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転職のリクルートエージェント > 転職成功ガイド > 転職マーケットトピックス > 2012年 採用動向予測 > 営業職(2012年1月:2012年 採用動向予測)
2012年1月5日更新
●総合商社、金融機関、メーカーなど、大手企業の総合職採用が活発化
震災、原発、円高などマイナス要素が多い1年でしたが、積極採用を行う大手企業が多数見られました。グローバル化が加速、また事業環境の変化が激しくなる中、長期的な視点で人材強化を図るのが主な狙い。7~8月には、大手総合商社が数十名規模の総合職採用を行い、それに続くように複数の商社が採用に乗り出しました。
また、銀行、食品メーカー、消費財メーカー、不動産会社、ハウスメーカー、予備校など、幅広い業種の大手企業が数十名~数百名規模の採用を実施。ほか、人材、広告、ネット、保険などの分野でも積極採用を行う企業が目立ちました。
●医療関連の未経験者採用が継続
医薬品業界では、数年前からMR(医薬情報担当者)の積極採用が続いています。その背景にあるのは、大型医薬品の多くが特許切れとなる「2010年問題」。メーカーでは新薬の拡販体制を整備する一方、メーカーからMR活動を受託するCSOも人材を強化しており、未経験者も対象とした採用が続きました。
また、医療機器分野でも、未経験者対象の採用が活発でした。
一方、人材業界でも、医療業界に特化した企業が積極採用を行いました。
●メーカーや商社の動きは海外の動向次第。「無形商材」の求人は継続
円高に加え、ユーロ不安、タイ洪水といったマイナス要因が重なったことから、2011年終盤より、輸出を中心とする商社やメーカーで採用を控える動きが出てきました。採用意欲が低下した状態で2012年を迎えることになりますが、今後の動きは海外情勢に左右されます。
見通しが立てば、攻めの姿勢に転じる企業も出てくるでしょう。突然採用が再開される可能性もありますので、動向の観察を続けてください。
いずれにしても、中長期的に見れば、海外案件に関する人材ニーズは高まっていきます。英語力を磨いておくことで、キャリアの可能性が広がります。
一方、ネット広告、人材、保険など、無形の商材・サービスの営業求人は、今後もコンスタントに出てくるでしょう。
●MRの採用は縮小に向かう見込み
数年に渡って大型採用が続いてきたMR(医薬情報担当者)ですが、そろそろ潮目が変わりそうです。
2012年4月1日入社者の積極採用が続くのは確実ですが、その先は不透明。人員が充足し、採用が縮小に向かう可能性もあります。興味を持ちながら、これまで応募に踏み切れなかった方も、早めに行動を起こしてください。
「予算取りの都合上、年度内に採用計画を達成したい」「4月1日に入社してもらい、新卒入社者と一緒に研修を行いたい」などの理由から、1~3月に採用活動をスピードアップする企業もあります。選考が速く進むので、求人が出たらすぐに応募すること、面接対策を早め早めに進めておくことで成功率が高まります。
2月半ば頃から、多くの企業は新卒採用活動に本格シフトします。新卒採用活動に注力するに伴い、中途採用活動にかけるパワーが下がり、中途採用活動を保留・縮小する企業も増えてきます。そうなる前に、なるべく早いうちに行動することをおすすめします。
冬のボーナス支給後に退職した人の欠員補充求人が、1月中旬に出てくることがあります。通年採用を行っていない企業・職種・ポジションの求人が見つかる可能性もありますので、見逃さないように継続して情報収集をしてください。
12月決算の外資系企業では、新年度の採用計画が固まり、早ければ1月から求人が出てきます。外資系企業への転職を希望している方、視野に入れている方は、新規求人の動向に注目してください。
キャリアアドバイザーより
メリットが多い「4月1日入社」を目標とすることをおすすめします。目標数字を持っている営業の場合、期の途中で抜けるのは気まずいもの。グループで目標を持っている場合はなおさらです。4月入社を目指すということは、3月の期末に退職することになるため、円満に退社しやすく、気持ちも切り換えやすくなります。未経験の業種に転職する場合、新卒入社者と一緒に導入研修を受けることもできます。4月1日入社を目指すなら、すぐにでも活動を開始してください。
※この記事は、2012年1月5日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。
震災後も営業職求人が減ることはなく、ここ1年は増加の傾向。「特需」を受け、ハウスメーカーや建材メーカーが採用強化しているのが特徴的です。大手企業の総合職も含め、年度の採用計画が動き出す時期。「スタートダッシュ」が肝心です。
全般的に、大手企業や知名度が高い企業からの求人が増えています。金融機関、総合商社、飲料メーカー、食品メーカー、不動産など、多様な業種が総合職を募集…
一部、生産体制の立て直しや節電対応に追われるメーカーでは、現在も営業職の採用が停滞気味ですが、ネット・流通・サービスなどの企業はいち早く採用を再開。年度の採用計画も動き出し、新たな求人も出てきています。
新年度の体制整備のため、「異動」「転勤」が多く発令されるこの時期。リクルートエージェントにも、異動や転勤を理由に、転職相談に訪れる人が増えます。安易な決断はせず、冷静に考えてみましょう。
求人が回復するかどうかは決算次第。業績が安定し、攻めの戦略を取る企業は、積極採用へと動き出す可能性があります。医療業界では、未経験者を対象としたMR、医療機器営業の積極採用が続きそうです。
このところ、大手企業が業界経験不問で営業職・総合職採用に乗り出すケースが増えています。下期の戦略が固まる10月は、そうした動きが新たに出てくる可能性があります。