
- 40代前半
- Before:450万円 その他
- After:450万円 営業
■ 01 きっかけ:妻の病が教えてくれた現実。仕事だけでは守りきれないものがある
これまで私は、自分の夢を実現するために、休みも家族との時間もすべて仕事に捧げてきました。仕事を頑張ってさえいれば、それが家族を支える最善の方法だと信じて疑わなかったのです。
しかし、妻が病気で入院した際、その信念は崩れました。幼い子どもと残された私は、自分一人では家庭を回すことができず、両親の助けを借りてなんとか乗り切るしかなかった。この経験を通じて、「どれだけ仕事をしていても、それだけでは家族を守れるわけではない」と痛感したのです。
夢を追うキャリアの果てに、強く芽生えた「残りの人生は家族のために使いたい」という願い。年齢的な健康面も意識し、安定して長く働ける環境を求めて、私は初めての転職を決意しました。
■ 02 活動記:不規則な休日、重なる面接。睡眠を削って挑んだ「時間との戦い」
現職は休みが少なく不定期だったため、活動は困難を極めました。せっかく書類が通過しても面談の日程が合わず、辞退を余儀なくされることも。また、40歳という年齢がネックとなっているのか、平均年齢の若い企業では書類選考で落とされる日々が続き、何度も自信を失いかけました。
自己分析や企業研究に充てられる時間は、深夜しかありません。睡眠を削り、体力的にも精神的にも追い詰められましたが、今までの経験や気づきが、折れそうな心を支えてくれました。妥協せず、自分という人間を客観的に見つめ直す作業こそが、未来を切り拓く鍵だと信じていました。
■ 03 これから:謙虚な新人として、再び歩き出す。仕事の成果を家族の笑顔に還元するために
今回が私にとって初めての転職であり、年齢を考えても「最後の挑戦」になると覚悟しています。だからこそ、新しい環境では新人としての謙虚な気持ちを忘れず、ゼロから再スタートを切るつもりです。
今後は営業としてスキルアップし、キャリアを広げるだけでなく、一人の人間としても成長していきたい。そして何より、仕事に励む自分の背中を見せることで、子どもに良い影響を与えられる父親になりたい。
仕事を通じて得るものを、家族との豊かな時間に還元していく。それが、遠回りをしてようやく辿り着いた、私の本当の目標です。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。