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転職マーケットトピックス メディカル・化学・食品系技術職(2010年10月:転職活動10月スタートのメリット)編転職マーケットトピックス メディカル・化学・食品系技術職(2010年10月:転職活動10月スタートのメリット)編

2010年10月21日更新

10月に転職活動を始める5つのメリット

10月に転職活動を始める5つのメリット

下期が始まる10月。実は転職活動を始めるのに10月は都合の良い月なのです。求人環境、スケジュールの観点からメリットをご紹介します。検討の参考にしてみてください。

1:「1月入社」を前提としたMR採用が動く

複数の医薬品メーカーで、すでに「1月入社」を前提としたMR採用が動いています。1月入社者の獲得に向け、これからもメガファーマ、スペシャリティファーマなどから求人が出てくる可能性があります。

2:下期の計画を見すえた「戦略的な求人」

10月は、上半期の業績や市況を踏まえ、下半期に向けての戦略が固まる時期。その戦略に必要な人材を採用する動きが出てきます。企業として注力している部門であることが多く、入社後の期待が高いでしょう。また、まとまった数の募集が行われるケースもあります。

3:組織編成後の「突発的な求人」

下半期がスタートする10月は、多くの企業で人事異動が行われ、組織体制が変わります。
新体制で実際に稼働してみると、「このポジションが足りない」という人材不足が浮き彫りとなり、その人材不足を埋めるための単発求人が出てくることがあります。
つまり、通年採用が行われていない企業や職種の求人が比較的増えるのです。

4:「ボーナス支給後の退職」を狙いやすい

10月に出てくる求人は、1月~2月入社を前提とするものが多数。退職準備・引き継ぎ期間をふまえて逆算すると、11月末~12月末に内定を得て、在籍企業との退職交渉に入るスケジュールとなります。
「冬のボーナスをもらってから転職したい」という方にとっては、10月は転職活動を開始するのに適したタイミングといえるでしょう。

5:年末まで大型連休などがなく、「活動スケジュールを立てやすい」

GWがある春、お盆休みがある夏など、転職活動中に大型連休が入る季節は、選考が遅れたり面接希望日が相手と噛み合わなかったりで、活動スケジュールが乱れがちです。計画が狂い、退職や入社のタイミング調整に苦労することもあります。
その点、10月からスタートすると年末まで大型連休がなく、スケジュール通りに進めやすいといえます。
ただし、年末が近づくにつれ、企業側も応募者も忙しくなり、日時の調整が難しくなるのでご注意ください。

MRの採用が継続。医療機器営業は、応募条件を緩和する企業も

医薬品メーカーによる未経験者採用は落ち着いてきているものの、CSO各社の未経験者採用はまだまだ続いています。MR経験者は、パイプライン増加を背景に募集を強化している外資系メーカーなど、引き続きメガファーマ、スペシャリティファーマなどへの転職チャンスがあります。医療機器営業の求人も堅調で、応募条件をやや緩和する企業も見られます。


今、転職活動をするなら…成功のポイントは?

今、転職活動をするなら…成功のポイントは?

MRは、成功経験をストーリー立てて語れるように

今、MR経験者の転職活動で採否を分けるのは、これまでの成功体験をいかに具体的に、ストーリー立てて語れるかどうかです。
どんな医療機関を担当し、どれだけの売上を上げたかだけでなく、課題認識、戦略策定、行動、成果のプロセスを整理しておきましょう。競合他社と差別化し、ドクターと信頼関係を築くためにどんな工夫をしたのかを伝えられるようにしておいてください。

「面接対策」を、より入念に行う

メディカル業界の採用は比較的活発で、常に多数の企業の求人が出ていますが、面接通過率は決して高いわけではありません。企業は慎重に選考を行っています。
特に、2次~最終面接を行う経営者や役員は、現場担当者とは異なる視点で応募者を見ています。注目しているのは、経験やスキルのレベルというより、「会社の成長を支えていける人物か」「企業風土や理念に共感しているか」など。今の厳しい局面を乗り越えなければならないからこそ、ポテンシャルや意欲を重視しているのです。

つまり、いかに経験を積んでいても、「この会社に入って何をしたいのか」「将来、どんな自分になりたいのか」などを明確に語れなければ、合格は難しい状況です。
面接対策というと、自分が積んできたキャリアを伝えることに集中してしまいがちですが、それと同時に「将来ビジョン」も、伝えられるようにしておきましょう。

詳しい面接対策はこちらから

他の職種におけるマーケットトピックス「転職活動10月スタートのメリット」


キャリアアドバイザーより

医薬品メーカーの求人は突然発生することもありますので、こまめに情報収集を続け、応募のタイミングを逃さないようにしてください。
CSOやCROからメーカーへの転職を目指す場合、志望動機があいまいであったり、漠然とした「メーカーへの憧れ」であったりすると失敗する恐れがあります。「なぜメーカーでなければならないのか」について説得力をもって語れるように、メーカーの業務内容への理解を深め、自身がメーカーでやりたいことを明確にしておきましょう。

※この記事は、2010年10月21日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。

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