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専門チームをつくり他部署とも連携。 個人ではなく集団の力で、求職者の未来をつくる。

横山 賢太郎

横山 賢太郎
プリンシパルコンサルタント
エージェント事業本部 ハイキャリア統括部
ハイキャリア・グローバルコンサルティング1部

トップタレントに特化した人材紹介サービスを提供している、ハイキャリア・グローバルコンサルティング統括部。その中核を担うシニアコンサルタントたちに「仕事へのこだわり」を語ってもらいました。「人材紹介のプロ」たちがどのような想いをもって、求職者の皆様や企業の採用担当者に向き合っているのか。今後の転職活動を進める際に、1つのヒントになれば幸いです。

【プロフィール】
新卒でメガバンクに入社し法人融資、デリバティブズ商品の営業等に従事。その後2004年にリクルート(旧:リクルートキャリア)に入社し、大企業法人顧客担当として金融、IT、スタートアップ、コンサルティングなどの業界を担当。日本を代表する大手企業の採用戦略の企画/実行、入社後の戦力化などHR課題の支援実績多数。

17年よりハイキャリア転職支援事業に従事しコンサルティング業界チームリーダー。金融機関や製造業、コンサルティングファーム向けにDigital組織の立ち上げ支援、AI、Deep Learning、RPAなどのエマージングテクノロジーを活用したITトランスフォーメーション支援などの実績を創出。

領域を超えたプロフェッショナルでチームをつくり、多くの求職者にメガバンクの投資銀行部門への転職を実現


大学を卒業して就職したのはメガバンクです。法人営業の仕事は、クライアントである経営者に必要とされますし、お金の動きから世の中の動きが見えるので充実していました。しかし、入社後3年が経って仕事に慣れてくるにつれ、「社会に直接インパクトを与えたい」と思うように。そこで、興味を持ったのがベンチャーキャピタルだったのですが、社内ではそのポジションに就けるチャンスが無く、転職を決意しました。当時、ベンチャー企業の社長が何度も口にしていたのが、「お金は集まるが人が集まらない」という言葉でした。お金の面での支援は経験したので、次は人に関わる仕事をしようと思って、リクルート(旧:リクルートキャリア(当時はリクルートエイブリック))の人材紹介部門に転職したのです。

入社3年目のことですが、メガバンクの投資銀行業務の中途採用を手掛けました。当時は、大手銀行が中途採用を行うことは異例で、しかも花形の投資銀行業務担当の募集。この採用活動が成功すれば、業界への波及効果も大きい。人材紹介担当の私だけではなく、求人メディア担当やイベント担当など、各領域のプロフェッショナルが一丸となってこのプロジェクトに臨みました。求職者の皆様に対しては、どういう情報を伝えればこの仕事のやりがいを実感いただけるかを考え抜いて、多くの方にお会いしました。その結果、10名以上の方にご入社いただけたのです。その後、2回目、3回目と中途採用プロジェクトは続き、多くの求職者の方のご紹介につながりました。

個人よりも、集団の力を結集することで、求職者に対して新しいキャリアを提示できる

横山 賢太郎
2017年10月より、トップタレントの人材紹介を専門に扱う、ハイキャリア・グローバル統括部に所属。そこでコンサルティング業界担当チームを自ら立ち上げてリードしています。それ以前は、チームではなく2~3人がバラバラにコンサルティング業界を担当していたのですが限界を感じて、2018年の4月にコンサルティング業界専門チームを立ち上げたのです。1人で提供する価値ではなく、チーム一丸となって知見を共有し合い、求職者の方を深く支援していく。求職者の方にも、企業の採用担当者にも喜んでいただき、いまでは、10人を超えるまでに成長しました。

そこでは、自分自身のこの業界に対する想いを伝え続けています。コンサルタントの方々の仕事は、「世の中を変えるスピードを上げる」仕事だと私は捉えています。クライアント企業に対して、業務改善や新規事業の立ち上げ、働き方改革などのテーマを協働しながら推進する。知見の乏しさや社内事情などで、変わりたいけど変わることができない制約を取り除く。つまり、改革のスピードと確実性を向上させるのが、コンサルタントのミッションなのです。「その仕事に就く人を増やすことは、世の中を変えて日本を強くすることにつながる」という想いをメンバーに伝えていきました。

一人ひとりのメンバーの想いが結集して、シェアがトップクラスに


私の想いが伝わり始めると、メンバーの社内での発言が変わってきました。「●●社が▲▲のポジションで3名を採用する」というものから「◎◎社が△△のプロジェクトをプライムで受注してITアーキテクト、PMO、データベースに強いエンジニアの3名を募集する」というように、より具体的なポジション情報を語れるようになった。それぞれのメンバーが当事者意識を持ち、クライアントサイドに深く入り込み、求職者の方々に本人が思いもよらないポジションを提示できています。

その結果、製造業やIT業界からのコンサルティング業界への転職者を、大幅に増やすことができたのです。1年で多くの大手コンサルティングファームにおけるリクルートのシェアがトップクラスになっただけではなく、クライアント企業が新たなチームを立ち上げる際には、真っ先に相談してくれるようにもなりました。そこでチームの方向性から議論をして、採用要件をゼロから詰めていく。そして、チームが立ち上がった後には、その実績が新聞に掲載されたこともあります。求職者の皆様に新しい機会を提供して、皆様が起点になって世の中が変わっていくのを目の当たりにすると、やはり嬉しいですね。

最近では、他のチームとの連携も加速させています。一例として挙げられるのが、自動車業界担当チームとのコラボレーションです。自動車メーカー在籍者が、自動車業界に特化したコンサルタントへ転身するケースをサポートするために、お互いの業界のことを深く知るための勉強会を開催したり、双方から求職者の皆様をフォローしています。今後は、製薬業界や金融業界チームとの協業も進めることで、業界をまたいだ新たな機会を多くの求職者の方々に提供していきたいですね。

頼れるコンサルタントが、あなたの転職活動に寄り添います。何でもお気軽に相談ください。
※お申込み時にキャリアコンサルタントの指定はできません。予めご了承ください。