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・階段を一歩上るとき
・株式会社ペリエ代表取締役 
・和田裕美
・自分を変えたければ、素直に人の話に耳を傾ける

2012年7月12日更新

2度目の転職で外資系教育会社のフルコミッション営業職として、成約率95%で日本トップの営業成績、142ヶ国中2位という偉業を成し遂げた和田さん。過酷な状況を何度も乗り越えてきた和田さんの一歩踏み出す仕事哲学とは。

  • 理想と現実のギャップに苦しんだ社会人1年目
    理想と現実のギャップに苦しんだ社会人1年目
    最初の会社ではアルバイトと変わらない仕事内容で挫折し、2社目でも地味な仕事にショックを受ける。写真は27歳で部下ができ始めて仕事が面白くなり始めたころ。

    「今の自分にできること」を探して開けたキャリア

    私のこれまでの人生は決して順風満帆ではありませんでした。英文学を学んだ大学卒業時、明確な目標もなく、自分に関連のあるものということで、なんとなく英会話学校を経営する企業に就職。新卒を100人ぐらい採用する大手企業で、いきなり京都から東京へ飛ばされてしまいました。しかも、朝は掃除から始まり、判子押し、スクールのビラ撒きと、仕事内容は学生のアルバイトと変わりません。引っ込み思案で先輩とも上手く関われず心も身体も辛くなってしまい、あっけなく辞めてしまいました。その後、婦人服メーカーに転職しましたが、結局そこでも期待したような仕事とは全く違い、暗い倉庫で在庫管理。一日中、洋服にビニールを掛けかえる作業の繰り返しで、夕方にはダンボールを作って梱包作業です。
    「雑用ばっかり…」と思うと情けなくなり、また辞めてしまいたくなりました。けれど、そのときふと思ったのです。「じゃあこの会社で私が他にできることって何だろう?」と。よく考えてみたら、今までうらやましいと思っていたデザイナーやパタンナーの仕事も私にはその知識も技術もなくてできそうにない。営業をしたくても土地勘が全くない都内を車で運転することはできないのです。「ああ、そうか私にはやはり在庫室での仕事しかないんだ」とわかったのです。
    そして、私は嫌だ、嫌だと言うだけで何も努力してなかったんだと気付いたのです。 それからは自分の仕事と業界のことをまずはしっかり知る必要があると思い、会社に届く業界新聞(繊維新聞)のバックナンバーをもらい、スクラップしながら勉強を始めました。 在庫管理しかできないなら、社内で一番在庫のことが分かる存在になろうと決めて、毎日一生懸命仕事に取り組むようにしたんです。
    そこから私は変わりました。約1年後、とうとうショールーム担当に抜擢され、ショップオーナーに直接洋服を売れる立場になり、お客様からも多く評価をもらえるようになったのです。こうして私は頑張ればキャリアがついてくるんだということを実感しました。

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  • 厳しい環境を乗り越えるために必要な「素直さ」

    婦人服メーカーでは2年ほど働きました。仕事は充実してきたけれど、当時の社内制度では女性の仕事はショールーム担当止まり。それより上のキャリアはありません。自分の成長をもっと感じたいと思った私は転職を決意したのです。
    そこで基本に戻りやはり好きな英語を仕事にしようと、英会話教材を販売する外資系教育会社に入社しました。フルコミッション(完全歩合制)営業の厳しさを知らず、がんばったら収入がよくなるのかなと甘い考えでいました。ところが、やっぱり予想以上に辛く厳しい現実が待っていたんです。契約が取れなければお給料は出ません。それどころか交通費やチラシなどの経費は自腹のため、出費だけはある。同期が結果をどんどん出す中で自分だけ取り残され不安で一杯になりました。さらに会う人会う人に毎日のように断られ続けて心が折れそうになりましたが、私はそれでもなんとか踏ん張ったのでした。 なぜそんな厳しい営業の現場で踏ん張ることができたのか? 多くの方に不思議がられるのですが、それは多分、単純で素直だったからです。上司に「きっと明日は契約できるよ」って言われると「そうだ、明日がある」って思えたし、先輩に「僕は3ヶ月契約取れなかったけど、今はマネージャーだよ」って言われれば、「そうか、もう少し頑張ってみよう」って思えたのです。そして、今まで何をしても中途半端だった自分を変えたいと思ったからでもあります。
    1ヶ月間、契約が取れなかったときは本当に辛くてどうしようかと思ったのですが、そのときは結果を出している人の話を聞きに行き、アドバイスを素直に受け入れ、「私ならこんな人から買ってみたい」と思える人物像を目指しました。自分が売っている商品や会社のことを心からいいものだと信じていなければ商品は売れません。「お客様のためになる」と素直な気持ちで伝える言葉が、相手には真実として伝わっていく。そのことに気づいてから営業成績も上がっていきました。


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