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松澤萬紀(日本コミュニケーションマナー協会・代表)
ダイヤモンド・オンライン 2013年5月28日掲載

急増する「なんでもメール病」。人間関係をもっと良くする方法とは?

2013年8月12日

実際に会うことで、
「心の距離」が近くなる

私も、企業研修を行うときは、前もってご担当者さまと「実際に会って、話し合う」ように心がけています。
遠方でない場合には、スケジュールが許すかぎり、メールや電話で打ち合わせをすませることはありません。
場合によっては、何度も、何度も、ミーティングの機会を持つようにしています。

なぜなら、人間は「十人十色」といいますが、企業さまもまったく同じだからです。
企業さまによって「企業研修」に対するご希望が違うので、実際にお目にかかってお話をしてみないと、わからないことがたくさんあります。

お互いまったく別の人間ですから、「100%伝わるコミュニケーション」は存在しません。
けれど、100%伝わるコミュニケーションに近づける努力は可能です。そのために必要なのは、ちゃんと「実際に会って、話し合うことしかない」のだと、私は思います。

メールに依存し、なんでもかんでもメールで伝えようとする方がいます。
とくに、自分に不都合なときほど(謝罪など)メールですませる人がいますが、メールでは、「微妙なニュアンス」が伝わりにくく、かえって誤解を生じることがあります。

ミス・コミュニケーションを防ぐには、「実際に会って会話をすること」が大切です

私が尊敬する大学教授は、大学生にアンケートをとって、「メールは、コミュニケーションを円滑にする手段になるか」と尋ねたことがあるそうです。すると、約80%の大学生が「ノー」と答えました。もちろん、私の回答も「ノー」です。

私は研修中に、次のようなワークを取り入れることがあります。
受講者同士でグループをつくって、「グループ内の共通点」を探してもらうのです。制限時間は2分間。
このようなワークをする目的は、「コミュニケーションとは、どういうものか」を知ってもらいたいからです。

お互いの共通点を探して会話をするので、当然、話は弾みます。
2分後に、「相手との距離が近くなったと思う人は、手を挙げてください」と言うと、ほとんどすべての受講者が手を挙げます。
つまり、コミュニケーションとは、「会話によってお互いを理解し合い、相手との心の距離を近づけるもの」だといえるのです。

たとえ5分でも会いに行く。メールでは、心の距離は縮まらない

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執筆者プロフィール

松澤萬紀(日本コミュニケーションマナー協会・代表)

幼少期よりCA(客室乗務員)に憧れ、8回目の試験で念願のCAに合格。ANA(全日空)のCAとして12年間勤務する。トータルフライトタイムは8585.8時間(地球370周分)。在職中に、「社内留学制度」に合格し、西オーストラリアに1年間留学。現地学生とともに「ホスピタリティー」を学ぶ。 ANA退社後は、コミュニケーションマナー講師、CS(顧客満足度)向上コンサルタントとして活動。関西人ならではのユーモラスな講義で、年間登壇回数は200回以上。総受講者数は、2万人以上。リピート率は97%に達し、1年後の研修も決まっている。 「礼法講師」資格、「日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー」資格も持ち、「笑顔と思いやりからはじまるマナー」を、「3つのK(行動・気づき・心)」ですぐに行動化できることを目的とした人財育成を行う。「新入社員研修」「 管理職研修」「接遇研修」などを中心に、幅広い層に対して豊富な研修実績を持つ。とくに「新入社員研修」に関しては定評があり、100%のリピート率をほこる。 また、企業研修のみならず、高校、大学でも講座を行っていて、毎回、大好評を博している。 また、読売テレビ「ミヤネ屋」への出演、毎日新聞にも掲載されるなど、 メディアでも活躍中。 【松澤萬紀ホームページ】 http://www.matsuzawa-maki.com/

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