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スキルを活かして、施工側から管理側に転身できました

転職を「成功した人」と「失敗した人」は、それぞれどんなきっかけで、どんな方法で転職活動を進めたのでしょうか。
ここでは、転職にまつわる成功・失敗事例を通じて転職活動を上手に進めるコツをご紹介します。

過酷な労働環境を改善したい

転職事例:小川さん(36歳)
設備会社の施工管理 → ビル管理会社の施設管理
年収 : 500万円 → 540万円
・会社の先行きに不安がある
・労働時間を短縮させ、収入をアップさせたい

設備会社で施工管理の仕事をしていたのですが、私を含め、みんなが忙しく働いていました。ただそれは、受注が多いからというわけではなく、社員数を最低限に抑えていたから。経営そのものは厳しかったようで、私の給料も、毎日残業して土日も働いても、残業代込みで500万円ほどでした。

将来への不安を抱き、労働時間と給与が改善できる新しい仕事に就きたいという希望を叶えるため、リクルートエージェントに相談にいきました。建設業界内であれば、業者間の紹介などで仕事先が探せますが、まったく違う業界も視野に入れるとなると、こういうところに助けを求める必要があるだろうと考えたのです。

担当のキャリアアドバイザー(CA)さんは、私の話を聞き、ビル管理会社での設備管理の仕事を提案してくれました。施工側から発注側へという転職です。私の施工管理のキャリアが、発注管理業務にも活かせるという判断でした。その上、この仕事は世の中にビルがある限りは必ず定期的に業務が発生するので安定性があります。給料は550万円前後と、あまり上がらないように見えますが、残業がなく土日も休めるため、数字以上の価値があるのです。

当初は全く違う業界に行くのだろうと思っていた私も、希望がすべて叶うのであれば、と納得してCAさんの提案受け入れることにしました。

 

転職成功のポイント!
異業界でこれまでのキャリアやスキルを活かせることも

同じ業界内で転職する場合、知り合いなどを介することが比較的多いようです。しかし、まったく異なる業界への転身となると、そのような情報がないため、満足いく形での転職は困難なことも。
今回小川さんは比較的近い業界への転職でしたが、培ったキャリアやスキルを活かすこともできる仕事内容であれば、全く違う業界が選択肢に入ることも十分あり得るのです。

電話での面接対策

私は多忙な業務と並行で転職活動をするしかなったので、面接対策も、CAさんに電話とメールでアドバイスをもらうという形で行いました。

特に力を入れたのは、自分をしっかりアピールできるようにすること。CAさんからは、「施工の知識や経験以外に、普段から多くの現場の人たちとコミュニケーションを取りながら業務を遂行していることも強みとしてアピールするべきです」というアドバイスをもらいました。

ビルの施設管理においては、ビルオーナーやテナントの店主ほか、いろいろな人と調整・交渉するシーンが多いため、コミュニケーション能力が問われるというのです。あとは、身だしなみや立ち居振る舞いに気をつけるようにも言われましたね。例えば建設の現場にいると、油などでどうしても手が汚れてしまい、そのままにしておくことが多いのですが、そういう細かいところを意識して改めるように促されました。

慣れないことばかりで、多少ぎこちなさは残りましたが、実際の面接では、CAさんのアドバイスはすべて実行できたように思います。

 

転職成功のポイント!
自分では気づかない強みを発見しましょう

日常の業務で本人は当たり前と思ってやっていることが、企業にとって大きな魅力であったり、欲しいスキルであったりということは往々にしてあります。そのような強みを発見し、効果的にアピールすることが転職成功につながるのです。

今までのキャリアが活きることを実感

おかげさまで、2社目で内定をいただくことができました。そこは会社の規模が大きくて安定している上に、さまざまな設備を管理していて、業務も多様性に富んでいた。転職するならこういうところがいいな、と思っていたので、すごくうれしかったです。

入社した今は、充実した毎日を送っています。以前はまったく視野になかった業界、しかも発注側。そこで、こんなにも今までの経験が活かせるとは思いもしませんでした。

もし、同業界内の知人を頼って転職をしていたら、今までと状況は変わらなかったかもしれませんから、いろんな業界を俯瞰して見られるパートナーに相談してよかったなあ、と思っています。建設業界で転職を考えている仲間にも、教えてあげたいですね。

 

担当キャリアアドバイザーより

建設業界は、設備を発注する側と、設備を受注する(作る)側に大きく分かれます。そして、受注側から発注側に転職するのは、なかなか難しいことと言われています。
例えば、建設請負会社で働いている方がメーカーや不動産会社に転職するというのは、かなりのレアケース。というのも、同じように建物を扱うにしても、業務フローがまったく異なることがスムーズな転身を阻むのです。しかし小川さんの場合は、これまでのキャリアが活かせる異業界に的を絞ったことで、発注側への転職を果たされました。