転職エージェント トップ > 転職成功ガイド > 特別インタビュー 階段を一歩上るとき > グロービス経営大学院学長  堀義人

・階段を一歩上るとき
・グロービス経営大学院学長
・堀義人
・自らの成長を楽しもう。可能性は無限大だ。

  • 株式会社立大学院の認可を受けて経営大学院を開学、学長就任
    株式会社立大学院の認可を受けて経営大学院を開学、学長就任
    初の民間大学院として文部科学省が認可するMBAを独自に授与することが認められた。その後も精力的にリーダーシップをとり続け、日本版ダボス会議G1サミットなどを創立。

    「日本的な良さ」を世界に表現する

    今、世界における日本の存在感が低下していますよね。ビジネスを世界規模で考え、グローバルに活躍する視点を磨くことが求められています。秘訣は「日本的な良さを突き詰めて、それを世界に持っていくこと」ではないでしょうか。まず日本的強みを知り、その上で英語力や異文化コミュニケーション力など、世界に表現する力を持つのです。

    海外との違いを認識できていなければ、日本のことを説明できません。違いがあるのはとても魅力があるということで、逆に模倣ばかりでは海外の人にとって面白くない。たとえば今、日本のネットゲーム界で圧倒的に勝っているベンチャー企業がありますが、それは、日本が他国にはない強みを持っているからです。

    グロービスも日本ナンバーワンの経営大学院とビジネス・スクールを創りましたが、それを世界に出していくとき、HBSなどの真似をしないと決めました。他とは根本的に違う、固有の手法を広めていくグロービスモデルに、英語などその場で必要となる方法論を付け加える。このやり方を英語では「ディファレント・アニマル」と言うのですが、他が赤や金で光っているならば、僕らは他にない真っ白で光ることを狙います。そうすると自分たちらしさが目立つのです。

    強みを持つ固有のものを日本でたくさん作り、世界に出していくことが、これから世界で日本が活躍するために一番重要だと僕は思っています。

    44
  • ワクワク感から使命を探す

    自分が何のために生まれてきて、人生をどのように生きたいのかという「使命」を見つけることは容易ではないかもしれません。だからこそ意識して探し求めることに意味があります。僕の経験からすすめたいのは、「自分がワクワクすることに飛び込もう」ということ。

    学生時代、僕はほとんど大学に出席していませんでした。どうしても楽しいと思えなかったのです。学校に行かない時間で自分の好きなことをしているうち「ワクワク」とか「面白い」といった感情に反応する感覚が鋭くなっていきました。論理優先から感性で人や物事を見る目が磨かれていった時期だったのでしょう。社会人になっても、自分が楽しいことは徹夜しても苦にならないんですが、つまらないことって、1時間でもやるのが嫌なんですよね。だから、つまらないことはやらないほうがいい。おもしろいかつまらないかを見分ける感覚を持てば、自分の目標も見つけやすいと思います。

    そして、「自分のやりたいことはこれだ」と見つかれば、ものすごいエネルギーが内面から無限大に生まれてきますから、どんな苦難にあっても嫌になりません。それに、そうしたことに取り組むと、自分が成長していくことがわかるんです。自分が成長するということは、何においても一番楽しいことですから、それがさらにエネルギーとなっていく。そうした自分にとっての「ワクワク」を探し、成長するプロセスを楽しみながら、頭で考え、行動していく。そうするとエネルギーが周りにも伝播し、目標に近づいていくことができると思います。

「堀義人」の階段と足跡

  • 27歳
    住友商事在籍時、社内留学制度に合格してHBSへの2年間の留学を行う
  • 30歳
    住友商事を退社し、手持ちの80万円と友人からの出資をもとにグロービスを設立する
  • 44歳
    文部科学省が通学型では国内初で認可した株式会社立大学院、グロービス経営大学院大学を開学
  • 46歳
    日本版ダボス会議である「G1サミット」を創設、世界でリーダーシップを発揮する知恵や姿勢を学ぶ場を作る
  • 49歳
    東日本大震災復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げ(翌年一般財団法人KIBOWを組成)理事長を務める
堀義人

堀義人Yoshito Hori

1962年、茨城県生まれ。京都大学工学部卒業後、住友商事を経て米国ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。帰国後退職し、92年株式会社グロービス設立。99年 エイパックス・グロービス・パートナーズ(現:グロービス・キャピタル・パートナーズ)を設立。YEO(Young Entrepreneur's Organization 現EO)の日本初代会長や、世界経済フォーラム(WEF)が選んだ日本代表等を歴任。2006年、グロービス経営大学院を開学し学長に就任。著書に『創造と変革の志士たちへ』(PHP研究所)、『吾人の任務』 (東洋経済新報社)、『人生の座標軸』(講談社)など。故郷茨城県のいばらき大使、水戸大使も務め、私生活では5男の父親でもある。

特別インタビュー 階段を一歩上るとき

  • 和田裕美
    和田裕美
    株式会社ペリエ代表取締役
    2012年7月12日更新
  • 工藤公康
    工藤公康
    野球解説者
    2012年9月27日更新
  • 三浦雄一郎
    三浦雄一郎
    冒険家
    2013年3月21日更新
  • 南場智子
    南場智子
    株式会社ディー・エヌ・エー取締役 ファウンダー
    2013年6月20日更新
  • 糸井重里
    糸井重里
    「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰
    2013年9月19日更新

最新の転職マーケットを熟知したキャリアアドバイザーがあなたの状況に合わせて、転職をサポートします。

転職支援サービスに申し込む【無料】