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転職の面接はどう進む?面接の流れとよく聞かれる質問項目

転職 面接 流れ

転職が初めての場合、「面接がどのように進むのか分からない」という方も多いようです。そこで、人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント粟野友樹氏に、面接の流れや必ず聞かれる質問項目についてアドバイスを伺いました。

一般的な転職の面接の流れ

一般的な中途採用の面接は、挨拶から始まり、採用担当者から募集内容の説明や志望動機、自己PR、転職理由などを聞かれて、最後に“逆質問”と呼ばれる応募者からの質問で終了します。二次面接以降の流れはこの限りではなく、現場責任者からより踏み込んだ業務経験を、役員などからキャリア観などを聞かれるケースが多いようです。最近はオンラインでの面接を行う企業が増えていますが、オンラインであっても、面接の流れは対面での面接と大きく変わることはないでしょう。

面接当日の流れ

・挨拶
・自己紹介
・採用担当者から募集内容の説明
・採用担当者からの質問(業務経験、志望動機、転職理由、自己PRなど)
・採用担当者からの条件確認(希望年収や入社日など)
・応募者からの質問

【対面・オンライン】シーン別の面接の挨拶の流れ

面接の冒頭の挨拶で、第一印象が決まります。挨拶は小声や早口にならないように気をつけて、最後に礼儀正しく自然な笑顔でお辞儀しましょう。緊張している場合は、入室前に深呼吸しておくと気持ちが少し和らぎます。

応募企業で面接を行う場合

先に面接室に通されて採用担当者の入室を待つケースと、採用担当者がいる面接室に入室するケースがあります。

採用担当者の入室を待つケース

面接室に案内されて「おかけになってお待ちください」と言われたら、お礼を伝えて下座に座りましょう。採用担当者が入室したらすぐに立ち、「初めまして、○○(名前)と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします」と挨拶します。そして、「お座りください」と言われたら「失礼いたします」と言って着席しましょう。

採用担当者がいる面接室に入室するケース

採用担当者に名前を呼ばれる、または「お入りください」と言われた場合は、「失礼いたします」と一声かけて入室します。呼ばれない場合は、ノックをして「失礼いたします」と一声かけて入室しましょう。
入室したら椅子の横まで進み、「初めまして、○○(名前)と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします」と挨拶します。

オンラインで面接を行う場合

オンライン面接は、案内されたオンライン面接ツールのURLにアクセスして採用担当者が承諾すると入室できる仕組みが一般的です。面接開始時刻の2~3分前には、案内されたオンラインのURLをクリックし、待機しておきましょう。採用担当者が承認し入室したら、「初めまして、○○(名前)と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします」と挨拶します。

オンラインだと、通信環境によっては声が途切れたり画面が止まったりする恐れがあります。また、照明を工夫しないと画面が暗くなってしまうことも。事前にオンラインツールを使用して、自身の環境がどのように映るのかを確認しておきましょう。

自己紹介

挨拶の後は、アイスブレイク(緊張を和らげるために初対面の人や会議などで用いられる手法)を兼ねて、自己紹介を求められることが一般的です。端的に経歴や人柄を伝えることができるため、自己紹介をしっかり準備しておくと、面接の冒頭で好印象を与えることも可能です。採用担当者によっては自己紹介から質問事項を掘り下げていくケースもあるため、アピールしたい要素を盛り込んでおくことが重要です。

自己紹介の流れ・例文

自己紹介は、1分程度で話すことができるボリュームでまとめます。また、できるだけ応募する仕事で活かせる職務経験を中心にアピールしましょう。

自己紹介の流れ

・氏名と挨拶(卒業大学・学校名や入社年度なども入れると良い)
・現職または前職について(社名・所属・職種など)
・職務経歴・実績(アピールしたいことを中心に)
・締めの言葉(入社への意気込みなどを語る)

自己紹介の例文

私は△△大学卒業後、XX年に新卒入社した○○社で、法人営業を6年間続けてまいりました。主に従業員500名規模の中堅企業へITサービスの営業を行い、20社の既存顧客のほかに、年間15~20社程度の新規顧客を獲得しておりました。
新規営業に力を入れていた理由は、顧客の課題をITで解決することにやりがいを感じていたからです。これまでのITコンサルティング営業の経験を活かして、御社の法人営業に貢献したいと考えております。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

面接で聞かれることが多い「4つの質問」

面接で必ずと言っていいほど聞かれるのが、「業務経験」「志望動機」「転職理由」「自己PR」です。最低でもこの4つの質問は、事前に回答を準備しておきましょう。

業務経験

これまでの経験・スキルを掘り下げ、募集している仕事にマッチするか確認する質問です。自己紹介で伝えた経歴や、職務経歴書に書かれている業務経験をもとに、具体的にどのような業務を行っていたのか聞かれますが、現場の責任者が面接をする場合は、踏み込んで聞かれることが多いでしょう。なお、異業界・異職種からの転職の場合は、採用担当者が理解できるように、業界用語や専門用語をできるだけ使わずに説明しましょう。

志望動機

志望動機を通じて、採用担当者は「定着性(長く働いてくれそうか)」「活躍可能性(入社後に成果を出してもらえそうか)」「入社意欲(意欲が高いかどうか)」を確認しています。前職の不満や転職理由が、他社ではなく応募企業で解決できること、これまでの経験・スキルを活かすことができること、そして入社への高い意欲があることをアピールしましょう。志望動機を作成する際は、転職理由や自己PRとの一貫性も重要なポイントです。

転職理由

志望動機と同様に、採用担当者は転職理由を通じて、「定着性(同じ理由で辞めてしまわないか)」「活躍可能性(転職理由を実現できそうか)」を確認しています。「転職理由=退職理由」と捉えている方もいるかもしれませんが、転職理由とは「転職で実現したいこと」です。前職を辞めた理由は転職のきっかけに過ぎないため、全体の2割程度に納め、転職で実現したいことを中心に構成するのがポイントです。

自己PR

採用担当者は、自己PRを通じて応募者の強みやこだわりを明らかにし、仕事内容や求める人物像にマッチしているかを確認しています。履歴書や職務経歴書にも自己PRを記載している場合は、記載した内容に沿った自己PRを面接でも伝えましょう。なお、自己PRと志望動機を混同する方もいるかもしれませんが、“過去”の経験から自身の強みを伝えるのが自己PRで、“未来”に実現したいことを伝えるのが志望動機、と理解しておくと分かりやすいでしょう。

応募者からの質問(逆質問)

面接の終わりに、採用担当者から「何か質問はありますか?」と問われるケースが一般的です。応募者からの質問は「逆質問」と呼ばれており、疑問を明らかにするだけでなく、採用担当者に対して意欲や熱意をアピールするチャンスにもなります。ホームページを見ればわかるような質問はできるだけ避け、面接で説明されたことに対する疑問や、業務に関する不明点などを聞くようにしましょう。

なお、逆質問で年収や業務時間など、待遇や条件面ばかりを聞いてしまうと、「それしか求めていない」という印象を与えてしまう可能性があります。もちろん、働くうえで待遇や条件はとても大切な要素ですが、まずは事業や仕事内容に関する質問などを通じて意欲を伝えた上で条件面の話題を振るなど、聞き方には配慮が必要です。なお、年収や配属先に関する質問は、最終面接後に企業内で検討して決めるケースもあるため、募集要項に記載している年収目安程度の回答になる可能性もあります。

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組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント 粟野友樹氏


約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルを行っている。

リクルートエージェントでは、転職でお悩みの方に適切なアドバイスをお送りしています。また、企業の面接対策や職務経歴書の作成サポートや、スムーズな退職のためのサポートを行っています。お悩みの方はぜひ一度相談に来てみてください。