え、再現できる形にしていく仕事の進め方が、そのまま活かせると感じたんです。

もう一つ大きかったのは、条件面と生活面のバランスです。年収は維持しつつ、通勤は徒歩12分になり、日々の負担が大きく減りました。転職は仕事内容だけでなく、長く働き続けられるかどうかも重要だと考えていたので、その意味でも納得感がありました。面接では、「入社3ヶ月で何ができていればよいか」といった逆質問も交えながら、入社後に期待される役割や、活躍している人の共通点なども確認できたため、「入社したら終わり」ではなく、その先の働く姿まで具体的に描けたことが、最終的な決断につながりました。

■ 担当キャリアアドバイザーより

A様は、営業としての成果だけでなく、その成果に至るまでの考え方や再現性まで言語化できる方でした。支援では、その強みを営業職の枠に閉じず、人事職でも活かせる経験として整理し直すことに注力しました。 

職務経歴書の主軸整理や、面接で成果とプロセスをどう伝えるかを一緒にブラッシュアップしたことで、入社後の活躍イメージまで含めて企業に伝わる状態をつくれたと思います。最終的には、仕事内容・条件面・働き方のバランスが整い、納得感の高いご転職につながりました。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。